カテゴリ:蝶( 311 )


ゼフィルスのライファー3種

ヘムレンさん、みき♂さんに、自分ではとても見に行けないポイントに連れて行ってもらって、ゼフィルスのライファーを3種見ることができた。

ハヤシミドリシジミ
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たまたま葉の上に止まっていたのをヘムレンさんが見つけた。
図鑑とにらめっこしても、私にはオオミドリやジョウザンミドリ、エゾミドリなどとの違いはよくわからないのだが、お二人が「ハヤシミドリシジミ」だと識別したので、そういうことに(苦笑)。

メスアカミドリシジミ
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やや遠かったが、それでもきれいな青い表翅が撮れた。
角度が悪いが裏翅も。
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こうなると、メスも撮りたいという欲が出てくる。

ウラクロシジミ
こちらはとても手強かった。遠いし、動きは早く不規則だし。
とても証拠写真にはならないが、どんな蝶だかはわかってよかった。
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表翅はほぼ真っ白なので、裏黒ではなく、表白という感じ。
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葉の上に裏翅が覗いている。

ゼフィルスは奥が深い。ヘムレンさん、みき♂さん、お世話になりました。



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by 2008oharu | 2017-06-19 22:52 | | Comments(2)

他所のゼフィルス オオミドリとウラゴマダラ

ヘムレンさんと行った丘陵地で、ゼフィルス祭りを体験したあと、私にとっての本命であるウラゴマダラシジミを探していたときのこと。

目の前を水色に輝くものが横切った。
ヘムレンさんによれば「オオミドリシジミかも。」ということで、降りた先を探す。

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草の茂みの中に見え隠れするチョウ。確かにオオミドリシジミのようだ。
なかなか全身を見せてくれないので、ヘムレンさんがちょっと草をゆすってみる。
すると、飛びだしてきた。
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翅が少し破れている。
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ちょっと止まっては、また飛び立って、なかなか満足に撮らせてくれないし、翅も開かない。
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地面に降りて、口吻を伸ばしている。
飛び立つとき、さっと鮮やかなブルーが目に入るが、結局それはカメラの中には収まってくれなかった。
ヘムレンさんによれば、ここでオオミドリシジミが見られるとは思っていなかったそうだ。
私はオオミドリシジミは過去に一度しか見たことがなかったので、とてもうれしい出会いだった。

さて、主目的の一つだったウラゴマダラシジミ。
これは、なかなか目にすることができず、最後にちらっと姿を見せてくれただけだった。

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ちょっとすれているように見える。

それでも、これで平地性ゼフィルス6種を都内でコンプリートすることができた。
ヘムレンさん、今回もお世話様でした。

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by 2008oharu | 2017-06-08 08:42 | | Comments(0)

他所のゼフィルス ミドリシジミ2017

ミドリシジミは地元では見られないゼフィルスだ。しかし、自宅から自転車で行ける距離の公園では見られる。今年もそこで見られるようになったので、行ってみた。

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すでに顔見知りの方々が集まっていて、盛んに写真を撮っている。みなさん朝早くから来ていたようで、のこのこ遅れて行った私はどうにか滑り込みセーフという感じだった。

オスの開翅
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この日は、オスしか見られなかったので、数日後また行った。
その日は朝のうちはあまり日が差さず、むしろ寒いくらいで、初めはチョウの姿さえ見られなかった。それでも雲の隙間から日が差すと、下草からいくつか上がってくる。
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やっと翅を開いたのは、やはり♂だった。
それから、地面近くの草からはい出るように上がってきた個体があって、隙間から見た感じではメスのようだった。
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しかし、待てど暮らせどメスは開翅せず、口吻を伸ばして水分のようなものを吸うばかりだった。
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前日はメスの開翅祭りがあったそうだが、やはり天気の良い日でないと開翅は見られないのかもしれない。

ミドリシジミは近隣の公園2か所で確認されている。池があって、ハンノキがたくさんあるという条件では、地元の公園もそれほど違いはないように思えるのだが、地元にはいない。自然度の微妙な違いなのだろうか。






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by 2008oharu | 2017-06-07 09:05 | | Comments(0)

地元のゼフィルス3種

ゼフィルスという名は学名ではない。昔、樹上性のシジミチョウの仲間をそう呼んだのが始まりだそうで、語源はギリシャ神話の西風の神ゼピュロスなのだそうだ。神話に慣れ親しんだヨーロッパのひとたちにとっては、その名の響きが蝶の特徴と結びついて独特の感情を呼び起こすのだろうが、私にはそれがわからない。ただ、色合いの美しさ、年に一時期しか見られないことからくる貴重さに惹きつけられる。

地元の公園でゼフィルスが見られると知ったのは、2005年だったが、それ以来、毎年生息状況を確認するのが習慣になった。一年に1頭ずつしか見られないような年もあったり、一日に10頭以上も目にする年もあったりしたが、一応毎年確認できている。他の観察者の方々も意識して探してくださるようになり、観察頻度もあがってきたからだろう。

アカシジミ
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地元のアカシジミは、だいたい栗の花が咲くころ、そこへ吸蜜に来ることがわ分かっている。今年もここで5月29日に確認できた。とても高い位置にいるので、400mm望遠で撮っている。

ミズイロオナガシジミ
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同じ日、たまたま出会った方が、上水の下流の方でミズイロオナガシジミらしい蝶が飛んでいたと教えてくださったので行ってみると、コナラの葉の上に止まっていた。
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また、次の日、別の観察仲間の方が、公園内の別の場所で発見し、連絡してくれた。やはりコナラで、そこには2頭いた。

ウラナミアカシジミ
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あとはウラナミアカシジミだと思って、必死に探すと、やはり栗の花の上の方にいるのがやっと確認できた。6月3日のことだ。

これで今年も3種のゼフィルスを地元で確認することができた。やれやれ。

安心して、ヘムレンさんの案内でプチ遠征。目当ては別のものだったが、到着すると、歩く足元から次々とアカシジミやウラナミアカシジミが飛びあがってきて、踏んでしまいそうなほどだ。ゼフィルス発生の最盛期だったのだろうか。どれも新鮮な個体だった。

逆光のアカシジミ
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コンデジで寄る。
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栗の花に(コンデジ)
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草むらから飛びあがって、細い茎につかまるウラナミアカシジミ
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順光のウラナミアカシジミ
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1本の木に何頭も止まっていることもあった。
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ウラナミアカシジミとアカシジミのツーショット

その場所ではミズイロオナガシジミはあまり見られず、かろうじて目にした1頭。
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特別なシーンは見られなかったが、ゼフィルス漬けの時間を堪能することができた。

来年も見られますように!







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by 2008oharu | 2017-06-06 09:48 | | Comments(2)

アサマイチモンジ(2)

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アサマイチモンジを観察した場所は、スイカズラの他に、エノキ、シャリンバイ、ウマノスズクサなど多数の植物がおりなすブッシュになっていて、アサマイチモンジの他にも、ジャコウアゲハ・アカボシゴマダラ・アゲハ類などいろいろな種類のチョウがやってくる。

アサマイチモンジを観察していると、食草のスイカズラだけでなく、なぜかシャリンバイにもよく止まる。初めはただ休憩のために止まるのかと思っていたが、よく見ると、シャリンバイに止まったアサマイチモンジは口吻を伸ばしていることが多いのだ。
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口吻を伸ばしながら葉の表を移動するアサマイチモンジ
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やがて、主脈上にある汁のようなものを探り当て、盛んに吸い始めた。
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別の場面では、やはりシャリンバイの枝を移動して、枝についた汁のようなものを吸っているように見えた。
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たぶん、アブラムシのようなものがついていて、それが排出する汁を吸っているのではないか。
家に帰ってシャリンバイについて調べてみると、アブラムシやカイガラムシがよくつくらしいこともわかった。

あたりにはスイカズラの花が咲いていたし、シャリンバイの花も咲いていたが、アサマイチモンジはそれらの花には一度も訪れなかった。もっぱら樹液のようなものを好むチョウらしい。

この場所は、食草のスイカズラがあり、餌となる樹液(排出液?)もあり、アサマイチモンジには理想的な生息地になっているのかもしれない。

「森と樹と蝶と」「小さな蝶たち」などの著者、西口親雄氏によると、アサマイチモンジはかって「スイカズラ王国・中国の西部を中心に、日本の温帯域にまで分布を広げ、ゆうゆうと生活していた。ところが、(食草を同じくする)イチモンジチョウの出現でふるさとを追われ、日本という隔離列島で、なんとか生き残ることができた。」そして、その後さらに進化したミスジ型イチモンジチョウによって、イチモンジチョウも大陸を追われてきたという。

今、スイカズラがたくさんある状態なら、アサマイチモンジとイチモンジチョウは日本で共存できるはずだが、スイカズラが減ってしまうと、アサマイチモンジはまたイチモンジチョウに圧力を加えられるかもしれないと氏は懸念している。

この場所のスイカズラも、以前はフェンスにたくさん絡まっていたそうだが、今はフェンスからはきれいに刈り取られている。どうかこれ以上減らさないで、アサマイチモンジの生息地を守ってほしい。





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by 2008oharu | 2017-05-26 07:45 | | Comments(4)

アサマイチモンジ(1)

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アサマイチモンジは、2009年に地元で一度だけ見たことがある。そのときの様子はこちら↓

http://parkinsect.exblog.jp/10395232/

私の目撃例は、雑誌「多摩虫」No.55の「東京都小金井市でアサマイチモンジ目撃撮影」(大橋 田鶴子)で紹介されるぐらい珍しい例だったようだ。
以前は近隣でも繁殖していたらしいが、近年は東京では絶滅危惧種になっている。

今回またヘムレンさんに埼玉県の繁殖地へ連れて行ってもらって、久しぶりに目にすることができた。
そこは、アサマイチモンジの食草であるスイカズラがフェンスと水路で遮られた先に茂っている場所だった。

オスは盛んにあたりを飛び回り、縄張り争いをしたり、メスを見つけると言い寄ったりしている。
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しかし、どのメスもすでに交尾は終えているようで、オスのアタックを受け入れるものはいなかった。しつこいオスから身を隠すように葉裏に移動することもあった。
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そして、ときどきスイカズラに止まっては、産卵していた。
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産卵は葉裏にすることもあれば(上の写真)、葉の表に産み付けることもある。
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水路を隔てた遠くだが、400mm望遠レンズで卵を撮ってみる。
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イチモンジチョウやコミスジの卵に似ていた。

つづく





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by 2008oharu | 2017-05-25 22:00 | | Comments(2)

ウスバシロチョウとアオバセセリ

ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)とアオバセセリは地元の公園では見られず、毎年丘陵地や低山地にプチ遠征して観察してきた。
今年もその時季になったので何回か遠征したが、初めのころはあまりよく見られなかった。

ウスバシロチョウ

5月2日。この日はヘムレンさん・みき♂さんと出かけた。ウスバシロチョウは飛んでいたが、なかなか止まらず、撮れたのは2カットぐらい。

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5月5日は、一人で出かけた。ウスバシロチョウはそれなりに飛んでいたが、やはり飛び回るばかりで、撮れたのは休止中の1カットのみ。(別の目的もあったので、ねばらなかったし)
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3度目。再びヘムレンさん、みき♂さんとの遠征。午前中の早い時間はまったく飛んでいなかったが、日がさすにつれて足元などから飛びだしてきた。
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そして、キイチゴ・ハルジオン・ツツジなどで盛んに吸蜜するシーンが見られた。
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キイチゴでミヤマセセリと一瞬のツーショット。
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交尾や産卵のシーンは今回も見られなかったが、いろいろな花に来る様子が観察できたのはよかった。

アオバセセリ

アオバセセリも何回か探しに行ったが、結局見られたのは5月11日のこと。
初めのミツバウツギのポイントではビークマークのある擦れた個体しか見られなかった。
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場所を替えてしばらく待つと比較的きれいな個体が飛んできた。
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取りあえず見られたことに満足して、この日は引き上げた。
この場所はネットを持った採集者がとても多く、ストレスだった。


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by 2008oharu | 2017-05-17 21:43 | | Comments(0)

アゲハ類はツツジの花で part2

前回は近所の公園で普通に見られるアゲハ・クロアゲハ・キアゲハを取り上げた。
今回は、地元の公園では見られないミヤマカラスアゲハ・オナガアゲハなどを中心に取り上げる。
5月7日~5月12日にプチ遠征したときに撮ったものだ。

カラスアゲハ(これは地元の公園でも見られるアゲハだが)

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ミツバウツギにも来ている。
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ミヤマカラスアゲハ
このアゲハを見たのは久しぶりだった。
このアゲハはちょっと遠征しないと見ることができない。
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いきなり近くに飛んできてフレームアウトしてしまったり、ツツジの花の陰になって全身をと撮れなかったり、ツツジの花の中に頭を深く入れるので、とても撮りにくいことがよくわかった。上のような写真しか撮れなかった。

オナガアゲハ
オナガアゲハも地元では見られないチョウだが、ちょっと高度の高い場所へ行けば、割と普通に見られる。そのためかえって一生懸命撮ろうとしないで終わってしまうことも多い。今回もあまりよい写真が撮れなかった。
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ミツバウツギにもよく来る。(裏側から)
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そして、今日は、ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)がツツジに来たのを初めて見た。
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赤いツツジには来なかった。これも、頭を深く突っ込むので、よく撮れない。

アオスジアゲハがツツジに来ているのは見たことがない。あとはモンキアゲハだが、今季はまだ見ていない。ウスバシロチョウについては、また別に取り上げたい。

今回の写真を撮るにあたっても、ヘムレンさんみき♂さんにお世話になりました。



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by 2008oharu | 2017-05-12 22:27 | | Comments(2)

ツバメシジミ

4月中旬ごろから、あちこちでツバメシジミを見た。

今日(4月28日)見たきれいなオス
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4月13日に見たちょっとぼろぼろのオス
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そして、地元では、メスがカラスノエンドウに産卵していた。
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ツバメシジミは広範囲のマメ科の植物に産卵する。
春はシロツメクサなど、秋はハギなどに産卵しているのを見てきたが、カラスノエンドウで産卵するのは初めて見た。

卵はとても小さく、隙間に産み付けるのでなかなか撮れない。
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今回もなんとか卵とわかる程度にしか撮れなかった。
幼虫や蛹はまだ見ていない。

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by 2008oharu | 2017-04-28 22:20 | | Comments(0)

アゲハはツツジの花で

アゲハ類は、4月の中旬ぐらいから飛んでいるのは確認済みだが、なかなか写真には撮れなかった。
ここへ来て、ツツジの花が咲き始め、吸蜜に来るアゲハ類を今年初めてやっと撮ることができた。

クロアゲハ
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キアゲハ
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アゲハ(ナミアゲハ)
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アゲハとキアゲハの絡み
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ナガサキアゲハらしいアゲハも見たし、アオスジアゲハも確認されている。
いよいよ初夏という感じだ。








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by 2008oharu | 2017-04-27 17:55 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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