ホシミスジ

ホシミスジは丘陵・山地性のチョウだと思っていたのだが、都内某公園で最近発生していると風のうわさで耳にした。
この日は、ミドリシジミ狙いで栗の木の花を見ていたのだが、そこへホシミスジが現れた。

↓栗の花に来たホシミスジ。2012年6月15日。調布市
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大きさはコミスジより少し大きいぐらいで、翅の模様を見ないとすぐには区別できない。
表翅の1本目の筋の先端がいくつにも分かれていること、裏翅に下翅基部に多数の黒点があることが特徴だ。
飛び方もよく見ていると、コミスジより滑空が目立つ。

このホシミスジはDNA鑑定の結果関西方面に生息する亜種だとわかったそうだ。
関西方面では、ユキヤナギやコデマリなどの園芸植物を食樹として、平地でも生息するようになっているらしい。
この公園の近くには苗木をたくさん育てている場所があり、そのユキヤナギから発生したと推測されているので、人為的移入種なのだ。

↓ユキヤナギに来ていたホシミスジ。同日。
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山地性の方は生息地の減少が心配され、都市部では人為的な植栽によって増加するという最近の典型現象の一つがまた確認された。

おまけ

↓栗の花でひたすら吸蜜するミドリシジミ。
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↓ミドリヒョウモン♂
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その他ウラナミアカシジミ・アカシジミ・コミスジ、蛾やハチなど栗の花は昆虫たちに大人気。
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by 2008oharu | 2012-06-18 09:17 | | Comments(4)
Commented by hirokou at 2012-06-19 21:36 x
おはるさん こんばんは。
ホシミスジ、私も同じ?クリの花で先日確認しました。
この公園のユキヤナギで毎年発生しているようです。
さらに近くの苗木を育てている場所では、かなり以前からそれらしき個体が確認されていたようです。
人為的な放蝶なのか、関西から植栽されたユキヤナギやコデマリに卵か幼虫がついていたのか。
このところ調布東部や小金井市でも確認されていることから生息域は拡大しているようです。
Commented by おはる at 2012-06-19 22:26 x
hirokouさん、こんばんは。
hirokouさんもご覧になったのですね。
この公園では、最近次々と今まで見られなかった蝶が見られるようになってきたみたいです。
ウスバシロチョウやシータテハも見られるとか。
どうなっているのでしょう。
Commented by grassmonblue at 2012-06-22 14:11 x
ホシミスジ、かなり広域に大発生している感がありますね。
福田晴男氏による報文(2011,4月刊むし)によると、この地のユキヤナギにここ数年移植された形跡はないとされていますが、本当のところはなかなか解明が難しそうですね。
アオタテハモドキ、アサマイチモンジのこともあり、放蝶マニアがいるのかもしれませんね。
もちろんミドリシジミ、コムラサキ、ミドリヒョウモンのように、復活、定着、増加している種もあるので、環境条件の改善は素直に喜びたいです。
ミドリシジミ、今年の発生は少ないとか遅いとかいわれているようですが、どうなのでしょうか?
Commented by おはる at 2012-06-22 21:21 x
grassmonblueさん、ホシミスジは大発生ですか。
これからも何が起こるかわからないですね。
ミドリシジミはその後行った方もみられなかったとか。
今年も少ないのでしょうか。昨年は別の場所で7月中旬に見た例もありました。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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