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公園昆虫記

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1月の蛾から2023 フユシャク

フユシャク編
12月末までに、クロスジフユエダシャク・クロオビフユナミシャク・イチモジフユナミシャク・チャバネフユエダシャクそして、ウスバフユシャクの5種を見た。
ウスバフユシャク・イチモジフユナミシャク・チャバネフユエダシャクは1月にはいってからも見られたが、新たに確認できたのは、クロテンフユシャク・シロオビフユシャク・クロバネフユシャク・ナミスジフユナミシャク・シモフリトゲエダシャクそしてヒロバフユエダシャクだった。(ウスモンフユシャクもいたらしいが、確認できていない)

クロテンフユシャク
1月前半はウスバフユシャクばかりだったが、後半になって、クロテンフユシャクが出始め、両者の比率が半々になる。
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▲1月22日に初確認したクロテンフユシャク
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▲交尾ペア
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▲交尾ペア(1月30日)

ウスバフユシャクもずっとで続けていて、交尾ペアもたくさん見た。一度メスが産卵している場面を見たので、掲載しておく。
まだ、クロテンフユシャクを確認していなかった時期なので、メス単独だったが、ウスバフユシャクのメスとした。
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▲卵に腹の先の毛を付着させているウスバフユシャクのメス

シロオビフユシャククロバネフユシャク
1月初めから出始めた。
両者の違いを今一得心していないので、はっきりわかる場合を除き、どちらかということにしている。
全体としてはシロオビフユシャクの方が大きく、白っぽい。また、翅が内側に反っているのがクロバネフユシャク。
あとは、線の入り方で決めるらしいが、なかなか見極めにくい。
シロオビフユシャクの方が多い。

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▲シロオビフユシャク
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▲クロバネフユシャク
メスも単独だとなかなか見極められないので、今回は割愛。

ナミスジフユナミシャク
1月初旬から出始め、中旬のピーク時には何頭も目にする。
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▲ナミスジフユナミシャクのオス
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▲ナミスジフユナミシャクのメス

シモフリトゲエダシャク
毎年必ず見られるわけではなく、また、メスが大きくて見ごたえがあるので、見られるとうれしいフユシャク。
今年も、出ていると教えてもらって1例だけ見ることができた。
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▲シモフリトゲエダシャクのオス。翅が少しよれている。
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▲シモフリトゲエダシャクのメス
ヒロバフユエダシャク
月末になって出現。現在は毎日何個体も見られるし、2月も続くだろう。
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▲1月27日に確認したヒロバフユエダシャクのオス
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▲ヒロバフユエダシャクのメス。1月30日

以前はシロトゲエダシャクもいたことがあったが、最近は見られない。
また、シロフフユエダシャクも見られるはずだが、これも最近減ってきた感じだ。2月に見られるだろうか。

フユシャク以外編
フユシャク以外の蛾はほとんど見ていない。

チャマダラキリガ
模様がはっきりしなくて判別しにくかった。成虫越冬のヤガらしい。
チェックしていたら、12月にも見ていて、高いところにいたので、ペンディングしていた個体だった。

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▲チャマダラキリガ 1月24日










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# by 2008oharu | 2024-02-02 11:09 | | Comments(2)

12月の蛾から 2023 フユシャク編

12月に見た蛾は、ほとんどがフユシャクの仲間

クロスジフユエダシャク
11月から出現したが、今年は遅め。数も少なめだった。交尾シーンにも遭遇しなかった。
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▲クロスジフユエダシャクのオス
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▲メスを探して飛び回るオス
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▲クロスジフユエダシャクのメス

クロオビフユナミシャク
これも例年なら12月上旬には出現するのだが、今年は遅め。私はメスも見ないで終わる。
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▲クロオビフユナミシャクのオス
イチモジフユナミシャク
イチモジフユナミシャクは、12月末の今、出現のピークで、オスもメスも1日に7~8個体は目にする。
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▲イチモジフユナミシャクのオス
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▲イチモジフユナミシャクのメス
チャバネフユエダシャク
月末になって、ぼちぼち出てきた。
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▲チャバネフユエダシャクのオス
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▲チャバネフユエダシャクのメス

そして、ウスバフユシャクも出現
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▲ウスバフユシャクのオス
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▲交尾するペア
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▲ウスバフユシャクのメス。交尾後

ということで、2023年のブログは〆ます。
よいお年をお迎えください。





# by 2008oharu | 2023-12-31 13:27 | | Comments(0)

チョウ類2023 タテハチョウ科編

今年地元の公園では、19種のタテハチョウ科のチョウを目にした。
テングチョウ・アサギマダラ・ミドリヒョウモン・ツマグロヒョウモン・イチモンジチョウ・コミスジ・ホシミスジ・キタテハ・ヒオドシチョウ・ルリタテハ・アカタテハ・ヒメアカタテハ・コムラサキ・ゴマダラチョウ・アカボシゴマダラ・ヒカゲチョウ・サトキマダラヒカゲ・ヒメジャノメ・クロコノマチョウだ。

これらのタテハチョウは、アカボシゴマダラやツマグロヒョウモンのようにいつもたくさん見られるわけではないので、地元での生態はなかなかわからない。
今年、生態について観察できた種を、ほんの少しピックアップしておく。

ルリタテハ
今年はルリタテハをよく見かけた。最後に目にしたのは10月下旬、ウインターコスモスという花壇の花で吸蜜していた個体だった。
この花に来たルリタテハを見たのは初めて。
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▲ウインターコスモスに来たルリタテハ

ルリタテハは、樹液に来るチョウというイメージが強い。裏翅がごつごつした樹皮にそっくりで、翅を閉じていると目にはいりにくい。
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▲樹液に来たルリタテハ
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▲翅をぱっと開くとそれとわかる。
思い返せば、早春越冬明けのルリタテハはサクラに来ていた。
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▲4月上旬、サクラに来たルリタテハ。

つまり、樹液がよく出ている時期は好んで樹液に来るが、樹液の少ない時期は花にも来ていることがよくわかった。

私が園内を歩くルートはある程度決まっているが、今年はそのルート上の何か所かにサルトリイバラが生えているのを見つけた。
試しに葉をめくってみると、ルリタテハの卵や幼虫が見つかった。
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▲産み付けられたルリタテハの卵
卵の下の葉がめり込んでいる。
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▲孵化した幼虫
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▲大きく生長した幼虫

残念ながら、どこの個体も継続的には観察できなかったが、確かに地元で繁殖していることは確かめられた。

ミドリヒョウモン
5月、擬木柵にタテハチョウ科の幼虫がぶら下がっているのを目にした。見たことのない幼虫だ。
終齢で、蛹化する前の状態だったが、見ているうちにするすると脱皮して、蛹になってしまった。
ネットでチェックして、どうやらミドリヒョウモンらしいことがわかった。
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▲擬木柵からぶらさがる前蛹状態のミドリヒョウモン
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▲脱皮直後の蛹
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▲蛹の最終的な形

ミドリヒョウモンは地元では、秋に成虫が現れ、それが産卵することは確かめられている。
しかし、幼虫や新生成虫を目にしたことはなかったので、果たして地元で繁殖できているのかわからなかった。
なので、幼虫(蛹)を目にしたのは大発見だったのだが、この蛹はもすぐ羽化するはずという時期に、とても残念なことに、あとかたもなくなくなってしまった。

ヒオドシチョウ
ヒオドシチョウは7~8年前、大発生した時を機に、地元でも繁殖していることがわかった種だ。その後もときどき越冬明け成虫を見たり、幼虫や蛹を見たりしてきたので、ほそぼそとは繁殖を続けているようだった。

今年も越冬明け個体を見た。
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▲3月のヒオドシチョウ
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▲5月のヒオドシチョウ
そして、6月のある日、何気なく樹の幹にぶら下がる蛹の抜け殻を見た。
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▲松の樹の幹にぶら下がる抜け殻

松の樹だったが、ヒオドシチョウのようだ。なぜ?と思ってあたりをよく見ると、そばに大きなエノキがあって、その枝が松の樹に届くように伸びている。
ここから渡ってきたらしい。けれど、そのエノキをチェックしても他の抜け殻は見当たらなかった。
たくさん卵を産んでも、羽化までこぎつけられるのは1頭か2頭だったのだろう。きっとこれが普通の発生状態なのだろうと思った。

イチモンジチョウ
イチモンジチョウは、私は地元で初めて観察した。
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これも、いつもの観察ルートを歩ていて、たまたま目に入った。
あっという間に飛び去っていってしまったので、全体がわかる写真はこれしか撮れていない。
この場所は以前アサマイチモンジを見た場所なので、一瞬またアサマイチモンジかと思ったが、翅の模様をなんとか精査して、イチモンジチョウだとわかった。
ここにはスイカズラが生えているので、ここで繁殖したのだろうか、それともどこから飛んできたのか、放蝶されたのか、この1例からはわからない。

その他につづく









# by 2008oharu | 2023-12-28 09:30 | | Comments(0)

チョウ類2023 アゲハチョウ科編

今年度、地元の公園で目にしたアゲハチョウは、ナミアゲハ・クロアゲハ・カラスアゲハ・ジャコウアゲハ・ナガサキアゲハ・キアゲハ・アオスジアゲハの7種で、モンキアゲハは見ることができなかった。


●アゲハ(ナミアゲハ)

地元では、一番多く見られるアゲハで、3月半ばから出現。

ムラサキハナナ・ツツジ・イボタノキ・ボタンクサギ・アベリア・イノコズチなどでも吸蜜していた。

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▲ツツジで吸蜜するアゲハ。

●クロアゲハ

4月上旬から出始め、ムラサキハナナ・ツツジ・ボタンクサギ・クサギ・アベリアなどで吸蜜。

今年もいつものミカンの木に産卵し、幼虫も見られた。卵はタマゴヤドリバチ(?)に寄生されているのを発見。

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▲ムラサキハナナで吸蜜するクロアゲハ
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▲ミカンの木で育ったクロアゲハの終齢幼虫
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▲卵に寄生卵を産み付けるタマゴヤドリバチ
●カラスアゲハ

飛んでいる個体をクロアゲハかカラスアゲハ識別するのは難しいので、止まったときしか見つけられない。

今年は、新生個体を一度撮っただけ。

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▲3月31日に見たカラスアゲハ
●キアゲハ

キアゲハは、地元の公園では目にすることが減ってきた。

私は、近隣で以前は盛んだったアシタバの栽培が減ってきたからではないかと推測している。

今年は早春に1例目にしただけだった。

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▲4月上旬だったが、すでに翅がぼろぼろになっているキアゲハ。
●ジャコウアゲハ
ここ何年かウマノスズクサが生えている場所で卵・幼虫・蛹を観察してきたが、その場所の草刈りが頻繁になり、今年は蛹も見つけられなくなった。

それでも飛んでいるチョウは目にするので、他所で発生しているのだろう。

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▲4月上旬のジャコウアゲハ。
●ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハは、4月に瀕死の個体を目にしたところから始まり、10月後半にやっと止まっている個体をなんとか写真に撮った。

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▲瀕死のナガサキアゲハのオス

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▲10月21日のナガサキアゲハのメス
●アオスジアゲハ
アオスジアゲハは、第1化目が4月上旬から5月にかけて出現する。しかし、次世代の夏から秋にかけてのほうが多く見られ、夏のチョウのイメージがある。
地元では春はハルジオンやヒメジョオンで吸蜜、夏以降はヤブカラシやセイタカアワダチソウなどでよく見られる。地面で吸水していることも多い。
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▲5月のアオスジアゲハ
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▲イボタノキにもよく来る。
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▲吸水するアオスジアゲハ
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▲ヤブカラシで吸蜜するアオスジアゲハ 10月
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▲セイタカアワダチソウで吸蜜するアオスジアゲハ 11月

他の科のチョウにつづく






# by 2008oharu | 2023-12-26 18:04 | | Comments(0)

トンボ2023 不均翅亜目編

今年地元の池では、不均翅亜目(トンボ科・ヤンマ科・サナエトンボ科)の生息状況にも変化があった。
顕著な例をピックアップする。

チョウトンボ
チョウトンボはかいぼり後順調に増えてきたトンボで、かいぼり効果のシンボル的存在だったが、今年は減少傾向にあった。
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ミヤマアカネ
ミヤマアカネは、8月中旬河川部に隣接する草地で発見。同じ場所に10日間ぐらいとどまっていた。
ここで餌をとりながら成熟し、どこかで繁殖するのだと思うが、それはどこなのだろう。
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▲同じ草地に居続けたミヤマアカネ
オナガサナエ
オナガサナエは河川部で見られるトンボだが、たまに池にも現れる。今年は久しぶりに見た。
池のどこかで繁殖した個体なのか、河川部から飛んできたのか不明。
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▲久しぶりに池まわりで見たオナガサナエ

今年の大型のトンボで一番顕著な変化は、ギンヤンマの減少だ。
ギンヤンマはかいぼり後うなぎ上りに増加してきたが、今年はがくっと減り、結局私は写真すら撮り損ねた。
昨年まで、池に浮かぶ切れ藻などの上に止まって、何組もが産卵している状態だったが、水草の減少のせいだろうか。
トンボの生息条件は、水中のヤゴ時代の環境も考えなければあらないので、なかなか推測し辛い。

もちろん、ギンヤンマばかりでなく、ヤブヤンマ・マルタンヤンマ・サラサヤンマ等のヤンマ科のトンボも池周りでは見られなかった。

ウチワヤンマ(サナエトンボ)
ギンヤンマが減る一方で、個体数を回復してきたのがウチワヤンマ。
ウチワヤンマは外来魚がいなくなった池で、一番最初に個体数をのばしてきたトンボだったが、その後暫時数をへらしてきた。
しかし、今年は少し回復してきている。
もしかしたら、競合するギンヤンマが減ったからか。
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▲今年もいつものポイントに現れたウチワヤンマ
捕まえたのはテントウムシか。
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▲あちこちに抜け殻もある。
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▲盛夏にはいつもの逆立ちポーズ
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▲あちこちに止まるウチワヤンマ

コオニヤンマ(サナエトンボ)
コオニヤンマも川のトンボなので、池の状態にあまり左右されず、今年も顕著な変化はなかった。
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▲川と池のつながる場所にいることが多い。

その他、シオカラトンボ・大シオカラトンボ・ショウジョウトンボ・コシアキトンボ等の昔からの常連はそれなりに生息していたし、かいぼり後に増えたコフキトンボも、健在。
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▲帯型のメスを見るのが楽しみなコフキトンボ

アカネ類では、ネキトンボを見損なったが、昨年目にしなかったノシメトンボを見ることができた。
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▲久しぶりに見たノシメトンボ

環境が変わると、生物相もこんなに変わるのかと改めて感じた1年だった。
来年はどうなるだろうか。




# by 2008oharu | 2023-12-07 16:11 | 蜻蛉 | Comments(0)