今年は、ゾウムシとの出遭いはあまりかんばしくなかった。
オトシブミでは、例年通りエゴツルクビオトシブミ・ヒゲナガオトシブミを見たほか、昨年メスだけ見たアカクビナガオトシブミのオスに出遭ったことぐらいだ。
↓エゴツルクビオトシブミの揺籃づくり。2014年4月25日。井の頭公園
↓ヒゲナガオトシブミのオス。2014年5月3日。高尾
↓アカクビナガオトシブミのオス。2014年5月8日。高尾
例年作り主が確かめられなかったヤブザクラにいたことから、たぶん、ヤブザクラの揺籃の作り主はこれだろう。
チョッキリも今年は出会いが少ない。
↓クロケシツブチョッキリか。2014年4月16日 自宅のバラ
アブラムシと同じぐらいの大きさなので、たぶんクロケシツブチョッキリだろう。
↓カシルリチョッキリか。2014年4月15日。武蔵野公園のレッドロビンにて。
これもあまりに小さく、識別点をはっきり見られなかったが、たぶんカシルリチョッキリだろう。
↓クチナガチョッキリ。2014年6月13日。井の頭公園のヒイラギナンテンにて
毎年確認しているが、今年は少ない。
ゾウムシでは、毎年見ているオオゾウムシもマダラアシゾウムシも今年はまだ見ていない。
↓シロコブゾウムシ。2014年6月17日。狭山丘陵
この日は2個体見たので、出現期だったようだ。
↓ホオジロアシナガゾウムシ 2014年5月7日。高尾
その他、名前がはっきりわからない地味なゾウムシを何種か見たぐらいで、上半期は終わった。