ムラサキシジミの場合

ムラサキシジミはムラサキツバメより普通種のイメージであるにもかかわらず、その越冬場所はなかなか見つからなかった。

12月1日のムラサキシジミ
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ムラサキシジミも晴れた日には、活発に飛び回りながら、常緑樹の葉の上や枯葉の上などにとまる。いかにも越冬場所をチェックしているように見えるのだが、この日もそれは突き止められなかった。

その後、みき♂さんが1頭のムラサキシジミが枯葉の上にじっととまっているのを発見。
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この個体は、かなり長い間同じ葉の上にとまっていたが、ある日いなくなってしまった。
傍の笹が踏まれたような状態になっていたので、人がそばに近づいたからかもしれないし、このあたりで盛んに枯葉を掃除していたので、その影響かもしれない。

話は前後するが、Iさんが別の場所でムラサキツバメの集団越冬場所を見つけられたと聞いて、近くなのでちょっと見に行ってみた。午前中は暖かく天気がよかったせいか、周りに何頭か飛び回ってはいたが、葉の上には1頭も残っていなかった。
しかし、午後また寄ってみると、なんと7~8頭のムラサキツバメが孵ってきていた。

2015年12月16日 マテバシイの葉の上にて
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そして、よく見ると、なんとその中に1頭ムラサキシジミが混ざっている!びっくりぽんだ。

こういうことは普通にあることなのか、偶然なのか。

マイ・フィールドのムラサキツバメの集団は日増しに数が増えていったが、それをチェックしてみると、なんとやはりムラサキシジミが1頭まざっている。

2015年12月24日
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縦に止まっているのでわかりにくいが、下の方に裏翅の色が薄めで、尾状突起のないムラサキシジミがいる。

さらに、12月26日にはIさんが近くに新たなムラサキツバメの集団を見つけられたのだが、その中にも1頭ムラサキシジミが混ざっていた。

2015年12月26日の集団
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ちなみに、この集団の中には、前ページで見た翅の傷んだムラサキツバメも入っている。
最初に見つけた集団の方は、ちょっと数が減ったような気がするので、もしかしたら分家したのかもしれない。

ムラサキシジミがムラサキツバメと混ざって越冬するのは、割と当たり前の現象だということがわかった。
それにしてもムラサキツバメだけで集団をつくることはないのだろうか。今後も様子を観察したい。
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by 2008oharu | 2015-12-28 09:20 | | Comments(2)
Commented by mikiosu at 2015-12-30 02:41
こんにちは。
冒頭のムラサキシジミ♂、綺麗な開翅シーンですね!
例年に比較してフユシャクが少なくてちょっとびっくりですが、
逆にウラギンシジミやムラサキ兄弟がたくさん見られて、今季が異例なのか、今後もそうなのか、継続して観察していきたいですね。
まだ掃除&片付けが終わらず、年末は観察に行けそうもありません(苦笑)。
Commented by 2008oharu at 2015-12-30 21:12
みき♂さん、こんばんは。
お陰様でこの冬はムラサキ兄弟の越冬の様子がわかってきて楽しいです。春までに無事に越冬してほしいですね。
私は掃除と片付けは諦めました。年賀状に未だ苦戦しています。
来年もよろしくお願いします。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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