コナラとシャチホコガの幼虫たち

先日、コナラの木で4種類のシャチホコガの幼虫を観察した。

●ギンシャチホコの幼虫。2011年7月24日 井の頭公園
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●ホソバシャチホコの幼虫。同日同場所
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どちらも初見ではないのだが、過去に見たのは終令ではなかったし、ゆっくり観察できなかった。今回は目線の高さでゆっくり見られた。

この2種の幼虫は緑と茶色の組み合わせが遠目で見ると枯れた部分を持つ葉にそっくりで擬態していることがわかる。
しかし、近くで見ると、その模様のあまりの複雑さにびっくり。
ここまでとげを出したり、細かい線模様をつけたりすることが、生き残りに有利になる条件なのか。
特にホソバシャチホコの模様の複雑さは驚嘆に値する。

●セダカシャチホコの幼虫。 同日同場所
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こちらの模様はややおとなしい。写真ではよく見えていないが、尾端の虹型の色合いが特徴でおしゃれ。

●ツマキシャチホコの幼虫。同日同場所
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上記の3種は図鑑で見ると成虫はあまり特徴のない地味な蛾だが、ツマキシャチホコは成虫の方が擬態が凝っている。
幼虫は単に赤い毛虫だが、上記3種と違うところは集団を形成しているところかも。
集団でまとまり、赤い毒々しさで脅して防衛するという戦略なのかもしれない。

↓参考までにツマキシャチホコの成虫。2006年7月1日。玉川上水縁
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別の日、コナラの木ではないが、たぶんコナラを食樹としていると思われるシャチホコガの幼虫もいた。
●プライヤアオシャチホコの幼虫。
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こちらもきれいな模様をまとっている。

今年は本家シャチホコガの親子を観察することができ、シャチホコガの幼虫がますます面白くなった。

ところで、毎年見るこの頭でっかちの幼虫は、たぶんシャチホコガの幼虫ではないかと思うのだが、名前がわからない。どなたかお分かりになる方がいらしたら、お教えください。

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20011年7月5日。玉川上水縁にて。
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by 2008oharu | 2011-07-31 11:45 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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