越冬蝶たち

秋も深まると、目にするのは成虫で越冬する蝶たちばかりになってくる。

成虫越冬蝶の中で、越冬している様子が観察しやすいのはウラギンシジミだ。

↓ウラギンシジミのオス 2014年10月28日 井の頭公園
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ウラギンシジミは越冬するのはメスだけだと聞いている。
秋の間に交尾して、オスは死んでしまうらしい。
これは、オスの最後のころの姿だろうか。

↓ウラギンシジミのメス 2014年11月14日 井の頭公園
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このころのメスは、越冬場所を吟味しているように、椿などの常緑樹の周りを飛び回っていることが多い。

↓越冬態勢になったウラギンシジミのメス 2014年11月23日
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ウラギンシジミは、このように羽の縁にとまっったまま越冬する。
白い翅は、葉に光が当たって照り返しているように見えて案外目立たない。
葉の表を伝う雨水や夜露を時折吸うだけで、一冬何も食べずにじっと暖かくなるのを待つ。
無事に春を迎えるのはなかなか厳しそうだ。

↓ムラサキシジミ 2014年11月21日 井の頭公園
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ムラサキシジミは、真冬でも天気がよくて暖かいと陽だまりに姿を現すことがある。
やはり常緑樹の葉陰で、枯葉そっくりの裏翅を見せて隠れているらしい。
しかし、井の頭公園で越冬するムラサキシジミがいったいどこで越冬しているのかは、未だ確かめられない。

↓アカタテハ 2014年11月15日 井の頭公園
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陽だまりにさっと現れて、また飛んでいってしまった。
別の日に街中でも飛んでいるのを目にした。
この蝶も、どこで越冬しているのかわからない。

その他、キタテハやルリタテハも成虫越冬だ。
一度ルリタテハが擬木柵の下にぶら下がるように止まっていたのを見たことがあるが、人工物の陰で越冬しているのだろうか。

↓キタキチョウ 2014年11月23日 
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このところ、昼間はかなり暖かい。
今日は、あちこちでキタキチョウが飛び回っていた。
写真は都内の別公園のものだが、飛び回り、吸蜜し、雌雄が絡み合ったりしていた。
キタキチョウも、真冬でも天気が良ければ陽だまりに出てきて活動する。

この冬、これらの蝶が越冬しているところを探したい。
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by 2008oharu | 2014-11-23 21:55 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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