地元のゼフィルス3種

ゼフィルスという名は学名ではない。昔、樹上性のシジミチョウの仲間をそう呼んだのが始まりだそうで、語源はギリシャ神話の西風の神ゼピュロスなのだそうだ。神話に慣れ親しんだヨーロッパのひとたちにとっては、その名の響きが蝶の特徴と結びついて独特の感情を呼び起こすのだろうが、私にはそれがわからない。ただ、色合いの美しさ、年に一時期しか見られないことからくる貴重さに惹きつけられる。

地元の公園でゼフィルスが見られると知ったのは、2005年だったが、それ以来、毎年生息状況を確認するのが習慣になった。一年に1頭ずつしか見られないような年もあったり、一日に10頭以上も目にする年もあったりしたが、一応毎年確認できている。他の観察者の方々も意識して探してくださるようになり、観察頻度もあがってきたからだろう。

アカシジミ
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地元のアカシジミは、だいたい栗の花が咲くころ、そこへ吸蜜に来ることがわ分かっている。今年もここで5月29日に確認できた。とても高い位置にいるので、400mm望遠で撮っている。

ミズイロオナガシジミ
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同じ日、たまたま出会った方が、上水の下流の方でミズイロオナガシジミらしい蝶が飛んでいたと教えてくださったので行ってみると、コナラの葉の上に止まっていた。
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また、次の日、別の観察仲間の方が、公園内の別の場所で発見し、連絡してくれた。やはりコナラで、そこには2頭いた。

ウラナミアカシジミ
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あとはウラナミアカシジミだと思って、必死に探すと、やはり栗の花の上の方にいるのがやっと確認できた。6月3日のことだ。

これで今年も3種のゼフィルスを地元で確認することができた。やれやれ。

安心して、ヘムレンさんの案内でプチ遠征。目当ては別のものだったが、到着すると、歩く足元から次々とアカシジミやウラナミアカシジミが飛びあがってきて、踏んでしまいそうなほどだ。ゼフィルス発生の最盛期だったのだろうか。どれも新鮮な個体だった。

逆光のアカシジミ
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コンデジで寄る。
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栗の花に(コンデジ)
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草むらから飛びあがって、細い茎につかまるウラナミアカシジミ
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順光のウラナミアカシジミ
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1本の木に何頭も止まっていることもあった。
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ウラナミアカシジミとアカシジミのツーショット

その場所ではミズイロオナガシジミはあまり見られず、かろうじて目にした1頭。
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特別なシーンは見られなかったが、ゼフィルス漬けの時間を堪能することができた。

来年も見られますように!







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by 2008oharu | 2017-06-06 09:48 | | Comments(2)
Commented by ヘムレン at 2017-06-06 17:32 x
先日はお疲れさまでした。すごい数でしたね。あんなにアカ、ウラナミアカシジミでお腹いっぱいになるとは思いませんでした(^^;
あのような状況で見られる条件がわかればいいのですが、なかなかうまくいきまさん。面白いですね(*^^*)
Commented by 2008oharu at 2017-06-07 09:08
ヘムレンさん、お世話様でした。目的のものには出会えませんでしたが、あんなゼフィルス祭りは、地元では味わえません。それはそれで楽しかったです。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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