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謎の幼虫

サクラの木には、いろいろな虫がいる。
特に今の時期は、幼虫がうようよ。木の幹を見ているだけで、何種類か見つかる。
その中で、写真のような幼虫が、木の幹を下から上へ上っていた。

↓謎の幼虫。2009年4月26日。井の頭公園(写真横転)
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2頭いて、写真は別の個体。
形はシジミチョウの幼虫に似ているが、やや大きい。背中に4つの刺のようなものが出ている。

家に帰ってシジミチョウの幼虫をキーワードにして、図鑑やネットで調べてみた。
形や模様などが一番近いのは、ウラナミアカシジミだった。

しかし、問題は、ウラナミアカシジミの幼虫の食草は、ブナ科で、サクラではないということだ。
この問題を解決するには、持ち帰って育ててみるのが一番なのだが、
翌日見に行ったら、もう見当たらなかった。
(観察しているときでさえ、みるみる上へ上っていってしまった。)

予想としては、
1.ウラナミアカシジミではない。
2.ウラナミアカシジミが蛹になるため、あえて食草でない木に上った。
3.ウラナミアカシジミはサクラも食草とする。

正解がお分かりの方がいらしたら、ぜひ教えてください。
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by 2008oharu | 2009-04-28 23:44 | | Comments(2)

モンキチョウのメス

井の頭公園で、モンキチョウが見られるところは三角広場ぐらいだと思っていた。
それが、小鳥の森の横手にある更地に雑草が生えた小区画でも見ることができた。
初めはモンシロチョウかスジグロシロチョウだと思って、カメラで追っていたら、
表翅のモンキチョウの特徴が目に映った。

↓モンキチョウのメス。メスは白っぽい色をしている。2009年4月23日。
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モンキチョウのメスは、花へは行かず、地面すれすれに飛んでは、ときどき止まる。
これは、産卵行動かもしれないと、お腹の様子が撮れるようにがんばったが、
私有地なので自由な角度から寄れず、結局産卵したかどうかはわからなかった。

よく見ると、雑草の中にシロツメクサが生えているので、可能性はあると思う。

2009年4月27日、いつもの三角広場でもモンキチョウのメスが見られた。
このメスも地面すれすれに飛んでは止まるので、今度こそ産卵シーンを撮りたいと粘ったが、
よい角度に寄ろうとすると逃げられてしまって、結局確かめられなかった。

↓シロツメクサに止まっているモンキチョウのメス。2009年4月27日。井の頭公園三角広場。
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再挑戦したい。
この日は、他にイチモンジセセリ(今季初)・ツマキチョウのメス・ヤマトシジミ・
スジグロシロチョウなども同じ場所で見られた。
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by 2008oharu | 2009-04-27 21:17 | | Comments(0)

ベニシジミ2009

2009年のベニシジミ初撮りは4月24日。

↓ベニシジミ 井の頭公園三角広場
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キアゲハを追いかけていた時、ふっと目に付いてあわてて撮ったので、この2カットのみ。

この場所は、井の頭公園では数少ないベニシジミの観察場所だ。
なぜかというと、明るく開けていて成虫が好みそうな環境だし、
ギシギシと言うベニシジミの幼虫の食草が生えているからだろう。

それで、なんとかベニシジミの幼虫か蛹が見たいと、
早春からギシギシの葉をあちこちチェックして回ったのだが、
残念ながら見つけることができなかった。

それなのにちゃんと成虫が羽化してきているのだ。
どこかに蛹があったはずである。

ベニシジミはそれほど珍しい蝶ではないのに、卵も幼虫も蛹も見たことがなくて、残念だ。
唯一産卵しているように思われる場面を去年見たが、卵は発見できなかった。

↓ベニシジミの産卵行動?2008年5月6日。野川公園
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今年はなんとか幼虫や蛹を見つけてみたい。

追記:同じ場所で色鮮やかな春型らしいベニシジミがいたので、写真を追加。
↓春型のベニシジミ。井の頭公園三角広場。2009年4月27日。
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今日は2頭のベニシジミを見た。

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by 2008oharu | 2009-04-27 00:14 | | Comments(0)

ツマキチョウ その2

ツマキチョウは、初めにオスがよく出現し、後半になるとメスが多くなるようだ。
昨日も、メスは飛んでいた。
食草を探して飛んでいるように思い、追いかけたが結局撮れなかった。

大分前だが、今季初めて撮ったメスは、ユキヤナギで吸蜜していた。

↓ユキヤナギに来たツマキチョウのメス。2009年4月12日。井の頭公園
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この日の夕方、ツマキチョウのオスが何頭か飛び回っている場所があった。
オスたちはやがて、シデの木の枝に翅を閉じてぶら下がるように止まった。

↓シデに止まるツマキチョウのオス。
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これは、オスたちの休息状態なのだろうか。
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by 2008oharu | 2009-04-26 00:13 | | Comments(0)

キアゲハの行動

ツツジのオオムラサキが咲き始めた。
この花のポリネーター、アゲハチョウがそばを飛んでいるので、吸蜜場面を撮ろうとカメラを構える。
まず、ナミアゲハがさっそく蜜を吸い始めたが、撮りにくいところばかりだった。
そのうち、クロアゲハが来たが、通り過ぎてしまった。
最後にキアゲハが来た。
しかし、キアゲハは、きれいに咲き誇るツツジには見向きもしないで、
地面の近くを低く飛んでは、翅を広げて止まるという行動を繰り返している。

↓地面近くで翅を広げるキアゲハ。2009年4月24日。井の頭公園。
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今日は、気温が急に下がったので、エネルギー補給をしているのだろうか。

キアゲハの行動を観察しているうちに、ふと思いついたのは、
この場所にいっぱい生えている雑草が「ヤブニンジン」であると最近知ったこと。
ヤブニンジンなら、キアゲハの幼虫の食草になる。

そう思い至ったとたん、キアゲハが想像通りの行動を始めた。

↓ヤブニンジンに産卵するキアゲハ。
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何箇所かに産卵すると、キアゲハはまた、地面近くに翅を広げて止まり、休憩。

そういえば、前にジャコウアゲハの産卵を観察していたときも、
産卵を終えると、ジャコウアゲハは木の葉に翅を広げて止まり、休憩していた。
産卵というのは、昆虫にとっても、疲れる行動なのだろうか。

あとで、キアゲハが産卵したあたりのヤブニンジンを調べてみたら、ちゃんと卵がついていた。

↓キアゲハの卵。
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by 2008oharu | 2009-04-24 21:30 | | Comments(0)

コミスジ

コミスジの今季初見は、4月11日善福寺だったが、写真には撮れなかった。
その後何度か見たような気もするが、今日はコミスジを初め蝶が目立つ日だ。

↓今季初撮りのコミスジ。井の頭公園。2009年4月23日。
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この蝶は、2004年に初めて知って以来、年々数が増えているような気がする。
昨年は、幼虫や蛹もたくさん観察できた。
幼虫の食草であるヤブマメ・クズ・ハリエンジュなどのマメ科の植物が増えているからだろうか。

今年の課題は、卵と羽化を見ること。
それと、図鑑によると「花によく来る」そうだが、私は花に来ているのを見たことがない。
いつも葉の上に止まっているところばかりなので、蜜を吸う姿を見てみたい。

今日はコミスジの他、アゲハ・クロアゲハ・キアゲハ・アオスジアゲハ(今季初見)、モンシロチョウ・
モンキチョウ(今季初見)・スジグロシロチョウ・ツマキチョウ♀・キチョウ・ヤマトシジミ・
ムラサキシジミなどが飛んでいた。
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by 2008oharu | 2009-04-23 22:28 | | Comments(0)

ナミテントウの卵喰い

ナミテントウの卵は、葉裏ばかりでなく、樹木の幹に産み付けられることが多い。
2009年4月16日。こんなシーンを見つけた。

↓ナミテントウと卵。井の頭公園
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頭の向きから言って、産卵しているのではない。
そして、黄色い卵が次々になくなっていく。
成虫が卵を食べているのだ。
幹の上からどんどんテントウムシが降りて来て、
その木の幹のあちこちに産み付けられている卵によってたかって喰い付いている。
↓二匹で喰い付く。
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テントウムシの幼虫が共食いしたり、蛹を食べてしまうことは、本などで知っていたが、
成虫が卵を食べてしまうのは、初めて知った。
ちなみに、幼虫はアブラムシが少ないと卵を食べるとある。
アブラムシを何匹か食べるより、卵1個を食べる方が栄養がよいそうだ。
成虫も手っ取り早い栄養源にしているのだろうか。
自分の産んだ卵を食べてしまうことはないのだろうか。
種の繁栄には、害のある習慣にも思えるが…。

卵が孵るとこんな幼虫になる。
↓孵化した幼虫。
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by 2008oharu | 2009-04-22 09:11 | 甲虫 | Comments(2)

ヨコヅナサシガメの一年

4月16日、昨年の夏以来観察してきたヨコヅナサシガメがやっと羽化し始めた。
昨年の7月10日に卵から孵化した幼虫が、夏から秋、冬とずっと同じ場所で過ごし、
同じ場所で羽化したのだ。

↓羽化したての成虫。2009年4月16日。井の頭
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羽化したては赤いが、だんだん黒くなってくる。
次の日(17日)に見ると、体は黒くなっているが、まだ同じ場所にいた。
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また今日(18日)に見に行くと、もう1匹羽化していたが、16日羽化の個体もまだ残っている。
羽化したと言うことは、翅ができて自由に飛んでいけるはずなのに、
いったいいつまでここに残っているのだろうか。

昨年4月29日の羽化
昨年7月の孵化
昨年の幼虫が越冬するまで

この1年、同じ場所でヨコヅナサシガメを観察し続けてきて、ヨコヅナサシガメが、
このように同じ場所にずっと留まって過ごしていることに驚いた。
それと、越冬を終えても、なお30匹ぐらいは幼虫が残っているので、
この調子だと、ますます増えていきそうな気配だ。
外来種だから、天敵も少なく、寄生もされにくいのだろうか。

追記:
4月20日に観察したところでは、この時点で8匹が羽化したことになる。
羽化完了した成虫も、そのままその場に留まっている。
羽化はお昼前後に行われることが多いようだ。(天気や気温によるのだろうが…。)

↓セミのように体をそらせて殻から抜け出る。2009年4月20日。井の頭
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by 2008oharu | 2009-04-18 23:08 | カメムシ | Comments(0)

アゲハ(ナミアゲハ)

今年初めてアゲハ(ナミアゲハ)を見たのは、4月7日だった。
昨年は4月5日だったから、だいたい昨年と同じぐらいだ。
数年前の記録を見ると、4月27日、4月25日、5月5日、4月30日という具合になる。
観察日が少なかったせいもあるかもしれないが、やはり早まっているように思われる。

そもそも、アゲハと言えばツツジの赤い花がお似合いなのだが、
そのツツジが咲くのがかなり早まっている感じがする。
以前は5月初旬だった。

↓ツツジに来たナミアゲハ。2009年4月15日。井の頭公園
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画面からはみ出してしまったが、このときは、2頭いた。
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春型だから、アゲハの大きさは小ぶりだが、一番最初の写真からもわかるように、
ツツジの雄しべがアゲハの翅を両側から包み込むような形になっている。
明らかに、アゲハをポリネーターに選んでいるとわかる。

アゲハの方はどうかというと、ツツジが咲いていないところ(時期)では、
タンポポやムラサキハナナにも来ていた。

↓タンポポで蜜を吸うアゲハ。2008年5月15日。玉川上水
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↓ムラサキハナナで蜜を吸うアゲハ。2007年4月30日。立野公園。
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夏になれば、もちろん、ユリ類、アベリア、ブッドレアなど、アゲハが好む花はいっぱいある。
本などには、赤や紫色を好むとあるが、一番びっくりした例は、これ。

↓バラに来たアゲハ。2006年6月25日。玉川上水付近。
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バラには蜜がないので、チョウは来ないと聞いていたのだが、このバラには蜜があるのだろうか。
それとも、アゲハの方が間違えたのか…。
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by 2008oharu | 2009-04-16 18:50 | | Comments(4)

トホシテントウの蛹化

善福寺公園には、トホシテントウの幼虫がいっぱいついている木がある。
前にも書いたが、トホシテントウは、カラスウリなどの葉を食べるテントウムシで、
この木の周りには夏場、カラスウリがからまっていて、成虫もたくさんいた。
カラスウリは6月ごろ伸びてくるそうなので、冬から初夏までは、食べ物無しで過ごしていることになる。
その間、冬は幼虫で過ごし、春になると蛹になると知って、蛹になるのを待っていた。

以前の記事

それが、やっと蛹化し始めた。

↓トホシテントウの蛹化。2009年4月9日。善福寺
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木の幹で蛹化したトホシテントウは、みな下にぶら下がったような姿勢だ。
上のトゲトゲの部分は、脱皮した幼虫の殻である。

↓左は、前蛹状態(幼虫の体で、蛹になる準備をしている)。
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↓蛹になりたてのときは、模様がなく、オレンジ色。
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これは、どのテントウムシでも共通の現象だ。
まわりにあるのは、昨年の蛹の脱殻。

このあとは、カラスウリの成長と羽化の時期の関係を観察したい。

しかし、トホシテントウも1年を通じてほとんど生活の場を変えていないようだ。
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by 2008oharu | 2009-04-14 08:33 | 甲虫 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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