●ウラギンシジミ
↓ウラギンシジミのメス 2012年10月26日。井の頭公園。
↓ウラギンシジミのオス。2012年11月1日。井の頭公園。
晩秋になると、成虫越冬蝶のウラギンシジミやムラサキシジミが、日の当たる常緑樹のあたりで飛び回ったり、翅を広げて止まるのをよくめにするようになる。
↓ぼけ写真だが、翅を閉じて、越冬態勢の止まり方をするウラギンシジミ。11月2日。井の頭公園。
しかし、まだ完全に越冬態勢に入ったわけではなく、次に見たときにはいなかった。
寒い日が続くとこのまま動かなくなるのかもしれない。
●コミスジ
コミスジは幼虫越冬。
↓コミスジの幼虫。2012年11月9日。井の頭公園のハリエンジュにて。
↓しかし、同じ日に成虫も飛び回り、ハリエンジュに止まった。
↓チェックしてみると、やはり産卵している。
これから幼虫になって越冬するには間に合わないと思われるが、最後まであきらめず、可能性を追求するのだろうか。
その他、晩秋の蝶たち
↓モンキチョウ 2012年11月2日。井の頭公園。7日にも見ている。
↓チャバネセセリ 2012年11月7日。井の頭公園
↓ウラナミシジミ 2012年11月2日。井の頭公園。9日にも見ている。
↓ヒカゲチョウ 2012年10月31日。井の頭公園。ぼろぼろだが、毎年11月初旬まで観察している。
モンシロチョウは元気にたくさん飛び回っているし、アゲハ・アオスジアゲハ・ツマグロヒョウモンなどもまだ飛んでいる。
今年あまり目にしないのはキタテハ。
玉川上水縁のカナムグラが大幅に刈り取られてしまったことに関係しているのだろうか。