今年目立つもの② オオミノガ

子どもの頃、蓑虫の蓑を分解して幼虫を取り出し、毛糸や切った色紙の中に入れて、
きれいな蓑を作らせる実験をやったことがある。
確か、学校の課題だったような気がする。

そんなことはずっと忘れていたが、庭弄りするようになって、久しぶりに蓑虫を見つけた。

↓2001年11月24日。我が家のサツキに。
d0146854_23473389.jpg

↓2003年6月28日。同じくサツキに。
d0146854_2349547.jpg


このような紡錘形の蓑を作り、枝から垂直にぶらさがる蓑虫は、オオミノガだそうだが、このころは、庭でも毎年見られる虫だった。

しかし、その後オオミノガの蓑虫を見ることはなくなった。
そして、今年の冬、昆虫の越冬について調べていた時、オオミノガが絶滅しそうだという話を知った。
なんでも、オオミノガだけに寄生するモグリバエ(葉に卵を産みつけ、その葉を食べた幼虫の体内で成長するハエ)が外国から入ってきて、特に九州方面では、オオミノガがほとんど見られなくなったという。
今年の冬、注意して蓑虫を探してみると、確かに東京でも蓑虫はたくさん見つかるが、オオミノガではないものばかりだった。

ところが、この夏、玉川上水縁の小さなクヌギの木にたくさんの蓑虫が鈴なりになって蠢いているのを発見!
さらに善福寺でも。特にアカメガシワの木には、百を越すと思われる蓑虫がぶら下がっている!

↓善福寺のアカメガシワの蓑虫。一枝にこの割合。2008年8月31日。
d0146854_011939.jpg

↓元気に動き回る蓑虫。2008年9月5日。
d0146854_023717.jpg


東京のオオミノガはモグリバエの影響を受けていない?
それにしても、こういう爆発的な発生の意味は何なんだろうか。
[PR]

by 2008oharu | 2008-09-10 00:06 | | Comments(0)
line

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31