先ず、初旬に一度ヤママユを見ることができて満足していたのだが、まだ見られると聞いて、メスが見られたらいいなと行ってみた。
↓ヤママユのメス 2014年9月29日 東京都下
図鑑やネットで見たことのあるきれいな黄色。
翅はあまり傷んでいなかったが、すでに弱っているようで、触ってみても、飛ぶことはなかった。
写真を撮っているとき、通りがかった子供連れの家族が、びっくりしていた。
次の日に行ったみき♂さんが、ぼろぼろのメスと卵をご覧になったそうだが、同じ個体だったのだろうか。
卵も見たかった気がする。
この日は、あと2個体のヤママユガ見られた。
↓ヤママユのオス 同日同場所
前回見たのとはだいぶ色が違っていた。
片方は床に落ちているような感じで、もう一方は一応まだ壁に張り付いていた。
次回は、もう少し自然な場所で見てみたいと欲が出てきた。
↓シロシタバ 2014年9月29日 東京都下
こちらは人家の壁のやや高いところについている。
とにかくスズメガ並に大きかったのでびっくりした。
名前は家に帰って調べてわかったのだが、シロシタバとわかっていれば、下の翅を見てみたかった。
↓ウコンエダシャク 2014年9月18日 東京都下
こうやってみると、お面(マスク)のような感じがする。目のように見える部分は透けている。
↓ミドリリンガ 2014年9月29日 東京都下
ミドリリンガはこの場所で何度か見たのだが、どれも色あせていたり、擦り切れていた。これはましな方。
新鮮な個体だったら、もっときれいに見えるのだろう。
↓カクモンヒトリ 2014年9月16日 東京都下
この時期、ヒトリガの仲間がとても多く見られた。
↓ウンモンシロエダシャク 2014年9月29日 東京都下
こちらは林道の下草の上に止まっていたもの。
エダシャクは似たようなものがたくさんいる。
その他、まだいろいろ出遭ったが、今回は省略。
9月の蛾といえば、井の頭公園では、ホシホウジャクやオオスカシバが秋の花の蜜を求めて元気に飛び回っている。
↓ホシホウジャク 2014年9月22日 井の頭公園
昼間はべったり壁などにはりついている蛾たちも、夜はこのように元気に飛び回って花の蜜などを吸っているものがいるはずだ。いつかそんな姿が捉えられたらいいのだが。