ルリモンハナバチ
キバナコスモスが咲くと、ルリモンハナバチがどこからともなく現れる。
毎年それが確認したくて、今年もキバナコスモスの咲く花壇で待った。
すると期待通り現れる。
もちろん、他の花(キツネノマゴなど)にも来るのだが、たいていここで見て満足してしまう。
きれいということだけではなく、実は生態的にも面白そうな(他のハチに労働寄生する)はちなのだが、なかなか調べきれないまま終わってしまうハチだ。
フタモンアシナガバチ
フタモンアシナガバチは最近近所の公園などではぜんぜん見られないアシナガバチになってしまった。
別の目的で丘陵地へ行ったとき、ふとアシナガバチが目に入った。
黒地にくっきりと黄色い紋が入っている。フタモンアシナガバチに違いない。
何匹かのハチがみな熱心に下を向いているのは、団子づくりをしているからだった。
そして、左手の人工物の中に入っていく。
そこに巣があるのだろう。
フタモンアシナガバチは、やはり、このような自然豊かな場所でないと生息していないのかもしれない。
セグロアシナガバチ
アシナガバチつながりで。
近所の公園で一番よく目にするアシナガバチ。
このハチも熱心に団子作り中。
チョウやガの幼虫たちの恐ろしい天敵だ。
キボシアシナガバチあるいはコアシナガバチ
写真がぶれぶれで、しかも逆光だし、角度が悪く識別点が写っていないので、判別しがたい。
このアシナガバチも団子づくりをしている。
できた団子を巣のあるところへ運んでいったようだが、そのあとまたやってきて、幼虫を探し始める。
この葉の隙間に幼虫がいることをちゃんと知っているのだ。
幼虫はウリキンウワバという蛾の幼虫だった。
一度見つけると、次々に見つけて襲うので、どんなに隠れていても逃れるのは難しそうだ。