シャクトリムシ・コレクション

春になって、木々の若葉が展開し始めた途端、
玉川上水の擬木の柵にシャクトリムシたちが目につくようになった。
フユシャクのようにこの擬木に卵を産み付けたものが孵った場合や
上水縁の木々から落ちてきたものなどが這っているのだろう。
小さいものは識別の仕様がないが、特徴があるものをいくつかコレクション。

●チャバネフユエダシャク 2011年4月20日、30日。井の頭公園玉川上水縁。
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色が特徴的なので、識別しやすい。
チャバネフユエダシャクの成虫は、クロスジフユエダシャクと似ていて、同じころに羽化するようようなのだが、まだ確認したことがない。
幼虫が何匹も見つかったので、もしかしたら、クロスジを見間違えていたのではないかともう一度写真を確かめてみたが、やはり撮ってはいなかった。
来季は見逃さないように探したい。

●シロオビフユシャク。同日同場所
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このフユシャクの成虫はメスが産卵しているところだけ確認した。
やはり幼虫はあちこちにいたので、来季は成虫ももっと確認したい。

その他のフユシャク、ウスバフユシャク・クロテンフユシャク・ヒロバフユエダシャクなど、成虫や産卵を確認したフユシャクたちの幼虫は確認できていない。
図鑑などでも幼虫がどんな色形をしているのかよくわからないので、識別できないでいる。

●ニトベエダシャク 同日同場所
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このシャクトリムシもあちこちにとてもたくさん見つかるが、成虫は5月に一度みたきりだ。
白いからだと黄色い頭で識別しやすい。

●チャエダシャク。2011年4月21日。井の頭公園・玉川上水縁
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茶色くて、体に白い筋が入っているのが特徴で識別しやすい。
あちこちにいる。

●クワエダシャク(たぶん)。同日同場所
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枝に成りすますタイプで、この手のシャクトリムシにはだまされたことがあるが、擬木から枝が出るはずもないことまでは、本人にはわからないようだ。

●クロクモエダシャク 2011年4月28日。同場所
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クロクモエダシャクは食樹であるヒノキ科の葉に擬態している。
2月中旬ころからずっと見られるシャクトリムシだ。

●ヒメノコメエダシャク 2011年5月1日。同場所
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模様がはっきりしているのでわかりやすい。

●トビモンオオエダシャク 2011年2月27日。同場所
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頭に2本の角のようなものがあるのが特徴。
すでに成虫が羽化している。

●オカモトトゲエダシャク。2011年4月29日。同場所
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鳥の糞に擬態しているといわれるシャクトリムシ。
下は、2011年5月6日、善福寺のエノキにいたもの。
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ざっと、名前がわかったものだけでも擬木柵にいたものは9種。
ほかにも名前がはっきりしないシャクトリムシはたくさんいた。
また、シャクトリムシ以外の蛾の幼虫、さらには蝶の蝶幼虫も見られた。

幼虫たちは食草・植樹の葉を食べなければ成長できないので、擬木を這い続けていては命が危うい。
果たして植樹に行きつけたのだろうか。
(もちろん、終令になって、蛹化する場所を求めて動き回っている場合は別だが。)
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by 2008oharu | 2011-05-08 18:44 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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