↑2008年5月20日。善福寺公園にて。前日に今年初めて飛んでいるのを確認した。
ヒメジャノメはまったくの普通種。
私の庭でも善福寺でも井の頭でも、東京の公園では、だいたいどこでも見られるのではないだろうか。
↓2005年6月11日。庭で2頭羽化した。
幼虫で越冬し、1回目の羽化はだいたい5月末から6月初めことが多い。
雨上がりの日などによく羽化して出てくるので、、なんとなく梅雨時の蝶というイメージがある。
私の記録では、2002年5月27日、2003年5月24日、2004年6月13日、
2005年6月11日、2006年5月28日、2007年5月16日が初撮りだった。
年3回発生するらしい。最終記録は、2004年11月3日だった。
幼虫はイネ科の植物を初め、カヤツリグサ科など単子葉植物を広範囲に食べるので、
広く生息しているのだろう。
しかし、その幼虫も蛹も、実はみたことがない。
ごく近縁のコジャノメは、暗い樹林内部でしか見られないのでけっこう貴重に見られている。
ヒメジャノメとは、翅の蛇の目模様の位置や縦線の様子から区別する。
全体的に黒っぽい。
↓コジャノメ。2007年6月24日。狭山丘陵にて。