ツメレンゲの花に来る昆虫たち

晩秋のこの時期、吸蜜できる花が減ってきているためか、ツメレンゲの花には集中的に昆虫たちが集まってきていた。

アカタテハ
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越冬する前にたっぷり蜜を吸うのかな。

ヒメアカタテハ
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秋に目立つチョウだ。

ヤマトシジミ
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吸蜜したり、カタバミで産卵したり。クロツバメシジミとよく見間違える。

チャバネセセリ
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ニホンミツバチ
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トラマルハナバチ(だと思う)
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オオハナアブ
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アブは他にホソヒラタアブも来ていた。

そして、たぶんアシグロツユムシ
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ツメレンゲは、大盛況のレストランだった。





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# by 2008oharu | 2017-11-14 22:33 | Comments(0)

ツメレンゲの花とクロツバメシジミ

準絶滅危惧種のクロツバメシジミは、昨年の10月7日に初めて見た。この日は、成虫の交尾、産卵、卵、幼虫、蛹のほぼ全課程を1度に見ることができて大満足だった。
ただ一つ、ツメレンゲの花が咲いていなかったので、花で吸蜜する場面を撮りたいというみき♂さん・ヘムレンさんにおつき合いさせてもらって、今年は1か月遅れの11月7日にでかけた。

ツメレンゲの花に来たクロツバメシジミ
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結論から言うと、ツメレンゲの花は予想に違わず咲いていたが、クロツバメシジミがはっきり吸蜜しているシーンは撮れなかった。花に来ているクロツバメシジミは、どちらかというとやはり産卵目的であることが多いからだ。

産卵するクロマダラシジミ
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それと、成虫自身があまり新鮮な個体ではなく、擦り切れているものが多かった。

それでも、今回も幼虫や蛹は見つかった。

蛹化するために動く幼虫
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蛹化準備(上と同じ個体)
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前蛹(別個体。体に糸が掛けてある)
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他にも、色が変わってきている蛹がいくつかあり、これからさらに新生成虫が羽化するらしい。

ツメレンゲの花はなかなか可憐だった。

つづく。



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# by 2008oharu | 2017-11-14 22:14 | | Comments(0)

グンバイムシ3種

グンバイムシもカメムシ目だが、その形はかなり特異だ。ただしとても小さいので、なかなかうまく写真に写せない。今年は3種のグンバイムシを見た。

エグリグンバイ
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Aさんが地元三鷹市の公園内で見つけ、教えてくれた初見のグンバイムシ。背中のこぶのような膨らみがなんとも奇妙だ。
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よく見ると、交尾しているペアもいる。
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主にフキにつくグンバイムシのようだ。7月9日のこと。この日はとてもたくさん見られたが、次に行ってみるとほとんどいなくなっていた。幼虫も面白い形をしているらしいので、来年も探してみたい。

プラタナスグンバイ
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プラタナスグンバイは以前にも撮ったことがあるが、カメラがTG-4に代わってからは撮ったことがなかったので、再挑戦。さすがに以前によりはきれいに撮れた。スズカケの樹についていたもの。外来種だ。10月28日地元三鷹市で撮影。

アワダチソウグンバイ
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アワダチソウグンバイもかなり前に撮ったことがある。そのときはセイタカアワダチソウについていたが、今回はヒマワリの葉にいた。あまりにも小さいのでTG-4でもなかなかうまく撮れなかった(腕のせいもあるが)。アワダチソウグンバイも外来種だ。8月3日八王子市で撮影。

グンバイムシは植物に口吻を突き刺して汁を吸うので、植物にとってはありがたくない存在だし、まわりには糞もたくさんちらばり、葉が傷み汚れているように見える。アブラムシと同じような感じだ。そのためアリが盛んにやってくる。アリとは共生しているのもしれない。

他にも面白そうな形のグンバイムシがいるようなので、また注意して観察してみたい。



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# by 2008oharu | 2017-11-03 21:54 | カメムシ | Comments(0)

ツノカメムシたち

カメムシ・シリーズのつづき

地元三鷹市の公園では、ツノカメムシの仲間を7種見つけている。
エサキモンキツノカメムシ・アオモンツノカメムシ・ヒメツノカメムシ・セアカツノカメムシ・ハサミツノカメムシ・ヒメハサミツノカメムシ・オオツノカメムシだ。そのうち今年は今のところ5種見ている。

エサキモンキツノカメムシ
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5月下旬から6月上旬にあちこちで交尾しているペアを見た。ハートのマークが白っぽくて大きめなのがメス、ハートが黄色身を帯びていて小さ目なのがオスだ。

産卵し、卵を守るメス
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エサキモンキツノカメムシはハートのマークとこの卵を守る習性のため、それなりに名の知れたカメムシだ。その上、わりとどこでも見られる普通種(特にミズキの葉裏でよく産卵する)。以前にこのブログでも何度も取り上げてきたが、もう一度おさらい。

卵が孵化して1令になっても守り続ける母虫。
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やがて幼虫は母虫に守られたまま2令に脱皮。
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2令になると幼虫たちは母の元を離れて自立していく。
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ごく普通種のカメムシだが、なかなか感動的なので、何度でも見たくなる。

ヒメツノカメムシ
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ヒメツノカメムシも卵を守る習性があるそうだが、何しろ観察機会が少ない(地元ではあまり多く見られない)ので、残念ながら観察できないでいる。

セアカツノカメムシ
セアカツノカメムシのオス(腹の先に小さな赤い角が生えている)
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セアカツノカメムシのメス
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腹の先に角はない。
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セアカツノカメムシの母虫は卵を守らない。産みっぱなしなので、卵がアリなどに襲われたり、寄生蜂に狙われやすい。

アリに襲われた卵
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しかし、襲われなければ大量の幼虫が孵化する。

擬木柵に集まっている幼虫たち。下は拡大したもの。
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ヒメハサミツノカメムシ
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ヒメハサミツノカメムシのオスは、腹の先に長く突き出した赤い角がある。メスにはない。

交尾

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今年は見ていないが、ハサミツノカメムシは、腹の先の角が平行に出ているのに対し、ヒメハサミツノカメムシの角は内側へ曲がっている。

(参考図)以前に見たハサミツノカメムシのオス
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アオモンツノカメムシ
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これも以前に何度も取り上げたカメムシ。初冬ヤツデなどによくいる。今年はキヅタで見た。

ちなみにもう1種のオオツノカメムシはこちら
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昨年の11月に初めて見た個体。越冬態勢に入ろうとしているようだった。今年は見られるだろうか。







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# by 2008oharu | 2017-11-02 21:15 | カメムシ | Comments(0)

10月の蛾から 他所編 2017

今年も生きているクスサンには出会えなかった(涙)…。
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クスサンが見られるはずのころ、いつものポイントへ行ってみると、千切れた翅、踏みつぶされた個体、それと蜘蛛の巣にひっかかって果てた個体(上の写真)は見つかったが、生きている個体は見つからなかった。少なくとも3個体は生存していたという証拠にはなるが。
ヤママユガの中ではそれほど珍しくはないはずなのに、生きている個体はここ何年も見ていない。

その他でも、10月は特段珍しい蛾には出会えなかった。

ヒロバウスアオエダシャク(だと思う)
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ホソミスジノメイガ(だと思う)
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ナカウスエダシャク
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この時期たくさん見かける

オオキノメイガ
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これは地元でも見ている。

シロツバメエダシャク(ウスキツバメエダシャクかもしれない)
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ヤマトエダシャク(模様が擦れていてわかりにくいが)
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ニジオビベニアツバ
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9月に見た個体より色ははっきりしているが、翅が千切れている。

コヨツメアオシャク
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よく見るアオシャク

11月はウスタビガが見られるといい。





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# by 2008oharu | 2017-11-01 20:25 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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