クロスジフユエダシャク その2

12月3日にクロスジフユエダシャクのオスを見つけ、メスを探すためにストーカーしたが、見つけられなかったという記事を書いた。

その記事を読んでくれた知人が、今日交尾しているクロスジフユエダシャクを見つけたと連絡してくれたので、勇んで行ってみた。

↓交尾中のクロスジフユエダシャク。2008年12月8日。井の頭周辺
d0146854_20432911.jpg

上がメスである。
翅が小さく退化しているのがわかる。
飛べない代わりに、肢がとても速いそうだ。

もう1組見つけた。フラッシュを使用したので、オスの翅が白とびしてしまったが、メスの体は全体が見える。
↓もう一組のクロスジフユエダシャク。同日同場所
d0146854_20462041.jpg


ところで、この蛾が交尾していたのは、松の木の幹なのだが、クロスジフユエダシャクの幼虫の食草は松ではない。このあと、メスはコナラやクヌギなどの食樹へ移動するのだろうか。それとも、この木に産卵し、孵化した幼虫が移動するのだろうか。

知人によると、初めは松の木の根元付近で交尾していたそうだ。メスは地中から羽化したばかりなのかもしれない。オスは羽化してくるメスを探して、地面近くを低く飛ぶようだ。

フユシャクの多くは成虫になっても、口が退化していて、ほとんど餌を取らず、ひたすら配偶者を探して次世代に命を繋ぐことに専念するそうだ。
他のフユシャクは夜行性のものが多いので、このクロスジフユエダシャクのような昼間行動する蛾は比較的見つけやすいのだと思う。
[PR]

by 2008oharu | 2008-12-08 20:55 | | Comments(0)
line

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31