ホソオチョウ

外来種のアカボシゴマダラは地元で大繁殖しているが、同じく外来種であるホソオチョウは地元では見られないので、見たことがなかった。
丘陵地では見られる場所があるそうなので、ヘムレンさんに案内してもらった。

ホソオチョウのオス
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開けた丘の上の草原で、最初に目に入ったのはジャコウアゲハだったが、少し目を凝らすと、白っぽいチョウがふわりふわりと飛んでいるのが目に入った。ホソオチョウだった。

飛びものに挑戦してみたが、やはり私の腕では無理なので、止まった個体を撮る。

ホソオチョウのオスの裏翅
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ホソオチョウのメス
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丘の上の草原には、よく見るとウマノスズクサがいっぱい生えている。
産卵行動をとるメスもいた。

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メスは、1本のウマノスズクサにずっと止まって、たくさんの卵を産み付けていた。
ジャコウアゲハも何個か産み付けるが、その比ではなく多い。
ま、この卵がすべて孵っても食草が足りなくなりそうだが。

また、卵を撮るため、葉を引き寄せたりしてみても、メスは全然逃げずに産みつづけていた。
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風があったりして、卵の写真はぶれぶれだが、これは途中経過で、卵の数はもっともっと増え続けそうだった。

傍のウマノスズクサには、幼虫(終齢→前蛹状態)も見られた。
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ジャコウアゲハの幼虫と比べると地味だった。

同じ食草のウマノスズクサを巡り、ジャコウアゲハとホソオチョウが競合している現場を実際に見ることができてよかった。この現場では、一度ホソオチョウを駆除したそうだが、それでも、ホソオチョウの方がどう見ても優勢のようで、やはり今後の展開が心配になった。
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by 2008oharu | 2016-07-15 09:37 | | Comments(2)
Commented by HemlenK at 2016-07-18 20:56
ホソオチョウと言えば、その昔、東大で発見されてから、八王子の百草園、山梨の上野原・・と飛び火してあちこちに・・
人為的にまかれたようですが、その歴史はすでに30年になりますね。今現在、どこに何か所棲息しているのかはっきりはわかりませんが、これ以上飛び火しないでほしいものですね。
蝶には罪はありません。繁殖力を目の当たりにして複雑な思いがします。(^^;)
Commented by 2008oharu at 2016-07-19 08:25
ヘムレンさん、コメントありがとうございます。東大で発見されたのが始まりだったんですね。飛翔力があまり強くないので、自然にはあまり広がらないと聞きました。人為的放蝶がなければ、飛び火も防げるかもしれませんね。いずれにしても、どういう蝶なのか見ることができてよかったです。お世話になりました。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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