ムラサキツバメ

みき♂さんが身近なチョウたちの幼虫や蛹を探しているのに刺激を受けて、数年ぶりにムラサキツバメの幼虫を探してみた。
そこはマテバシイがたくさん植えられていて、そのひこ生えに幼虫がいるはずなのだが、果たして今年も繁殖しているかどうかわからなかった。でも行ってみると思いのほかたくさんの幼虫が見つかり、観察している間にも成虫がやってきて産卵行動もとっていた。

産卵行動をとるムラサキツバメ
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ムラサキツバメの卵と孵化後の殻
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ムラサキツバメの幼虫たち
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小さな幼虫は柔らかい新葉にくるまるように隠れていることが多いが、大きくなった幼虫はむき出しの状態になっている。
シジミチョウの幼虫にはアリがたくさんたかっていることが多い。最近ニュースになったばかりだが、幼虫が出す蜜には、麻薬のような作用があり、これを吸った幼虫は巣に戻らず幼虫の世話(警護)をし続けるのだという。
ムラサキツバメの幼虫にもたくさんのアリがたかっていたが、このアリのおかげでむき出しの状態でも捕食や寄生をある程度免れるのだろうか。

幼虫たちは蛹になるとき、自分で幹を下りてきて、根元の落ち葉などを綴り、その中で蛹化するようだ。

ムラサキツバメの前蛹
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ムラサキツバメの蛹(右下のものは幼虫の脱皮殻だろう)
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前蛹にも、蛹にもやはりまだアリがついている。(私が開いてみたために逃げてしまった場合もあったが。)

別の木では、根元にまったく落ち葉がなく、降りてきた幼虫は蛹になる場所が見つからないみたいだった。

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みき♂さんと二人で近くの落ち葉をかき集めて傍に置いておいた。
無事に蛹になるといい。

蛹になったあと、どのくらいまでアリたちがついているのだろう。
今後も継続して観察していきたい。

前蛹や蛹はみき♂さんが根気よく探して見つけてくれたものが多い。
みき♂さんはさらにマイ・フィールドにしている井の頭公園でも幼虫を発見された。
井の頭でもムラサキツバメが繁殖している証拠が見つかってよかった。
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by 2008oharu | 2015-08-23 17:00 | | Comments(4)
Commented by mikiosu at 2015-08-25 11:11
こんにちは。
こちらこそいろいろ教えていただき感謝です。
ムラサキツバメはまだまだ幼虫がたくさんいますね。身近なフィールドにこんなにいたとは知りませんでした。
アオスジアゲハの卵&幼虫の観察も楽しみです♪
Commented by 2008oharu at 2015-08-26 08:45
みき♂さん、こんにちは。ムラサキシジミもムラサキツバメもやはり食樹が集中的にたくさん植えられているところに多いみたいですね。私も身近なフィールド再認識中(笑)。
Commented by at 2015-08-28 15:44 x
同じ時期に、私も幼虫を見つけました。

それにしても、これはすごいアリの数ですね。
幼虫1匹に、アリ20匹以上付いていますね。

この調子だと、ムラサキツバメだんだん増えてきそうですが、どうなのだろう。
Commented by 2008oharu at 2015-08-28 23:16
秀さん、同じ時期に幼虫を見つけられたのですね。ムラサキシジミの幼虫を探したのは久しぶりなので、前年と比べることはできませんが、この場所だけでもほんとうにたくさんいました。昆虫って、爆発的に増える時期があったり、すごく減ってしまう時期があったりして、何が原因なのかもなかなかつかめないです。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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