昆虫たちの越冬準備 ムラサキシジミとムラサキツバメの場合

身近なチョウではあるが、ムラサキシジミやムラサキツバメがどのように越冬するかを観察できるようになったのはここ2~3年のことだ。

今年も11月初旬ごろ、越冬ポイントにこれらのチョウが姿を現し始めた。

ムラサキシジミの場合
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南に面した日当たりのよい常緑樹が生えているあたりである。
日光浴をするように翅を開いて止まってはあちこち飛び回る。そして時々葉陰にはいる。
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そこは、ムラサキシジミが翅を閉じたときと似たような色合いの枯葉であることが多い。
でも、11月初めのころは、場所が確定せず、長くとどまってもせいぜい1日ぐらいだ。
私は今年、いつものポイントではなかなか最終的な越冬場所を見つけられなかったが、最近みき♂さんに教えてもらって、やっと観察できた。
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葉が半分ぐらい茶色くなった、たぶんシロダモかそれに類する葉の上に3頭いる。
このようにムラサキシジミの越冬場所はかなり簡易なので、天気の良い日は飛びだしたり、真冬でも場所替えしてしまうこともある。この場所にいつまで3頭で越冬し続けるかはわからない。

ムラサキツバメの場合

11月2日に件の場所でムラサキツバメを1頭見た。
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年によっては15頭ぐらいが越冬しているのを観察できた場所だが、今年はこの1頭もその後姿を見ていない。
別のポイントにムラサキシジミが越冬していると、これもみき♂さんに聞いて行ってみたら、ムラサキツバメが見られた。
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遠くから見ると、枯葉にしか見えない。
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左の1頭はムラサキシジミ、残りの2頭はムラサキツバメだ。この2種はこのように混ざっていることが多々ある。アオキの葉の上だが、ここも例年必ず越冬チョウが見つかる場所なのだが、春まで居たためしがない。
最近見たときは、ムラサキシジミはいなくなり、ムラサキツバメ2頭だけになっていた。

いずれにしても、今年は個体数がかなり少ないように思う。冬の間の昆虫観察の楽しみの一つである越冬チョウの今後はどうなるだろうか。





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by 2008oharu | 2017-12-15 12:01 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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