カテゴリ:蛾( 160 )


フユシャクが出始める クロスジフユエダシャク2017

d0146854_20172610.jpg
私が今年初めてクロスジフユエダシャクを目にしたのは11月21日だった。
その日は、目にしたのは1頭だけだったし、すぐに見失って写真は撮れなかった。(写真は11月29日のもの)

翌日の22日。今日は絶対写真に撮るという決意で、例年よく目にするポイントへ出かけた。
しばらくすると、2頭のオスが飛び始める。いかにもメスを探している風な様子なので、見失わないように目で追った。
d0146854_20202423.jpg
d0146854_20203262.jpg
時々翅をばたつかせながら枯葉の下に入り込むのは、いかにもメスを見つけたかのよう。
そして、ついに2頭のオスが同じ場所に入り込む。
d0146854_20222853.jpg
やがてこんな具合に。
d0146854_20223800.jpg
枯葉の陰でよく見えないが、1頭のオスがすでにメスとつながっているところへ、もう1頭が割り込もうとしているようだ。
d0146854_20223436.jpg
やがて、割り込みに失敗して、1頭は離れていく。

その時、あたりにはブローワーで落ち葉を吹き飛ばしている業者の人が来ていた。いよいよ交尾中のペアがついている枯葉も吹き飛ばされそうになったので、枯葉ごと避難させる。ついでにパチリ。

d0146854_20224826.jpg
昨年もこのあたりで交尾するところを見たので、ここは大事なポイントなのだ。枯葉の中でも、昆虫たちのこんな営みが行われているのだから、むやみに掃き清めたり、ゴミにしたりしないでほしいものだ。

11月29日は、10月の陽気と言われる暖かさで、地元三鷹市の公園のあちこちで、クロスジフユエダシャクが乱舞するように飛び回っているのが見られた。
いよいよフユシャクの季節の始まりだ。蛾の仲間が極端に減ってきている状況だが、この冬はどんな種類のフユシャクに出会えるだろうか。






[PR]

by 2008oharu | 2017-11-30 20:36 | | Comments(0)

ウスタビガ2017

秋の大物蛾、ウスタビガは2012年以来毎年見てきた公園で今年も探すことに。そろそろ出かけようかと思っていたら、ヘムレンさんから見つけたと連絡があった。天気が今一だったが、やはり見逃したくないので出かける。

外灯の高いところにいるメス
d0146854_20293054.jpg
外灯の下にいるメス
d0146854_20293736.jpg
このあと、園内をあちこち探して回ったが、ヘムレンさんが見つけたこの2頭しか見つけられなかった。

翌日には、yamapさんから、2ペア交尾中を発見したと連絡があった。
2ペアは同じ外灯にいた。

上のペア
d0146854_20293779.jpg
オスの羽の内側の方が黄色い。

下のペア
d0146854_20293828.jpg
d0146854_20293880.jpg
オスは色が濃い。
この日は天気は良かったが、風が強く、パタパタと翅が動いてよい角度からなかなか撮れなかった。
別の場所にもう1頭メスがいた。
d0146854_20293841.jpg
よく見ると腹の先から出ているものがある。コーリングしているのだろうか。

その後しばらくうろうろと探すと、モミジにもう1頭いるのが見つかった。
d0146854_20293997.jpg
d0146854_20293927.jpg
かなりぼろぼろの個体だった。(私が自分で発見したのはこのぼろぼろの個体のみ)

ウスタビガは、この公園で一時は一日に15頭ぐらい見つかったこともあったし、空繭も何十も見つかっていたのだが、年を追うごとに数が減り、このまま断ち切れてしまうのではないかと心配していたが、今年もどうやら生息を確認できてうれしかった。





[PR]

by 2008oharu | 2017-11-26 20:43 | | Comments(0)

10月の蛾から 地元編 2017

地元三鷹市の公園で見た10月の蛾から

ホシヒメホウジャク
d0146854_23032910.jpg
いつ見ても、この縮れている翅は不思議だ。

アカエグリバ
d0146854_23033512.jpg
最近、アケビコノハは千切れた翅ばかりで、生きた姿がなかなか見られないが、かわりにアカエグリバの見事な擬態を堪能する。

ホソバミドリヨトウ
d0146854_23034117.jpg
凝った模様と色合い。

アオアツバ
d0146854_23040280.jpg
秋になるとやたら増える。

ナミテンアツバ(♂)
d0146854_23040782.jpg
これも多い。

ウスミドリナミシャク
d0146854_23042585.jpg
1日に何頭も見ることもある秋の蛾。

カシワキリボシキリガ
d0146854_23035078.jpg
たいてい頭をこのように隠している。

ミツモンキンウワバ
d0146854_23041596.jpg
ウコンカギバ
d0146854_23043080.jpg
ウスチャヤガ
d0146854_23132729.jpg
小ものが多い(笑)。

他所編につづく

[PR]

by 2008oharu | 2017-10-31 23:15 | | Comments(0)

9月の蛾から② 2017

つづき

ヒメクロホウジャク(埼玉県)
d0146854_08050474.jpg
ホシホウジャク(東京都)
d0146854_08051555.jpg
エゾキクキンウワバ(埼玉県)
d0146854_08052754.jpg
オオエグリシャチホコ(東京都)
d0146854_08053386.jpg
キマダラオオナミシャク(東京都)
d0146854_08053735.jpg
トビイロリンガ(東京都)
d0146854_08055127.jpg
ツマジロエダシャク(東京都)
d0146854_08055980.jpg
モンウスギヌカギバ(東京都)
d0146854_08062447.jpg
ヒトツメカギバ(東京都)
d0146854_08062930.jpg
キオビベニヒメシャク(高速SA)
d0146854_08065038.jpg
この蛾の色はかなり個体差がある。

スジキリヨトウ(東京都)
d0146854_08065847.jpg
ウンモンナカエダシャク
d0146854_08070898.jpg
ウチムラサキヒメエダシャク(高速SA)
d0146854_08071328.jpg
カギバアオシャク(同上)
d0146854_08072239.jpg
ヒロバツバメアオシャク(埼玉県)
d0146854_08072819.jpg
地元でもよく見る。

まだまだホタルガとかハガタクチバとか続くが、きりがないので終わる。

幼虫編につづく

[PR]

by 2008oharu | 2017-10-01 08:19 | | Comments(0)

9月の蛾から① 2017

9月に見た蛾から、いくつかをピックアップ

ヒメヤママユ(9月30日山梨県)
d0146854_20144472.jpg
ヒメヤママユを9月に見たのは初めて。
こちらは今まで見たことのない色合い。(みき♂さんが男児トイレから救出したもの)
d0146854_20144322.jpg
普通は上翅の上部が白っぽいのに、これは下部と同じような色になっている。
d0146854_20144413.jpg
光の具合で色が違って見えるが同一個体。このあと飛んで行った。
ヒメヤママユは例年10月も20日過ぎに見てきた。いつもはだいたい東京都の低山地で見ていたので、山梨県の方が早いのかと思ったが、ちょうど昨日(29日)に東京都でも記録されていた。今年はやはり早めなのか。

それにしても、クスサンがなかなか見られないのが残念。

ヤママユは8月5日に見て以来、9月20日まで出現し続けている。
d0146854_20224983.jpg
d0146854_20225689.jpg
d0146854_20230272.jpg
この日は合計6個体見られた。(東京都)

ゴマフボクトウ
d0146854_20262681.jpg
ゴマフボクトウは9月に2度見た。コンビニやSAで見たので、場所が不確か。
d0146854_20263200.jpg
翅を振るわせて飛び立つ寸前。
d0146854_20263659.jpg
よく見ると触角がとても面白い形をしている。

アシブトチズモンアオシャク(東京都)
d0146854_20301156.jpg
チズモンアオシャクと似ているが、線の入り方が違うようだ。

ハガタエグリシャチホコ(東京都)
d0146854_20322394.jpg
模様の立体感がすごい。

ウスイロギンモンシャチホコ(埼玉県)
d0146854_20335573.jpg
初見のシャチホコガ。

つづく。





[PR]

by 2008oharu | 2017-09-30 20:38 | | Comments(2)

8月の蛾から 幼虫編

8月に地元三鷹市の公園で出会った蛾の幼虫たち

ホソバシャチホコ
d0146854_22201781.jpg
1日に数頭見た年もあったが、今年はこれだけ。

トビモンオオシャチホコ(の顔面)
d0146854_22213784.jpg
この春は成虫に出会わなかった。そろそろ蛹になるころか。来春には成虫になって姿を見せてほしい。

イラガ
d0146854_22224594.jpg
ビロードスズメ
d0146854_22230761.jpg
成虫の姿が見たい。

ホシホウジャク
d0146854_22241096.jpg
もう、成虫も出ている・

ホシヒメホウジャク
d0146854_22252065.jpg
セミヤドリガ
d0146854_22260232.jpg
ヒグラシについている幼虫
d0146854_22260985.jpg
セミから離れて蛹化するために下りてきた幼虫。揺りかごの中の赤ちゃんみたい。
以前見た成虫の羽化
d0146854_22273332.jpg
プライヤエグリシャチホコ
d0146854_22324185.jpg
成虫はとても多いが、幼虫はあまり目につかない。よくスズバチに狩られる。

ヨツボシホソバ(あるいはウンナンヨツボシホソバ)
d0146854_22335984.jpg
コケを食べるので、よく苔の中で見る。ウンナンヨツボシホソバが増えているそうだが、違いがわからない。
成虫も見た。
d0146854_22340697.jpg
フタトガリコヤガ
d0146854_22362207.jpg
こちらは杉並区の公園にて。芙蓉につく。









[PR]

by 2008oharu | 2017-09-01 09:04 | | Comments(0)

8月の蛾から ヤママユ編

ヤママユは、数ある蛾の中でも、一際魅力的な蛾だが、そのわけは大きさだけではない。色合いの微妙な美しさにもよると思う。

昨年は生きているヤママユを見損なったので、今年はそろそろ出始めたらしいと思われるころ、いつものヤママユ・ポイントへ行ってみた。そして、予想たがわず、出会うことができた。

8月3日(八王子市)
d0146854_20260866.jpg
歩道橋の橋げたにはりついていた。望遠で撮っても、十分大きい。薄い茶色のオスだ。
同じ日の別の場所のヤママユ
d0146854_20261443.jpg
ちょっとフラッシュを使ってしまったので、一層薄く見えるが、だいたい同じような色合いのオスだった。

8月も末、29日に出会ったヤママユ
d0146854_20262220.jpg
一層薄く、灰色がかっているオス。

そして、その場所(コンビニ)のガラス窓に張り付いていたのは、黄色味が濃いメス
d0146854_20261965.jpg
目玉模様の中は透き通っていて、背景の色が覗いて見える。
同じ個体(下に落ちたもの)
d0146854_20321255.jpg
下翅の模様がはっきり見えていて、この向きで見ると、確かにフクロウなどの鳥の顔に見えなくもない。この黄色味の強いヤママユは、以前にもみたことがあるが、それはやはりメスだった。

過去に見たものでは、赤味が強いオス
d0146854_20344677.jpg
チョコレート色のオス(これはすごくいい色だと思う)
d0146854_20345108.jpg
黄色とピンクのまだら模様タイプのオス
d0146854_20345878.jpg
などがあったが、メスのバリエーションには出会っていない。

ヤママユは、卵・幼虫・蛹を一通り見ているが、もっと自然の中にいる姿にはお目にかかったことがないのが残念だ。

次はクスサン・ヒメヤママユ・ウスタビガが順調に見られますように。


[PR]

by 2008oharu | 2017-08-30 20:43 | | Comments(2)

7月の蛾から 2017高原編

チョウやトンボを撮りに高原へ行ったとき、ちらりと見かけた蛾たちからピックアップ。

キスジホソマダラ
d0146854_10291191.jpg
ヤナギランに来ていた。

クロホソマイコモドキ
d0146854_10291961.jpg
初め目にしたときは赤く見えたのに、写真に撮ってみたら、赤くない。名前も「アカ」ではなく「クロ」だった。構造色なのかな。

セグロベニアシトゲガ
d0146854_10291872.jpg
もう少し大きくきれいに撮りたかった。名前の通り、背黒紅で脚に棘がある。

モモブトスカシバ
d0146854_10292081.jpg
これは地元でも見られる蛾だ。

マエキカギバ
d0146854_10292067.jpg
バイバラシャチホコかな?
d0146854_10292563.jpg
模様が擦れているのではっきりはわからない。これらはSAなどで見たもの。

最後に名前がわからない地味な蛾 →キトビエダシャクと教えていただきました。
d0146854_10292188.jpg
d0146854_10292051.jpg
ミヤマモンキチョウがいるような高度の高い草原の昼行性の蛾だ。特徴があまりはっきりしないので、名前が調べにくい。高原の蛾は図鑑などに載っていないものが多く、調べるのに苦労する。

8月は大物蛾が見られるといいのだが。

[PR]

by 2008oharu | 2017-08-01 10:41 | | Comments(0)

7月の蛾から 2017地元編


地元三鷹市の公園では、7月もあまり蛾との出会いはない。

ツマキシャチホコ
d0146854_09223757.jpg
この時期普通に見られるシャチホコガだが、サクラの木の枝の質感を見事に再現したような擬態には、何度見ても感心させられる。幼虫はうじゃうじゃ感で思わずちょっと引くようなクヌギ毛虫。

ヒメクロイラガ
d0146854_09221435.jpg
ヒメクロイラガにも毎年出遭うが、この天井からぶら下がったような止まり方を目にしたのは今年初めてで、初めは何だかわからなかった。今年はヒメクロイラガの成虫と出遭うことが多く、次の機会ではこんな様子だった。
d0146854_09221546.jpg
d0146854_09221595.jpg
後ろ脚の爪をかけてぶら下がっているようだ。頭の先に伸びた髭のようなものは、下唇髭というらしい。触角に似た働きをすると書かれていた。この特異な止まり方や形状は、やはり一種の擬態なのだろうか。
ちなみに過去に見たときは、以下のような止まり方をしていることが多かったので、この特異さには気付かなかった。
d0146854_09221430.jpg


マイマイガのオス
d0146854_09222159.jpg

この時期、あちこちでメスの産卵も見られる。

シロテンキノメイガ
d0146854_09223696.jpg

プライヤエグリシャチホコ
d0146854_09224336.jpg

非常に多い。

ヨモギエダシャク
d0146854_09223747.jpg

シロテンクロマイコガ
d0146854_09223643.jpg
いつか踊っているところを動画で撮りたいが、こういう小さくてでこぼこしている蛾は、静止画で撮るのも難しい。

ヨツモンマエジロアオシャク
d0146854_09223627.jpg
見たものはこれだけではないが、以下は省略。





[PR]

by 2008oharu | 2017-07-31 09:47 | | Comments(2)

6月の蛾2017 遠征先にて

シャチホコガ以外で、プチ遠征先で見た6月の蛾をピックアップ。

アゲハモドキ(埼玉県)
d0146854_08560167.jpg
4時を過ぎたころ撮ったので、画像が荒れている。
アゲハモドキは決して珍しい蛾ではなく、東京でも丘陵地や低山地などではわりとよく目にする。
でも、普通は翅を広げてぴたっと動かない状態が多い。この日は初めて吸蜜する場面が見られた。こうしてみると、やはりアゲハチョウと見紛う。
アゲハモドキは鳥が嫌う成分を持つジャコウアゲハに擬態していると言われている。(色模様や形はかなり似ているが、大きさは小さい。)アゲハモドキ自身にはその成分はない。擬態の効果はいかほどなのか。この日、アゲハモドキが何個体か見られたが、こんな場面にも遭遇した。

アゲハモドキを捕えたオオルリ

d0146854_09025703.jpg

トラガ(山梨県)
d0146854_09093144.jpg
トラガも郊外では何度かみたことがある。このポーズは産卵しようとしているのか。
d0146854_09092762.jpg
その後翅を閉じている状態を見た。こんな状態で遭ったら、トラガとは思えなかったかも。

キンモンガ(山梨県)
d0146854_09091863.jpg
この日チョウを撮っているとき、チョウと見間違えそうになるほどひらひらとたくさん飛び回っていた。高原などではよく見かける昼行性の蛾。

オスグロトモエ(山梨県他)
d0146854_09093838.jpg
d0146854_09094214.jpg
ひらひらと落ちてきて枯葉の上に止まると、見事なカモフラージュになってなかなか見つけられない。一方裏翅や腹は赤くてびっくりしたことがある。なぜオスグロトモエという名前なのだろう。

ゴマケンモン(山梨県)
d0146854_09091474.jpg
キクビゴマケンモンというのもあるようで、区別はわからない。ゴマケンモンとしておく。

アミメケンモン(埼玉県)
d0146854_09090758.jpg
初めて見た。地味だけれど面白い模様。

ニワトコドクガ(山梨県)
d0146854_09094988.jpg
前にも見たことがある。

オオクワゴモドキ(八王子市)
d0146854_09104478.jpg
これも見たことがある。

キスジコヤガ(八王子市)
d0146854_09102772.jpg
これも初見ではない。

キスジコヤガ(八王子市)
d0146854_09103637.jpg
初見。

その他、見同定、写真が悪い等で省略したが、多様な蛾が見られた。








[PR]

by 2008oharu | 2017-06-28 09:41 | | Comments(0)
line

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31