フチグロトゲエダシャク遠征記

みき♂さんから、フチグロトゲエダシャクが出始めているという情報をいただいた。昨年生息場所を教えていただいたので、天気の良い日に行ってみたが、なんとなくそれらしきものが飛び出したように思っただけで、結局確認することができないまま、その日は鳥などを撮ってすごすごと帰ってきた。

リベンジということで、再度行こうかと思っていると、ちょうどみき♂さんやIさんなども行かれるというメールが入ったので、今度こそとプチ遠征。

生息場所に着くと、すでにみなさんがいらしていた。
前回と違って、私の目でもたくさんのオスが飛んでいるのがわかる。
それが止まるところを探すのは至難の業で、難易度がかなり高い。
最初の1匹は、Iさんが見つけられたものを撮らせていただいた。

↓2014年3月4日。都下河川敷にて。私が初めて撮ったフチグロトゲエダシャクのオス。
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少し翅が傷んでいるが、とりあえずカメラに収められてうれしい。
次は自分で探して撮りたい。

少し離れたところだが、オスが止まったのが見えたので、まずシャッターを切る。

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遠くてぼけているが、とりあえず自分で見つけて撮れた個体。
しかし、もっと寄ろうとすると、すぐに飛ばれてしまった。

しばらく止まるところを探し回っていると、やがてかなり近いところに止まった個体があった。

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この個体は、よい角度から撮ろうと近寄っても、逃げなかった。
翅をぶるぶるふるわせている。下翅も見えた。

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そして、もう一度、近くに止まった個体。
これは、かなり長いこと止まっていてくれた。翅のすれていないきれいな個体だ。

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結局、なんとか4個体のオスを見ることができ、満足できた遠征だった。

フチグロトゲエダシャクは、クロスジフユエダシャクと同じように、昼行性のフユシャクで、昼間羽化してくるメスを求めてオスが地上近くを飛び回る。
その活動時間が10時半ごろから午後1時ごろまでに限られているそうで、私が最初に行ったときは、時間が遅かったのかもしれない。
後半に長く止まるようになったのも、気温が下がってきて、活動時間の終盤になったかららしい。

フチグロトゲエダシャクは、このように活動時間が短いし、発生時期も短いらしい。
みき♂さんによれば、発生場所も河川敷のこの場所に限定されているそうだ。

今回は私以外にも3名の方々が一生懸命探したが、翅がほとんど退化したメスは確認することはできなかった。
次回の課題は、メスを見つけ、交尾の様子なども観察することだ。

貴重な生息場所を教えてくださったみき♂さんや現場でお世話になったIさんに感謝です。
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by 2008oharu | 2014-03-05 10:19 | | Comments(2)
Commented by みき♂ at 2014-03-05 19:58 x
こんにちは。
フチグロトゲエダシャク♂、見つけられて良かったですね。
というか、後からいらしたおはるさんの方がたくさん見つけてくださったような気がします(苦笑)。
今度は何とか♀を見つけたいものです。
Commented by おはる at 2014-03-05 22:35 x
やはり、見つけ方をご存知方とご一緒できたから、私も見よう見まねで見つけられたのだと思います。擬木柵ばかり見ている私にはかなり難易度が高かったです。でも、お陰様でまた一つクリアできました。
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by 2008oharu
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