ボロボロでもモンキアゲハ

腐っても鯛、千切れても錦、そしてボロボロでもモンキアゲハ。

↓2008年9月8日。モンキアゲハ。玉川上水縁。
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モンキアゲハを初めて見たのは、仕事で伊豆半島方面へ出かけたときのこと。
大きなモンキアゲハが目の前をひらひらと優雅に飛んでいたので、
なんとか写真に撮りたいと思ったが、当時はタイムラグの大きいコンデジしか持っておらず、しかも蝶はぜんぜん止まってくれないので、撮れなかった。

その後、モンキアゲハは高尾山でよく見かけることがわかったが、
やはりいきなり現れて、すぐに行ってしまうので撮ることはできないでいた。

昨年、私が温暖化の証左であるナガサキアゲハを追い回していた時、
知人がモンキアゲハも飛んでいると言ったとき、びっくりもし、半信半疑でもあった。

そして、今年、別の知人が上水でモンキアゲハが吸水していたと教えてくれた。
しばらく上水を注意して歩いたが、残念ながら見ることができない。
かなり諦めモード。

9月6日。井の頭池で作業をしているとき、池の端を飛んでいる蝶に目が行った。
黒くて羽の白い紋が目立つ、間違えようもないモンキアゲハだ。
やはり、井の頭界隈に、モンキアゲハは確実に生息している。

9月8日。玉川上水を歩いていて、ボタンクサギが遅れ咲きしているところを見つけた。
蝶がけっこう飛んでいるので、ナガサキアゲハでも来れば撮ろうと、少し待ってみる。
ふと、気づくと、モンキアゲハが吸蜜に来た!
夢中でカメラのシャッターを押す。

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写真をよく見ると、なんと翅がボロボロで、尾状突起もない。しかし、モンキアゲハが初めてカメラに収まってくれた。
ボロボロでもモンキアゲハ!

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モンキアゲハは私の古い昆虫図鑑には、「関東南部~新潟県以西に生息。山地に多く、活発に飛び、山の花に来る」と解説されている。

先日は近くの石神井公園にもいたと聞いたので、東京の山地でもないところ、平地の花にも来ていることがわかった。
これも温暖化のせいなのだろうか。東京でも繁殖しているのだろうか。
いろいろ謎が深まる。

しかし、今度はもう少しきれいな個体が撮りたいと欲も深まった。
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by 2008oharu | 2008-09-10 22:50 | | Comments(2)
Commented by クプクプ at 2008-09-11 09:51 x
ごぶさたしております。クプクプです。モンキアゲハは20年前から狭山丘陵で観察していました。また、埼玉県の山で春型の成虫を20年前に観察していますので、蛹で越冬していると思います。しかし、この20年を振り返ってみるとあまり変わっていないというのが感想です。増えても減ってもいないし北上にもいまひとつ成功していないような気がします。

愛知県の平地には沢山いるのに、東京では山の方が多くなってしまうのもよくわかりません。とにかく、読めないし、飽きない蝶ですね。
Commented by おはる at 2008-09-11 20:55 x
モンキアゲハは山地を好むようですね。しかし、この2~3年、私の近所での目撃例が多くなってきたように感じます。今年は特に、同じ公園で2頭以上同時に目撃されている可能性が強いです。
今後の展開に注意ですね。
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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