カテゴリ:未分類( 17 )


チョウのライファー3種

この夏は、ヘンムレンさん、みき♂さんに誘われて、地元周辺では見ることのできない多くのチョウを見ることができた。そろそろチョウの季節も終盤となる9月下旬、さらに2種の絶滅危惧種を探しに遠征した。

シルビアシジミ
d0146854_09403740.jpg
d0146854_09403825.jpg
ヤマトシジミによく似た地味なシジミチョウだが、絶滅危惧種Ⅰ類。
初めはなかなか見つからず、しかもヤマトシジミと区別もできなかったが、温度が上がるにつれて姿を現し、いくつか見ていくうちになんとなく見た感じの違いが分かるようになってくる。(しかし、温度が上がると暑かった。)


かなり擦れてぼろぼろになったシルビアシジミが吸蜜している黄色い花が、食草のミヤコグサ
d0146854_09403827.jpg
半開きの表翅
d0146854_09403841.jpg
産卵や交尾などは見られなかったが、なんとか見つけることができてよかった。

ツマグロキチョウ
d0146854_09403783.jpg
このチョウも、キタキチョウとそっくりだが、絶滅危惧種Ⅱ類。夏型はとくにキタキチョウとの識別が難しいようだが、秋型は上翅の先がとがり、下翅の裏に2本の黒条があるのでなんとかわかる。食草はカワラケツメイ(マメ科)など。
d0146854_09403602.jpg
d0146854_09403909.jpg
なかなか止まらず、暑いと葉陰に入って休息してしまうので、撮るのが難しかった。

おまけ:キバネセセリ
d0146854_09403715.jpg
こちらは8月中旬の高原で見たもの。茶色いチョウが目に留まったので、あわててカメラを向ける。ファインダー越しに目に入った姿は、見たことがないチョウだった。シャッターを押したすぐあとに飛ばれてしまい、このカットしか撮れなかった。あとでヘムレンさんに見てもらい、キバネセセリというセセリチョウだと教えてもらった。これももちろんライファーだった。


[PR]

by 2008oharu | 2017-10-03 10:00 | Comments(0)

9月の蛾から 幼虫編 2017

オオミズアオ
d0146854_21093843.jpg
住宅地の個人のうちの庭木に。この圧倒的な大きさは見応え十分だが、案外木の葉に紛れて見つけにくい。無事に蛹になって、来年も月の女神を拝ませてもらいたい。

ニシオビベニアツバ(地元三鷹市の公園にて)
d0146854_21095963.jpg
昨年も見た。成虫が見たいと思っていたが、かなわないまま今年も幼虫を発見。きっとどこかで無事羽化していたのだろう。2~3日後、ときどき蛾をチェックしに行く八王子市で、この成虫と思われる蛾を発見。

d0146854_21100751.jpg
壁の高いところにいて鮮明な写真が撮れなかったし、図鑑で見た色合いと少し違うが、模様の出方はニジオビベニアツバのようだ。

ご存知桜毛虫こと、モンクロシャチホコの幼虫(地元三鷹市の公園にて)
d0146854_21102553.jpg
8月に成虫を見たばかりなのに、9月にはもう蛹になるべくぞくぞくと降りてくる。この毛虫が目につくころには例年ツツドリがやってきてこれを捕食するのだが、今年はあまり来なかった。

ご存知クヌギ毛虫こと、ツマキシャチホコ(地元三鷹市の公園)
d0146854_21103145.jpg
サクラの枝に擬態していると言われる成虫とは全然共通点が考えられない毛虫だ。これが集団でいると、やはり思わずひく。年2化。

ヒメシロモンドクガ(地元三鷹市の公園)
d0146854_21104104.jpg
「これでどうだ!」とばかりに飾り立てた毛。いかにもドクガ風だが、毒はないとされている。毎年必ず見る。

トサカフトメイガ(地元三鷹市の公園)

d0146854_21104977.jpg
オオミノガ(たぶん)
d0146854_21111898.jpg
蓑からかなり体を出して、盛んに糸をはいていたので、蓑を閉じる準備中だと思った。次に行ってみると、やはり閉じ終わっている。

d0146854_21282735.jpg
このまま幼虫で越冬し、春に蛹になってその後羽化するはずだ。目立つところにいるので、来春まで無事だといいが。


[PR]

by 2008oharu | 2017-10-01 21:31 | Comments(0)

いろいろなハチたち

オオセイボウつながりで、最近たまたま目にしたハチたち(特に狩蜂系)をいくつかピックアップしてみる。

ルリモンハナバチ
d0146854_09030609.jpg
ルリモンハナバチは、毎年キツネノマゴとかキバナコスモスに来ているのを見てきたが、今年は来ないので、なかなか出会えなかった。別の場所を散策していた時、アキノタムラソウのような花で、青いハチがいるのが目に入った。ルリモンハナバチだ。望遠レンズを持っていなかったので、かなり遠くにいるのをマクロで無理やりとったので画像が酷い。

図鑑などによると、ルリモンハナバチは「スジボソフトハナバチなどに労働寄生する」と書かれている。労働寄生とは、要するに獲物を横取りするってことだろうけれど。毎年ルリモンハナバチは見られるけれど、そのスジボソフトハナバチというのはどういうハチなのだろうか。

ある日また散策中、あまり見たことのないハチが目に入った。
d0146854_09031636.jpg
d0146854_09031570.jpg
ヨウシュヤマゴボウの葉に執着するように、何度も止まっては少し離れ、また戻ってくるという謎の行動をとっていた。葉をよく見ると、噛み痕がついていたが、別に食べたわけでもない。

家に帰って調べると、このハチこそ、スジボソフトハナバチだった。そして、ネット上には、このハチが葉などに噛みついてぶら下がっている写真がたくさん載っている。そういう姿勢で休むらしい。そういえば、スズメバチなども、枝や茎に噛みついた状態で休んでいるのを見たことがある。

ハラアカヤドリハキリバチ
d0146854_09145544.jpg
長ったらしい名前で、しかも以前は「ハラアカハキリヤドリ」と呼ばれていたのに、改名されている。たいていルリモンハナバチと同じ時期に同じような場所に現れる。こちらも労働寄生蜂だ。この日はキツネノマゴに数匹来ていたが、翅がぼろぼろ。きれいに撮れなかったので2~3日後に行ってみると、もう1匹もいなかった。

オオフタオビドロバチ(だと思うが)
d0146854_09180255.jpg
d0146854_09175895.jpg
地面から土をとって団子作りをするハチがいたので、またスズバチかなと思ってみたら、ドロバチの仲間、たぶんオオフタオビドロバチのようだった。このハチは竹筒のようなものの中に獲物を入れて卵を産み付け、泥でふたをするらしい。このハチが花に来ているのはときどき見たが、どろを集めているところは初めて見た。

クモバチの仲間(コトゲアシクモバチか)
d0146854_09230434.jpg
こちらは全身真っ黒はハチで、クモを捕えている。クモバチは以前ベッコウバチと呼ばれていた。初めにベッコウ色をしているハチが命名され、その後次々と仲間のハチが確認されたためか。有名な「オオモンクロベッコウ」などは、名前がいかにも矛盾している。でも慣れた名前が変わると、覚えにくい。
クモバチは、クモに卵を産み付けて幼虫の餌にする狩り蜂。

ジガバチの仲間
d0146854_09274006.jpg
オオセイボウを見たオミナエシには、ジガバチも来ていた。みき♂さんによれば、このジガバチはちょうど穴を土でふさいでいるところだったそうだ。私は間に合わず、ふさぎ終わったところしか見られなかった。ジガバチは、蛾の幼虫を捕まえて穴の中に入れ、卵を産み付けて幼虫の餌にする。

オミナエシに来ているところは、お尻しか撮れなかった。
d0146854_09322153.jpg
親蜂は、いろいろな花に来る。

そのほか、地元のフィールドにはクロアナバチ(直翅類を狩る)も飛び回っていたが、撮れなかった。



[PR]

by 2008oharu | 2017-09-07 09:37 | Comments(2)

サナエトンボ3種

遠征先で見たサナエトンボ。

クロサナエ
d0146854_23172621.jpg
d0146854_23172154.jpg
蝶を探しに行った場所で見たサナエトンボ。独りで見ていたらダビドサナエかと思ってしまっただろうが、ヘムレンさん、みき♂さんにより、クロサナエと認定された(笑)。
今もって、私にはよくわからない。

コサナエ(埼玉県)

d0146854_23210236.jpg
d0146854_23210664.jpg
d0146854_23211094.jpg
d0146854_23211370.jpg
河原にたくさんいた。以前見た場所でも、1か所にたくさんいたので、コサナエは群れる性質があるのだろうか。

ヤマサナエ(栃木県)
d0146854_23243724.jpg
d0146854_23243385.jpg
東京都でも見たことはある。
ここではコオニヤンマも撮ったが、ボケ写真だったので、割愛。

コオニヤンマ以外は、地元では今のところ観察されていない。
地元で見られるサナエトンボは、あと前回載せたウチワヤンマとオナガサナエ、ミヤマサナエ(1例のみ)。今年はどうだろうか。








[PR]

by 2008oharu | 2017-07-03 23:30 | Comments(0)

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ

ギンイチモンジセセリは春型と夏型がある。地元の公園では見られないチョウだが、少し足を伸ばせば見られる場所はある。春型はだいたい4月下旬から5月初旬ごろ見てきたが、昨年は見損なった。

今年は見ておきたいと思っていたところ、またヘムレンさんとみき♂さんが遠征するというので、お供することにした。

よく見られるという河原に昼前に着いたが、初めはあまり見当たらず、いても葦の茂みの中を飛ぶばかりでなかなかよいところに止まらない。昼ごろから吸蜜するはずということでしばらく粘っていると、やがて花に来るようになった。

葉に止まるギンイチモンジセセリ
d0146854_20430782.jpg
d0146854_20431804.jpg
d0146854_20432361.jpg
やっと花(ノヂシャか)に来たが、ピンボケ
d0146854_20434038.jpg
ハルジオンにはゆっくり止まって吸蜜する。
d0146854_20433493.jpg
タンポポにも来たが、いいカットが撮れなかったので割愛。
交尾や産卵などは見られなかったが、久しぶりにギンイチモンジセセリが見られてよかった。

ミヤマチャバネセセリは、たいていギンイチモンジセセリとセットで見られる。発生時期と発生場所が同じだからだろう。
今年も同じ場所で見ることができた。すべてみき♂さんが発見したものだ。
d0146854_20493448.jpg
d0146854_20493599.jpg
d0146854_20493500.jpg
こちらは今回は花止まりは撮れなかった。

この場所には他に、ベニシジミやツバメシジミ、キタテハやモンシロチョウなどの他、地元の公園では見られないヒメウラナミジャノメも飛んでいた。




[PR]

by 2008oharu | 2017-04-30 20:57 | Comments(0)

越冬中の卵や幼虫など

近隣の公園でミドリシジミの卵が見られるとAさんから聞いて、行ってみた。

ハンノキに産み付けられたミドリシジミの卵

d0146854_10061846.jpg
d0146854_10062323.jpg
ハンノキの冬芽の近くに産み付けられている。新葉が伸びてくるころ孵化するのだろうか。
この公園はミドリシジミの成虫が見られる都内の公園で、以前に幼虫も見たことがあり、これで蛹以外の3ステージを見ることができた。ゼフィルスの卵としては、ウラゴマダラシジミ以来の2例目。
もっと身近なアカシジミやミズイロオナガシジミの卵も見てみたいものだ。

コムラサキの幼虫

d0146854_10150534.jpg
コムラサキは地元の公園やその近隣の公園でも見られるチョウなので、以前からときどき越冬幼虫を探していたのだが、一度も見つけられなかった。写真は埼玉県へ遠征したついでによった公園で、みき♂さんが見つけてくれたもの。話に聞いて想像していたものより大きく感じた。地元でもぜひ見つけたい。コムラサキは終齢幼虫・蛹は見ているが、卵は未見。

アサギマダラの幼虫(小さい方から順に)

d0146854_10211010.jpg
d0146854_10211602.jpg
d0146854_10212142.jpg
ここ2~3年、毎冬観察している場所で、今年も観察。ここは、アサギマダラの繁殖の北限になっていると思われる場所。けっこう寒く雪も降るのに生きていけるようだ。
12月にはまだとても小さかったが、少し成長してきている。この日は少し暖かい日だったせいか、少し動いてキジョランの葉を食べているように見えた。アサギマダラは卵・幼虫・蛹・成虫の全ステージを自然の中で観察できているが、幼虫の終齢をまだ見ていない。今年は見られるだろうか。

おまけ:ヤママユの繭(2個体)
d0146854_10225983.jpg
d0146854_10230532.jpg
こちらもプチ遠征先でみき♂さんが見つけたもの。
ヤママユは、卵と成虫は見ているが、蛹(繭)は初めて。幼虫もまだ見ていない。





[PR]

by 2008oharu | 2017-02-25 10:26 | Comments(0)

新春第1弾 フユシャク亜科編

新春を迎えてすでに1か月が経ってしまった。(汗)
このブログを書くのは今年になって初めてになる。
長い越冬状態だったので、新年の挨拶をするのも気が引けるが、おめでとうございます。
ことしもよろしく。

こんなに長い間ブログをアップしなかったのは、地元のフィールドの昆虫の状況があまり芳しくなく、記事にしたいような観察ができないという理由もある。

とりあえず、その状況を書き留めておく。

昨年末までに出現したフユシャクは、クロオビフユエダシャク、チャバネフユエダシャク、イチモジフユナミシャクの3種だった。イチモジフユナミシャクはそれなりに見られたが、他の2種は数も少なかった。
そして、例年なら少なくともウスバフユシャクはいやというほど見られるはずなのに、今年に入ってからもなかなか出てこない。

他所で今年初めてウスバフユシャクを見たのは1月10日のこと。ここでは、数個体見られた。

d0146854_22350360.jpg
次の日の1月11日、地元でもやっと見ることができた。
d0146854_22350994.jpg
そして、月末の29日にやっと交尾ペアを見る。
d0146854_22375759.jpg
30日の交尾ペア
d0146854_22385523.jpg
脚がオスの翅の下からのぞいている。
d0146854_22394973.jpg

フユシャク亜科には他にクロテンフユシャク、ウスモンフユシャク、シロオビフユシャク、クロバネフユシャクなどが地元で見られるはずだが、それも今のところ極めて少ない。
d0146854_22413266.jpg
1月10日にやはり他所で見たシロオビフユシャク。地元ではオスは見ていない。
一応メスはいるので、出現はしているはずだ。

d0146854_22445165.jpg


シロオビフユシャクの卵と思われるもの
d0146854_22453463.jpg
クロバネフユシャクもオスは見ていない。
メスと思われるものが壁で産卵している。尾端の毛を卵に擦り付けている。(1月18日)
d0146854_22472259.jpg
あと見たのは、クロテンフユシャク(1月18日)ぐらい。
d0146854_22484310.jpg
なんとも寂しい状況だ。
他に、フユナミシャク亜科・フユエダシャク亜科のものも出現してきているが、それも少ない。
地元だけの状況なのか、それとも他所でも同じような状況なのか、知りたいところだ。















[PR]

by 2008oharu | 2017-01-31 22:55 | Comments(0)

チャバネフユエダシャクとイチモジフユナミシャク

d0146854_11021457.jpg
私が今季チャバネフユエダシャクのメスを初めて見たのは11月28日。(お仲間が27日に発見した個体)
チャバネフユエダシャクの出現としては早い。


このメスはしばらく同じ場所にいたようだが、オスの姿は近くにはなく、こんなに早く出てしまって、無事にオスに出会えたのかどうか心配するほどだった。

その後メスの姿はときどき見かけるが、なかなかオスには出会えなかった。
12月11日のメス
d0146854_11010064.jpg
12月18日のメス
d0146854_11021457.jpg
メスはたいてい2~3日同じ場所にいるようで、まだオスに出会えないのか、どこかで産卵したのか、よくわからない。

この日にはやっとオスにも出会えた。
d0146854_11043924.jpg
チャバネフユエダシャクは夜行性なので、昼間はこうして擬木柵や壁にはりついているところしか見られず、交尾や産卵の様子も見たことがない。
丘陵地に行ったとき、こんな状態のオスを見かけたが、ここで夜間に交尾でもしたのかなと想像してみたりした。(12月21日)
d0146854_11065112.jpg
メスはその後も時々見かける。
12月23日のメス
d0146854_11072388.jpg
年によっては1月中旬ごろまで見られることもあった。


イチモジフユナミシャクのオスは12月17日に見た。
d0146854_11111175.jpg
こちらは丘陵地で見た個体(12月21日)
d0146854_11122266.jpg
そして、23日にはメスが見られた。
d0146854_11133386.jpg
地元ではイチモジフユナミシャクはあまり多く見られず、だいたい1~2個体見られればいい方だ。

この時期例年ならウスバフユシャクやクロテンフユシャクも見られ始めるのだが、今季はまだ。クロオビフユナミシャクはお仲間が1個体見ているが、私はまだ見られていない。








[PR]

by 2008oharu | 2016-12-28 11:17 | Comments(0)

クロスジフユエダシャク2016

2016年12月4日の午前10時前、目の前をクロスジフユエダシャクオスがひらひらと飛んでいたので、目で追っていると、ササの枯れた葉に止まった。止まった状態を写真に撮ってみると、なんとそのササの葉にはメスがいた。
d0146854_10550690.jpg
オスはしばらくばたばたと翅を動かし、やがて交尾の姿勢になった。
d0146854_10560234.jpg
d0146854_10563139.jpg
私にはメスの姿は写真を撮るまで気が付かなかったが、オスはちゃんとわかっていてそのあたりをひらひら飛んでいたのだろう。メスが発するフェロモンに呼び寄せられたのか、ある程度目視できるのか。もし、メスがいることにもう少し早く気付いていたら、コーリングしている状態が見られたのかもしれない。
公園でのイベントの下見のあと、また寄ってみると、枯葉が折れ曲がって交尾姿勢は変わっていたが、まだ交尾中だった。
d0146854_11022460.jpg
結局4時半ぐらいまでの間、ずっと交尾中だったことになる。

翌日、どうなったが気になって昼ごろ行ってみたが、すでにオスはもちろんメスの姿もなかった。
もしメスが無事だったら、幼虫の食草のクヌギやコナラまで飛べない身で歩いて行ったのだろうか。

地元でクロスジフユエダシャクを観察し始めてから10年以上になる。その結果わかったことは、
●クロスジフユエダシャクは地元では11月下旬から12月上旬に成虫が見られること
●昼行性の蛾で、オスは羽化すると地表近くを飛びまわって羽化してくるメスを探す。
●メスの翅は退化していてとても小さく、飛ぶことはできない。コーリングしてオスを引き寄せ交尾・産卵する。(雌雄とも成虫になると何も飲み食いしないらしい。)
●卵は固めて産まれる。(写真は2014年12月9日に擬木柵に産み付けられたもの。孵化した幼虫はバルーニングで食草にたどりつくのか?)
d0146854_11113277.jpg

●幼虫は4月ごろよく姿が見られるようになる。色模様には個体差がある。(写真は2014年4月29日。蛹化準備中か)
d0146854_11165041.jpg
クロスジフユエダシャクは昼行性なのでオスは目につきやすいが、ひらひら飛ぶばかりでなかなか止まらず写真に撮るには休憩するまで待つ根気がいる。しかし、寒い日にはさすがに不活発になるのか、建物の壁や擬木柵にはりついていることもある。

壁にはりつくオス

d0146854_11214956.jpg

擬木柵にはりつくオス
d0146854_11215648.jpg

葉に止まって休む(?)オス
d0146854_11220178.jpg
根気よく探せば、メスや、その産卵の様子も見られるかもしれない。

この冬は、しかしフユシャクの数が少ないような気がするが、他のフユシャクはどうなるだろうか。







[PR]

by 2008oharu | 2016-12-12 11:27 | Comments(0)

チョウたちの越冬準備② ムラサキツバメの場合

ムラサキツバメも晩秋になると南に面した常緑樹の周りに姿を現し、飛び回っては葉の中に入る。ウラギンシジミと違う点は、葉の裏に止まるのではなく、葉と葉の隙間に入るのだ。

d0146854_20594464.jpg
地元では、昨年十数頭が越冬態勢に入っていたあたりに、今年もムラサキツバメの姿が見られたのは11月5日。しかし、その数はとても少なく、結局今のところムラサキツバメが越冬態勢に入っているのは見つけられていない。

そのかわり、やはり地元の公園の別の場所で2頭が越冬態勢に入っているのをみき♂さんが見つけた。11月6日のことである。

d0146854_21035173.jpg
アオキの葉と葉の間で、やはり昨年もムラサキツバメがいたところである。

11月10日にも向きは変わっていたが、2頭いた。
d0146854_21045654.jpg
しかし11月15日には1頭に減っていた。
d0146854_21060140.jpg
11月26日も1頭
d0146854_21065147.jpg
その後ずっと1頭だったが、12月2日には3頭になった。
d0146854_21073238.jpg
こんな具合に、見る時間や気温の変化によってか、頭数が変化し、時には1頭もいないこともあった。

ムラサキツバメが越冬態勢に入っているアオキはこんな具合。
d0146854_21112138.jpg
12月6日には3頭のムラサキツバメに、1頭のムラサキシジミが混ざっていた。
d0146854_21125775.jpg
今日(12月7日)は急に真冬の気温に下がったが、ムラサキツバメたちは、こんな日は体を横倒しにして止まっている。他のシジミチョウでもこういうポーズをとるものが多いので、寒さに耐えるためのポーズなのだろう。

昨年はたくさんのムラサキツバメが越冬していたが、大雪などのために失敗したものも多かった。今年は無事に越冬できるだろうか。今後も観察を続けていきたい。

[PR]

by 2008oharu | 2016-12-07 21:43 | Comments(0)
line

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31