フチグロトゲエダシャク遠征記 その2

前回から8日後、再びフチグロトゲエダシャクの観察ポイントへ遠征。
今回は、お散歩マナティーさんとご一緒した。
目的は、メスを見つけ、あわよくば交尾を観察することだ。
すでに前の週に交尾が観察されているので、時期が遅すぎるかもしれないという心配もあったが、
着いてみると、まだかなりのオスが飛び回っていた。

この日は4月の陽気と言われ、汗ばむほどの気温。
活発に飛び回るオスは、前回以上になかなか止まらない。
結局、一瞬止まった瞬間をカメラに収める機会は、たった1回だけだった。

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フィールドには、私たちより前に男の方が一人いらして、いかにもフチグロを探しているようなご様子。
初めのうちは苦戦なさっているようだったが、やがて一か所に屈みこまれたので、もしかして交尾が見られたのかもと近寄ってみると、手招きしてくださり、「交尾している」と教えてくださった。

近寄って見ても教えてもらわないとわからにぐらい地面に近い草のかげの中。

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かろうじて、オスの翅がのぞいている。

もう少しよく見ようとがさごそやるうちにオスに飛ばれてしまった。

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残ったメスだけでもよく見ようとするが、その動きの速いこと。どんどん草の中へ入り込み、見失ってしまった。

その後も苦戦していると、今度はあとからいらした別の方が、また地面に屈みこむ。近寄ると、また交尾しているようだ。

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これも、枯葉の下になって、右隣にかろうじてオスらしきかげが見えるという状態。
そのうちまた、オスは飛んで行ってしまった。

残ったメスの様子をまた追う。

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腹の先から何やら産卵管のように見えるものを出している枯葉に押しつけているように見えたので、もしかして産卵するのではないかと思ったが、あとで調べても卵らしきものは見当たらなかった。

というわけで、この日は人頼みの観察になってしまったが、一応メスと交尾の観察という目的はなんとか達成できた。
現地でお世話になった方々、ありがとうございました。

その後、川を上流方向へ散策しながら、似たような環境の場所に目をやると、何頭かフチグロトゲエダシャクのオスが飛んでいるのが見えた。
密度は低いが、他の場所でもいることはいるのだとわかった。
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by 2008oharu | 2014-03-17 16:44 | | Comments(2)
Commented by だんちょう at 2014-05-01 03:37 x
初めまして、札幌で蛾をやっております。

フチグロトゲエダシャクの検索にてこちらに来ました。
素晴らしい成果ですね。
やはり大きめの河川敷なのでしょうか?

午前中が勝負との様ですが、止まっている個体を見つけるのはかなりレベルが高そうですね。

今年はちょっと札幌でも探してみようと・・


またこれからもちょくちょく見に来ます。
Commented by おはる at 2014-05-02 09:14 x
だんちょうさん、コメントありがとうございます。
私の場合は、一応東京の1級河川敷で探しました。
よく飛ぶのは午前中なので、まず飛んでいるオスを探します。たくさん飛んでいるような場所では、それが近場で止まってくれるのを根気よく待ちます。メスを探して草の中に入り込むことが多いので、撮影はなかなか難しかったです。成功を祈ります。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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