フユシャクたち

フユシャクのメスが見られると聞いて、勇んで探しに行った。
私が過去に見たことのあるフユシャクのメスは、クロスジフユエダシャクとクロバネフユシャクだけだ。
それも、交尾中だったから見つけられたのだと思う。
そのイメージで探していたら、見つけたメスは予想外の小ささだった。

フユシャクのメス。2011年1月31日。井の頭公園。
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ミリ単位の大きさだ。
擬木で作られた柵についている。
一つ見つけると、だいたい見当がつくので、次々と見つけられ、7~8匹いることがわかった。
どれも擬木の柵の1mぐらいの高さのところにいる。

これだけメスがいるなら、オスも見つかるのではないかと、さらに探すと、交尾中のものが見つかった。
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オスとメスの大きさの違いに改めて驚く。
とにかくオスがわかれば同定しやすい。
帰って調べて、ウスバフユシャクだと確認できた。
ウスバフユシャクは、2008年2月4日にオスだけ見ていた。

このフユシャクについてネットでいろいろ調べてみる。
メスは、腹の先を持ち上げ、黄色いフェロモン嚢を出してオスを誘う。
これをコーリングというそうだ。

↓コーリングしていると思われるメス。
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残念ながらコンデジでは、フェロモン嚢まではわからない。
それと、あるサイトでの観察では、ほとんどのメスが60cmぐらいの高さのやはり人工的な柵でコーリングしていたとあった。
それくらいの高さがオスを呼びやすい高さなのかもしれない。
普通は交尾は夜に行われるとある。

↓産卵中と思われるメス。
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この蛾も卵に自分の毛をつけて保護するようだ。

↓産み付けられた卵
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次の日に確認したもの。

次の日には、もうメスたちはほとんど見つからず、交尾しているつがい1組だけが新たに見つかった。
かなり短期に一斉に羽化するように思える。

ついでに観察した別のフユシャク。

↓シロオビフユシャクのメスと思われる。産卵中。2011年1月31日~2月1日。
d0146854_22221843.jpg

オスは見つけられなかった。

↓シロフフユエダシャクのオス。
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メスは見つけられなかった。
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by 2008oharu | 2011-02-03 22:27 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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