今年のヤママユガ

オオミズアオ以外のヤママユガは地元の公園では見られない。

でも、以前クスサンが住宅地の道路に落ちていたり、スカシダワラ(クスサンの繭)がマンションの植栽についていたり、数年前にウスタビガの繭を森で見たという人がいたりするので、環境さえよければ、里でも繁殖できるのかもしれない。

私はここ何年か、東京の山地や丘陵地でヤママユガを探してきた。そこではヤママユ・クスサン・ヒメヤママユが見られる。しかし、今年はヘムレンさんやみき♂さんと山梨や長野に遠征する機会が何度かあって、いつもの場所ではないところで初めて見ることができた。

山梨県のヒメヤママユ 10月21日
d0146854_13303560.jpg

チョウもあまり飛んでいないような天気だったが、ペンションのブラックライトの傍でなんとか見つけられた。

帰り道、東京の奥多摩方面のトイレの壁でもヒメヤママユが2頭見つかった。
d0146854_13305124.jpg

壁から離して、後ろ翅が見えるように置いたところ。
d0146854_1331275.jpg
d0146854_13311355.jpg

この発見に満足して、今年はいつもの場所には探しに行かなかった。
ネットなどをチェックすると、ヒメヤママユは11月までけっこう見られていたようだ。

この日、さらにおどろいたことに、ウスタビガも見つかった。
d0146854_1337334.jpg

建物の壁の高いところに止まっている。
これを下して(みき♂さんの)手に乗せたあと、近くの茂みに置いた。
d0146854_13383824.jpg


ウスタビガは、家から自転車で行ける距離の平地の公園でも不思議なことに見られる。
成虫は、2012年、2013年、2015年のそれぞれ11月中旬に見られた。
今年はどうなるか確かめたくて、2回ほど行ってみたが、その時は見つけられず、みき♂さんやyamapさんから見つけたという連絡をもらって、やっと2例、見ることができた。

11月6日。メス。右下に卵が3つほど。
d0146854_13434756.jpg

11月16日のメス。
d0146854_13443824.jpg
d0146854_13445594.jpg

もしかしたら、その後も発生したかもしれないが、今年はもう成虫を見に行くチャンスはたぶんないだろう。

近場では、この公園だけになぜウスタビガが見られるのか。見つけた当時は空繭だけでも何十個と見つかったのに、最近はそれもなかなか見つからない。もしかしたら、植木などについて運ばれ、うまく繁殖できたのが、だんだんじり貧状態になってきているのかもしれない。などと想像したりしている。

さて、ヤママユは見る時期を逸した。2度ほどダメもとで探しに行ってみたが、見つかったのは亡骸や千切れた翅のみ。

千切れた翅のコレクション
d0146854_1350339.jpg

また、クスサンもやはり遠征時に立ち寄ったコンビニに亡骸が落ちているのを発見したのみ。
クスサンの亡骸
d0146854_13515464.jpg

その他、未見のエゾヨツメとかシンジュサンには今年も縁がなかった。
[PR]

by 2008oharu | 2016-11-24 13:56 | | Comments(0)
line

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31