カテゴリ:蛾( 160 )


6月の蛾2017 シャチホコガ編

6月はシャチホコガの成虫が多く現れる季節。今年出会ったシャチホコガからピックアップ。

アオセダカシャチホコ(山梨県)
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初めて見た。同じ場所に複数個体が見られた。セダカシャチホコ(地元でも見られる)に確かに似ているが、なかなかシックなデザインに見える。

シロテンシャチホコ(山梨県)
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これも初めて。名前がしっくりこないが、きれいな色模様だ。

ハイイロシャチホコ(山梨県)
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この蛾は9月にも見ているので、年2化なのだろう。

タテスジシャチホコ(山梨県)
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はるか天井付近にいたので、きれいに撮れなかった。

モンキシロシャチホコ(山梨県)
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これも高いところ。この蛾は北海道で見ている。おしゃれな色模様。
以上は同日同場所で。

カエデシャチホコ(八王子市)
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これも初めて。

以下地元(三鷹市)産

プライヤエグリシャチホコ
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フラッシュが強すぎて白とびしてしまった。地元の公園で毎年必ず見られる小型のしシャチホコガ。

オオアオシャチホコ
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この蛾も地元では大変多い。

アオシャチホコ
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あまり青くないので、いつも迷ってしまう。オオアオシャチホコは青が強めで、上下の間に青くない太い帯があるのが特徴。

そして、本家シャチホコガ
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幼虫の奇怪さに比べて、割と地味だ。5月に幼虫を見ているので、羽化が始まっているようだ。


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by 2008oharu | 2017-06-26 22:32 | | Comments(0)

5月の蛾の幼虫から 2017年編


5月は幼虫の季節だ。それを餌に小鳥たちは子育てに励む。
たまたま目についた蛾の幼虫をいくつか。

アヤモクメキリガ
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イタドリについていた。都内。きれいな幼虫だが、地元では見られない。成虫も生息していないのだろう。

ヒメヤママユ
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地元ではオオミズアオ以外のヤママユガは見たことがないので、この幼虫も当然いない。都内の低山地・丘陵地などでみかける。

シャチホコガ
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この蛾は地元の公園でもよく見かける。上の幼虫は地元産。下は都内別所。コナラ・ケヤキ・エノキなど、様々な樹木で見られる広食性。幼虫はエイリアンのように奇怪な形状をしているが、遠目に見ると枝に枯葉が引っ掛かっているように見えないこともない。成虫は地味。

オオアオシャチホコ
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同じシャチホコガの仲間だが、こちらは地味。終齢間近になるとあちこちうろついているのがよく目につく。地元産。多い。


マメドクガ
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これでもか、というほどに毛束だらけだが、毒はないそうだ。ドクガの仲間で注意すべきはむしろ地味な毛虫かもしれない。

今年はプチ遠征先のあちこちでドクガの幼虫を目にした。(写真を撮り忘れた。)多い年なのだろうか。ドクガそのものは、地元では今のところ見つけていない。

地元のドクガたち。
ヒメシロモンドクガ
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これはまだ中令ぐらい。終齢になると、マメドクガのように毛束だらけになる。地元ではよく見られるドクガだ。(毒はないとされている。)

モンシロドクガ
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ヒメシロモンドクガとよく似ていてややこしい。ネットで見ると毒があると書かれていることもあるが、「イモムシ・ハンドブック」によれば、毒はないらしい。でも、確かめてみる気はしない。

キアシドクガ
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右が終齢幼虫、左が蛹。今は成虫の時期。昼行性の蛾なので、モンシロチョウと見紛う。毒はない。

地元で一番注意すべきドクガはチャドクガだ。

ビロードハマキ
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地元産。成虫はとても派手だが、幼虫は地味。ハマキガなので、成長過程では葉を巻いてその中に隠れている。ハマキガの中では大きい。終齢だろうか。

シロヘリキリガ
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地元産。幼虫は派手なのでよく目につくが、成虫は地味なので見落としている。

スカシカギバ
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鳥の糞に擬態しているといわれる幼虫。昨年地元で立派な成虫を見た。今年も無事に成虫になってほしい。

アトジロエダシャク
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成虫は早春に出るが、この時期すでに幼虫もし終齢になっているようだ。
シャクガ類は、フユシャクの幼虫(特にチャバネフユエダシャクが目立つ)やニトベエダシャクもよく目についた。

トビモンオオエダシャク
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成虫は見逃したが、幼虫がいたので、地元でも命をつないでいることがわかる。

きりがないので、このへんで打ち止め。













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by 2008oharu | 2017-06-02 10:17 | | Comments(0)

4~5月の蛾から



の冬は例年になくフユシャクとの出会いが少なく、また春の大物蛾(トビモンオオエダシャクやオカモトトゲエダシャク、それにイボタガなど)との出会いもなく、テンションが下がりっぱなしだった。

そんな中で出会った蛾のいくつかをピックアップ。

オオミズアオ
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地元で見られる(今のところ唯一のヤママユガ科)。それでも年々数が少なくなってきている感じがして、危機感が募る。今年は1化の羽化に2回遭遇。5月1日と5月27日。それ以外にも、千切れた翅は何枚か見ている。

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オオギンスジアカハマキ。(現在はアカが入らないそうなので訂正します。)地元産。きれいな蛾だ。
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クロハネシロヒゲナガ。こちらは埼玉産。地元でも見られる。他にホソオビヒゲナガも見られる。4月と5月に出会った。
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オオトビスジエダシャク。4月。毎年地元で見られる。
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マエキトビエダシャク。地元産。4月。これも毎年地元で見られる。
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フタナミトビナミシャク。4月。地元産。毎年見られる。
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マドガ。5月初旬。写真は他所だが、もちろん地元でもよく見られる。
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シマケンモン。4月の地元産。地元でとても多い。
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アサケンモン。5月の地元産。毎年見られる。
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ウンモンスズメ。地元産。一昨年地元で大発生したあと、昨年は全く出会えなかった。今年見られてうれしい。
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マエキリンガ。5月の地元産。毎年見られる。
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カクモンヒトリ。5月の地元産。
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キアシドクガ。5月の地元産。数年前から大量に発生するようになり、今の時期、林部でひらひらと飛び回っている。(画像が酷い)
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クロモンアオシャク。5月。都内他所。初見。とても美しい。

その他にもいろいろ見ているが今回は割愛。

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by 2008oharu | 2017-05-31 21:53 | | Comments(0)

その後のフユシャク


この冬、地元の公園のフユシャクは種類も個体数も少なく、「あれが出てからブログを書こう」と思っていても、なかなか「あれ」が見つからなくてブログの更新も滞ってしまう。そろそろフユシャクも終盤なので、とりあえずここまでもまとめをしておこう。

ナミスジフユナミシャク

ナミスジフユナミシャクのオス 1月7日と1月12日 井の頭公園
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同じ建物内にいたので、同じ個体かもしれない。

ナミスジフユナミシャクのメス 1月10日 井の頭公園

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他にも数個体見てはいるが、いずれにしてもちらほらという状況だった。そして、本来ならクロオビフユナミシャクも見られるはずなのに、私は見逃した。(見た人もみるようだ。)それだけ個体数が少ないということだろう。

シロフフユエダシャク

シロフフユエダシャクのオス 2月8日 井の頭公園

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同 2月4日 井の頭公園
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このころ、日中でもひらひら飛んでいる薄茶色い蛾がを何度が目にしたが、なかなか止まったところを見つけられず、正体がわからなかった。上の写真はやっと止まったところを見つけられたもの。シロフフユエダシャクだった。以前にシロフを撮ろうとしたら飛ばれてしまったこともある。昼間もわりと活動するタイプのようだ。

シロフフユエダシャクのメス 2月5日 井の頭公園
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同 2月20日 井の頭公園
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ヒロバフユエダシャク

ヒロバフユエダシャクのオス 1月29日 井の頭公園
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ヒロバフユエダシャクのメス 2月20日 井の頭公園
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オスとメスが見つかる時期がとても離れていて、個体数も少ない場合、うまく出会って子孫を残せるのかも気がかりだ。

このあと、シロトゲエダシャクやトギレフユエダシャクは果たして見られるだろうか。







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by 2008oharu | 2017-02-21 10:41 | | Comments(0)

蛾補遺

晩秋から初冬にかけての蛾から、今季取り上げる機会がなかったものをいくつかピックアップする。

スカシカギバ 12月7日 井の頭公園
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スカシカギバの幼虫は何度か見てきているが、成虫にはなかなかお目にかかれない。一度ぼろぼろになった死骸を見ただけだった。この個体はトイレでばたばたしているところをIさんが見つけ、取り出して撮影したもの。弱っているのだろうが、翅はきれいだ。翅の透かし窓がもっとわかるように撮ればよかった。

アキナミシャク 10月21日 山梨方面に遠征に行ったときに撮ったもの
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ちょっと模様が違うように見える別個体もアキナミシャクだろうか。
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ナカオビアキナミシャクか。こちらは12月21日丘陵地にて
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キトガリキリガ 10月21日 同じく山梨方面にて
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アケビコノハ 12月2日井の頭公園
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ぼろぼろの瀕死状態。以前はこのあたりのアケビに幼虫がたくさん見られたのだが、最近はとんと見ない。でも今年は成虫を2度見た。どこかでほそぼそと生息し続けているのだろう。アケビコノハは成虫越冬だが、この個体は残念ながら冬を待たずに息絶えてしまった。


幼虫については、

ニジオビベニアツバ 11月3日 井の頭公園
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マナティさんが見つけた。写真がうまく撮れなかったが、非常に特徴的な突起がついている。南方系の蛾で、北上中だとか。ネットで調べると派手な色の蛾らしいので、来年見られるといい。

キバラケンモン 11月6日 井の頭公園
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サクラの木に数匹ついていた。キバラケンモンの成虫は一度見たことがあるだけだ。模様がはっきりした蛾だが、来年はこのあたりでたくさん見られるだろうか。

その他、まだ名前を調べきれていないものもたくさんいるが、それは年越しになりそうだ。










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by 2008oharu | 2016-12-29 20:48 | | Comments(2)

今年の蛾から いろいろ

ヤママユガやスズメガ以外の蛾で、今まで紹介しなかった初見のもの、思い入れのあるものをピックアップ。

初見の蛾では、

キスジホソマダラ 5月12日 八王子市
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クスアオシャク 10月16日 井の頭公園
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公園内でもまだまだ新発見がある。

ナンキンキノカワガ 10月12日 八王子市
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オビガ 10月12日 八王子市
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その他、初見ではないけれど

コシアカスカシバ 8月21日 井の頭公園
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今年も見られた。

コオモリガ 10月6日 八王子市
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昨年と同じぐらいの日に、同じような場所で発見。

ケンモンミドリキリガ 10月21日 山梨県
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この日3個体見る。

オオトビモンシャチホコ 11月12日 埼玉県
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この日同じ建物の壁などに数個体いた。この成虫は初見。
以前幼虫は見ている。

オオトビモンシャチホコの幼虫 2012年5月18日 八王子市
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幼虫の終齢は、2013年5月27日に見ていた。(省略)

ミツモンキンウワバ 11月4日 杉並区
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この蛾が昼間に花に来ているのは初めて見た。いつも翅を閉じて壁などにはりついている姿しか見ていなかったので、初めは何だかわからなかった。

アケビコノハ 11月4日 井の頭公園近くの住宅街
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アケビコノハは、数年前までは公園内で毎年見られた。しかし最近は幼虫1匹見つけられなくなってしまった。
お仲間が見つけて教えてくれたので、久しぶりに成虫を見ることができてうれしかった。見応えのある蛾だ。

アカエグリバ 11月17日 井の頭公園
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アケビコノハつながりで。これも毎年1個体ぐらいしか見られない。

クワコ
クワコは、幼虫はよく目にするが、なかなか成虫は見られない。今年は2個体目にすることができた。東京の郊外で10月21日、井の頭公園内で11月22日。どちらも建物の壁にて。

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その他、名前がわからない蛾などはまだまだあるが、わかったら紹介する予定。
また、幼虫についても、いずれまとめておきたい。
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by 2008oharu | 2016-11-25 21:09 | | Comments(0)

今年のヤママユガ

オオミズアオ以外のヤママユガは地元の公園では見られない。

でも、以前クスサンが住宅地の道路に落ちていたり、スカシダワラ(クスサンの繭)がマンションの植栽についていたり、数年前にウスタビガの繭を森で見たという人がいたりするので、環境さえよければ、里でも繁殖できるのかもしれない。

私はここ何年か、東京の山地や丘陵地でヤママユガを探してきた。そこではヤママユ・クスサン・ヒメヤママユが見られる。しかし、今年はヘムレンさんやみき♂さんと山梨や長野に遠征する機会が何度かあって、いつもの場所ではないところで初めて見ることができた。

山梨県のヒメヤママユ 10月21日
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チョウもあまり飛んでいないような天気だったが、ペンションのブラックライトの傍でなんとか見つけられた。

帰り道、東京の奥多摩方面のトイレの壁でもヒメヤママユが2頭見つかった。
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壁から離して、後ろ翅が見えるように置いたところ。
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この発見に満足して、今年はいつもの場所には探しに行かなかった。
ネットなどをチェックすると、ヒメヤママユは11月までけっこう見られていたようだ。

この日、さらにおどろいたことに、ウスタビガも見つかった。
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建物の壁の高いところに止まっている。
これを下して(みき♂さんの)手に乗せたあと、近くの茂みに置いた。
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ウスタビガは、家から自転車で行ける距離の平地の公園でも不思議なことに見られる。
成虫は、2012年、2013年、2015年のそれぞれ11月中旬に見られた。
今年はどうなるか確かめたくて、2回ほど行ってみたが、その時は見つけられず、みき♂さんやyamapさんから見つけたという連絡をもらって、やっと2例、見ることができた。

11月6日。メス。右下に卵が3つほど。
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11月16日のメス。
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もしかしたら、その後も発生したかもしれないが、今年はもう成虫を見に行くチャンスはたぶんないだろう。

近場では、この公園だけになぜウスタビガが見られるのか。見つけた当時は空繭だけでも何十個と見つかったのに、最近はそれもなかなか見つからない。もしかしたら、植木などについて運ばれ、うまく繁殖できたのが、だんだんじり貧状態になってきているのかもしれない。などと想像したりしている。

さて、ヤママユは見る時期を逸した。2度ほどダメもとで探しに行ってみたが、見つかったのは亡骸や千切れた翅のみ。

千切れた翅のコレクション
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また、クスサンもやはり遠征時に立ち寄ったコンビニに亡骸が落ちているのを発見したのみ。
クスサンの亡骸
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その他、未見のエゾヨツメとかシンジュサンには今年も縁がなかった。
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by 2008oharu | 2016-11-24 13:56 | | Comments(0)

今年の蛾から 受難の多いオオミズアオ

そろそろフユシャクの季節になる。その前に、今年撮った蛾で今まで記事にしなかったものをいくつかピックアップしておきたい。

先ず、オオミズアオ。井の頭公園で見られる最大のヤママユガ。

今年最初に生きている個体を見たのは5月16日。(4月に亡骸は見ているが)
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金網のフェンスで羽化しているところだ。
あとでお仲間を案内して来てみると、こんなことに。

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公園の擬木柵などで羽化した個体は、あっという間に鳥に捕食されてしまうことが多く、翅だけが落ちているのをよく見かける。この日はその現場を見てしまった。たいていはカラスに捕食されているが、ムクドリも食べるようだ。

その1週間後ぐらいに今度は茂みの中で羽化している個体を見つけた。

5月24日
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たまたまゼフィルスを見ていたので気が付いたのだが、さすがに擬木柵の時のようには目立たない。
その日は別の茂みのなかで、もう1頭見つけた。こちらはメスだ。

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羽化の時は、天敵に見つかっても逃げられないので、とても危険。昼間の羽化は特に目立ってしまうが、こうした茂みの中なら、無事に羽化する可能性が高いのかもしれない。

オオミズアオは鳥にとっては、大きくて食べでがあるご馳走なのだろう。幼虫もしかり。

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こちらは、水の中に落ちてしまったオオミズアオの幼虫を、こんなご馳走をあきらめることができないとヤマガラが一生懸命引き上げて持ち去って行った場面だ。

どうもオオミズアオは受難場面に遭遇することが多い蛾である。
食べられても食べられても、さらにたくさんのオオミズアオが繁殖していければ、捕食者たちの命も支えられ、豊かな自然環境になるはずだ。
オオミズアオがいつもたくさん見られる公園でありますように。
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by 2008oharu | 2016-11-22 00:01 | | Comments(0)

ミノウスバ

ミノウスバのカレンダーはかなり正確だ。
私がミノウスバを最初に見つけたのは2008年、それから現在までだいたい10月29日から11月11日の間に発生を見ている。

今年も公園の一角でミノウスバが飛んでいるのを見つけた日、ここ数年発生を確認していた別の一角のマサキをチェックすると、ここにもやはりミノウスバがいた。しかも交尾している。

11月5日 井の頭公園
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翌日また同じところへ行ってみると、メスは同じ場所で産卵していた。

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同じ枝の葉の上にはオスもいる。前日交尾していたオスだろう。

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さらに4日後の10日にも見に行く。
メスは産卵場所にそのまま残っている。

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オスも近くにいて、こんなポーズをとっている。

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これは威嚇のポーズなのだそうだ。

ミノウスバは年一化で、晩秋に羽化すると、何も食べずに交尾産卵して一生を終える。
メスは卵に自分の体の毛を擦り付けるので、産卵後のメスには腹の毛がなくなっている。そして、その場で息絶える。

オスの方はどうなのだろうか。一回交尾した後、もう一度交尾する可能性があるのか、ただ命が尽きるまで生きながらえるだけなのか。

卵は春に孵化する。孵化後しばらくは幼虫がうじゃうじゃかたまっているのが見られるが、その後ばらけて、最後には普通食樹(マユミやマサキ)を離れ、ぞろぞろと移動する。
擬木柵などに列をなして移動しているのがよく見られるが、いったいどういう場所をめざしているのだろうか。
同じ場所で蛹化するのか、まだまだ分からないことが多い。(といっても特に調べようとはしていないのだが。)

4月9日のうじゃうじゃ幼虫
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一度、マユミの葉を綴って蛹化しているようにみえる幼虫を見たことがある。

5月6日のミノウスバ
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蛹化の仕方には二通りあるのだろうか。

いずれにしても、このあと6か月は蛹として眠りつづける。羽化した後は何も食べないのだから、時間との勝負で相手を探さなければならない。探すのはオスの役目なのか、まずはせわしく飛んでいる姿が目について、私たちにもミノウスバの季節が来たことを知らせてくれる。
カレンダーがとても大切な所以なのだろう。
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by 2008oharu | 2016-11-15 10:59 | | Comments(0)

最近の初見の蛾から

ここ1か月ぐらいの間に見た初見の蛾をいくつかピックアップ。

ベニシタバ 8月25日 信州方面
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美しいシタバガだ。

カレハガ 9月1日 信州方面のSAにて。
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ちょっと潰れているようで残念だが、図鑑でよく見るカレハガを実際に見ることができてよかった。

ノンネマイマイ♀・♂ 9月1日 信州方面
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建物の上の方だったので、うまく撮れなかったが、初見だったと思う。

ナカトビヤガ 8月19日 信州方面
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この蛾は、実は何度も見たことがあったように思うが、いろいろ調べてやっと名前がわかったので、載せておく。高原の花によく来ていた蛾だ。

カギバアオシャク 9月9日 東京都郊外
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カギバアオシャクは、前々から一度は見たいと思っていた蛾だが、なかなか出会いがなかった。
全然期待していなかった日に目に入ってうれしかった。
やはりとても美しい。
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by 2008oharu | 2016-09-20 10:18 | | Comments(2)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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