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スジグロシロチョウとヒメオドリコソウ

今年はモンシロチョウの初見も遅かったが、このスジグロシロチョウはもっと遅い。

↓今年初めて見たスジグロシロチョウ。2009年3月29日。玉川上水縁。
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スジグロシロチョウが、ヒメオドリコソウで吸蜜するのは初めて見た。
一面にヒメオドリコソウが咲いているところで、あちこちに行っては吸蜜していたので、
好みの味なのかもしれない。
頭を突っ込みそうなぐらい花びらに近づけて、口吻を差し入れている。
しかし、花の大きさと蝶の大きさのバランスはあまりよくない。
果たして蝶は、ヒメオドリコソウが来訪を期待している昆虫なのだろうか。

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by 2008oharu | 2009-03-30 20:30 | | Comments(2)

ビロウドツリアブ

今年もやっとビロウドツリアブ(ビロードツリアブ)に出会った。
昨年見たところと同じ場所である。

↓ビロウドツリアブのオス。2009年3月29日。井の頭公園小鳥の森
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↓ビロウドツリアブのメス。同日。井の頭公園御殿山
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たちつぼスミレで吸蜜中。

これらの個体以外にも、何匹かのビロウドツリアブを見た。
一斉に羽化してきたという感じ。

ビロウドツリアブについては、昨年の記事に付け足すような事実や発見はこの1年間何もなかった。
スプリング・エフェメラルだから、それでも見れば報告したくなる。

昨年の記事
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by 2008oharu | 2009-03-29 18:50 | その他の昆虫 | Comments(2)

ギシギシとコガタルリハムシ

ベニシジミの幼虫が見たくて、ときどきギシギシをチェックしているのだが、なかなか見つけられない。
そのかわり、ギシギシにつくほかの虫をいくつか発見した。
まずは、コガタルリハムシ。
2~3日前に見たときには1匹しか居なかったように思ったが、今日は一株のギシギシに20~30匹ぐらいいた。
それが、みんな交尾しようと必死にからまっている。

↓交尾中のコガタルリハムシ。2009年3月21日。井の頭公園
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↓交尾を邪魔するオス。同日同場所
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↓雌に群がる雄。
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茶色いお腹が大きく膨らんでいるのが雌。
そして、ギシギシの葉裏のいたるところに卵が産み付けられている。

↓コガタルリハムシの卵
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一腹からこんなにたくさんの卵が生まれるのだから、雌のお腹が大きく膨らんでいるわけだ。
黄色いのは、産み付けられたばかりで、色が変わってきているのは少し経っていると思われる。

昨年の5月に同じ場所のギシギシで幼虫を見た。
↓コガタルリハムシの幼虫。2008年5月13日。井の頭公園
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今産み付けられている卵も、あと2ヶ月弱ぐらいで、これくらいの幼虫になるのだろう。
この幼虫はやがて土の中にもぐって蛹になるらしい。
そして、そのあとの生活史がびっくりだ。
羽化すると一旦地上に出てくるのだが、なんと1週間ぐらいでまた成虫のまま土の中にもぐり、
そのまま休眠してしまうという。
夏も冬もずっと休眠したまま過ごし、春になってギシギシが伸びてくる頃、やっとまた目覚めて地上に出てくるのだ。
今、私が見ているコガタルリハムシは、そうやって目覚めた成虫たちだというわけだ。
この成虫たちは、交尾し、産卵すると死んでしまうらしい。
この、大して珍しくもなさそうに見える虫は、実はなんともユニークな生活史を持つ昆虫だったのだ。
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by 2008oharu | 2009-03-21 22:02 | 甲虫 | Comments(2)

フッキソウと昆虫

フッキソウの花が咲いていた。
この花の作りは、ちょっと面白い。
花穂の上のほうに雄花がいくつか、下のほうに雌花がいくつかついている。

↓フッキソウに来たオオハナアブ。2009年3月17日。井の頭公園
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オオハナアブは、初め雄花に来て蜜をなめているように見えたが、次にだんだん下へ降りていった。
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そもそも、この花のどこに蜜があるのかも実はよくわからないのだが。

↓フッキソウに来たコマルハナバチ。同日同場所。
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こちらは、あきらかに雄花に来ている。
雄花は四つの雄しべがあって、花びらはないように思える。
コマルハナバチは、その雄しべを押し開いて、中に口を差し込んでいるように見える。
中に蜜腺があるのだろうか。

ハエも来ていたが、雌花に来たのか雄花に来たのかわからなかった。
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フッキソウは果たしてどの昆虫に花粉を運んでもらいたいのか。
上に雄花があるということは、自家受粉する予定でもあるのか。
そういうことがよくわからないが、昆虫たちはかなり熱心に訪れていた。
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by 2008oharu | 2009-03-19 18:16 | 総合 | Comments(0)

モンシロチョウの初見

今年のモンシロチョウの初見は、3月9日だった。
昨年は2月29日だったので、ちょっと遅めだ。
そして、初見後も、なかなか続かない。

しかし、ここのところ、暖かい日が続いたので、やっと今日は予想通り、モンシロチョウをたくさん見ることができた。

↓ムラサキハナナの周りで群れ飛ぶモンシロチョウ。2009年3月18日。
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なかなか止まってくれないので、ぼけた飛翔写真しか撮れない。
帰りがけに1頭、ムラサキハナナで休んでいるモンシロチョウを見つけた。
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あちこちの生産緑地で今菜の花が満開だが、意外とモンシロチョウは菜の花には来ない。
以前は菜の花に来るモンシロチョウも何度か撮っているのだが、
最近はむしろ、このムラサキハナナが人気である。
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by 2008oharu | 2009-03-18 21:47 | | Comments(0)

クヌギカメムシ 成長

その後のクヌギカメムシの幼虫。
2009年2月16日に孵化を確認したクヌギカメムシ。

孵化の記事

井の頭周辺のクヌギやコナラのあちこちで幼虫たちは成長し続けている。
場所によって成長の段階は少しずつ違っているが。

↓2009年3月8日。ゼリー物質を食べている幼虫たち。1~2令?クヌギ。
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↓同日。コナラ。少し大きい。赤い色が出てきている。2~3例か。
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↓脱皮。2009年3月15日。コナラにて。4令になる?脱皮したては色が透明。写真横転。
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↓2009年3月17日。赤い色がついた幼虫。4令か。コナラ。
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4令ぐらいになったものは、体が赤い。
ゼリー状物質はほとんど食べつくされている。
しかし、コナラもクヌギもまだ新芽は伸びてきていない。
幼虫たちは絶食状態らしい。
そして、絶食状態だと体の色が赤くなると記された記事があった。
葉を食べ始めると緑色になるそうだ。
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by 2008oharu | 2009-03-18 09:53 | カメムシ | Comments(0)

ヒラタアブとアブラムシ

テントウムシとアブラムシを観察した同じ場所で、ヒラタアブが産卵しているのも見られた。

↓フタホシヒラタアブ(またはナミホシヒラタアブ)の♀。井の頭公園。2009年3月10日。
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ヒラタアブは似たものが多く、特にフタホシヒラタアブとナミホシヒラタアブの違いは、
ちょっと見では、わからないようだ。
雌であることは、腹の先の産卵管と目がくっついているか、離れているかでわかる。

↓同じアブの♂。同日・同場所
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こちらは、両目がくっついていて、腹の先が丸い。♂である。

もちろん、上の個体が産卵していたので、雌であることは間違いない。
↓産卵するフタホシヒラタアブ。同日・同場所。
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産卵しているのは、あのソラマメナガヒゲアブラムシ(あるいはエンドウヒゲナガアブラムシ)がついていたカラスノエンドウだ。
ヒラタアブの幼虫は、アブラムシを食べるからである。

フタホシヒラタアブとナミホシヒラタアブは、幼虫ではかなり差異があるので、
この卵が孵化したら、どっちのアブだったのかわかるかもしれない。
忘れないでチェックしたい。

とにかく、春になり、柔らかな草木の芽吹きとともにアブラムシが孵化し、
それを餌にするテントウムシやアブ(幼虫)も活動し始めるということだ。
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by 2008oharu | 2009-03-11 22:57 | 総合 | Comments(0)

テントウムシとアブラムシ(アリマキ)

オオイヌノフグリをチェックした同じ日、2種のテントウムシも見た。

↓ナミテントウ 2009年3月7日。善福寺
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暖かい日差しを浴びて、木の幹を上っている。

↓ナナホシテントウ 2009年3月7日。井の頭
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越冬していた葉陰からでてきたようだ。

そして、ナナホシテントウの傍のカラスノエンドウを見ると、アブラムシがすでにいっぱいついている。

↓ソラマメヒガナガアブラムシ。同日同場所
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ナミテントウもナナホシテントウも成虫越冬し、食べ物であるアブラムシが出てくる頃に活動し始めるのだ。

ところで、今日、アブラムシの種類を同定するためにより詳しく観察していたら、
面白いシーンが見られた。

↓子供を生むソラマメヒゲナガアブラムシ。2009年3月8日。
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アブラムシの繁殖の仕方はなかなか複雑で、いろんな産み方があるそうだ。
写真の場合は雌だけで増える無精胎生。まるでクローン増殖だ。

追記:アブラムシの名前は、ソラマメヒゲナガアブラムシとしたが、あるいはエンドウヒゲナガアブラムシかもしれない。
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by 2008oharu | 2009-03-08 21:48 | 総合 | Comments(2)

オオイヌノフグリとヒラタアブ

啓蟄も過ぎた今日は、気温も高めでいかにも昆虫たちが活動を始めそうな日だ。
まず、オオイヌノフグリが咲いている場所に行ってみると、
案の定、先日は見られなかったヒラタアブが2種、蜜をなめに来ていた。

↓ホソヒラタアブ。2009年3月7日。善福寺公園
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ホソヒラタアブが止まると、その重みでオオイヌノフグリは、茎が曲がって下向きになる。

↓こちらはフタホシヒラタアブ。同日・同場所。
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横から見ると、オオイヌノフグリの雄しべが左右からフタホシヒラタアブの頭部を挟みこんでいるのがわかる。
ヒラタアブの頭部は花粉まみれだ。

早春の虫媒花、オオイヌノフグリは、成虫越冬して気温が上がればすぐに活動するこれらのアブたちと強く結びついているのだ。

ところで、同じく成虫越冬していたハエもオオイヌノフグリを訪れていた。
しかし、ハエが止まっても、オオイヌノフグリの茎は曲がらない。軽すぎるのだろう。
↓ハエ。同日・同場所。
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受粉効果の方はどうなのだろうか。
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by 2008oharu | 2009-03-08 00:20 | その他の昆虫 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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