蛾の中にも、6月に出現してくるものが多い。
ウメエダシャク
↑2008年6月15日。玉川上水。
↑2005年6月19日。玉川上水。
今年の初見は6月7日だった。
2004年6月13日、2005年6月19日、2006年6月10日、2007年6月7日に
それぞれ初めて見ている。
どれも場所は玉川上水縁。
成虫は日中にひらひらと弱々しい飛び方で飛ぶので目立つ。
年によっては大量に発生することもあるようだ。
幼虫はウメの葉を初め、かなり広範囲の種類を食べるようだ。
幼虫の模様は、成虫の腹の模様に似通っているような気がする。
また、蛹はずいぶん簡単な繭に入っている。
カノコガ
↑2008年6月15日。玉川上水縁にて。
この蛾も毎年6月中旬に出現するようだ。
ユウマダラエダシャク
↑2008年6月14日。石神井公園にて。
いかにも蛾らしく、葉などに翅を広げてべったりくっついている。
かなり寄って撮影しても動かない。割と大きくて目立つ蛾だ。
この蛾は似たような模様のものが多いが、
模様が違うと、別種とみなされている。
例えば、下の写真はユウマダラエダシャクではないそうだ。
そして、なんという種かを同定するのは非常に困難なのだそうだ。
↑2004年5月21日。善福寺公園にて。
あと、ホタルガなども6月の蛾だが、今年はまだ見ていない。