スプリング・エフェメラルをもとめて2013 ギフチョウ編

↓ツツジに来たギフチョウ 2013年4月9日。神奈川県
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この写真のギフチョウは、私が初めて自然の中で見たギフチョウ。

神奈川県のこのポイントのことは以前から知っていて、行き方なども調べてはいたものの、なかなか決心ができないまま、数年の月日が経っていた。
それが、この日、ギフチョウ・ポイントに行かれる方に同行させてもらって、やっと実現できた。

観察して分かったこと

ギフチョウのオスは、山頂占有行動(ヒルトッピング)する代表的な蝶だそうだが、その通り、山頂で待つと、やがて次々に蝶が集まってきて、テリをはって争うように飛んだり、地面に降りたって止まったりを繰り返し始めた。

↓山頂で見たギフチョウ。
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↓中腹で見たギフチョウ。
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ふもと付近では、スミレ・ツツジ・サクラ・キイチゴなどの花で盛んに吸蜜する。
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行動形態から考えると、山頂に集まってきたのはオスで、吸蜜しているのは、雌雄どちらとも可能性がある。
雌雄の違いは、毛の量や腹部の形によるらしいが、なかなか難しい。
その中で、このスミレに来ている個体は、腹の先が黒く膨れているので、メスだと思われる。

↓受胎嚢を付けたメス。
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今季のギフチョウは発生が早かったそうで、この日見た個体はいずれも翅がちぎれていたり、擦れていたりしていた。
それでも、後期であれば、産卵後である可能性も多い。
Iさんがチェックして見つけてくださった卵も見ることができた。

↓カンアオイに産み付けられたギフチョウの卵
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ちなみにピント外れだが、飼育下の蛹はこのような形。

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自然の中では、地面の落葉の下などで蛹化するらしい。

ギフチョウはなんとなく、地面近くを飛び回る蝶というイメージだった。
来年、チャンスがあれば、羽化直後のきれいな個体も見てみたい。

ポイントを教えてくださったみき♂さん、卵を見せてくださったIさんに感謝します。
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by 2008oharu | 2013-04-10 11:21 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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