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アサマイチモンジ

玉川上水縁を自転車でゆっくりと走っていたら、なにやら蝶が留まっているのが目に入った。
自転車を止めて見ると、黒白の縞模様でミスジチョウの仲間だ。
たぶん、イチモンジチョウだろうと思い、写真に撮った。
今頃(晩秋)イチモンジチョウが見られるのだろうか。
手元のポケット図鑑で確かめると、5~9月に見られるとある。
一ヶ月ぐらいの差は、温暖化を考えるとありえるかもしれない。

イチモンジチョウは、今まで高尾と石神井公園でしか見たことがなかったのだが、
食草のスイカズラが上水沿いに生えていることから、見られても不思議ではない。

家に帰って画像をパソコンに取り込んでもう一度よく見ると、私が今まで見ていたイチモンジチョウとは少し違うような気がする。
あわてて、もう少し詳しい図鑑で調べると、翅の白い斑の入り方から、どうもアサマイチモンジのようだ。

↓アサマイチモンジ 2009年10月29日。玉川上水三鷹区域。
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アサマイチモンジは、それほど珍しい蝶ではないようだが、初めて見た。
幼虫越冬するらしいので、もし、上水に繁殖しているのなら、スイカズラを徹底的に調べて幼虫を見つけたいものだ。

追記:
昨日撮った蝶がアサマイチモンジらしいとわかったので、今日もう一度確かめに行った。
今日も同じところにいた。
蝶に興味をお持ちの方がたまたま井の頭に見えていたので、お教えしたら、見にいらして、確認できた。
初めて見たと喜んでいらしたので、やはり珍しいのかもしれない。


↓アサマイチモンジの裏翅。2009年10月30日。
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by 2008oharu | 2009-10-29 18:29 | | Comments(4)

マリーゴールドの花壇で part2

前回の続き。立野公園の花壇には、この時期マリーゴールドとサルビア(赤・ブルー)が植えられていて、天気がよければたくさんの蝶が蜜を吸いに来ている。
今回は、ごく普通種のチョウたち。

↓モンシロチョウ。2008年11月4日。
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モンシロチョウはもちろんマリーゴールドにもよく来るが、
どちらかと言えば、ブルーサルビアのほうを好んでいるように見える。

↓ブルーサルビアで吸蜜しようとするモンシロチョウ。2009年10月22日。
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モンシロチョウはこの時期秋の個体数のピーク。
この花壇のそばには生産緑地があり、そこにキャベツも植えられていて、モンシロチョウが非常に多く見られる。
交尾を迫るオス、交尾拒否の姿勢をとるメスなどもいる。
中には下の写真のように、翅がぼろぼろのものも。
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↓キチョウ 2008年9月28日
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キチョウもマリーゴールドにも来るが、ブルーサルビアに来るものの方が多い。

↓ブルーサルビアで吸蜜するキチョウ。2009年10月22日。
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やはり翅がぼろぼろになっているものもいる。
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↓モンキチョウ。2009年10月14日。
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マリーゴールドの色にまぎれてまるで姿をかくしているみたいだ。
別の公園では、かろうじて表の翅を見せてくれた。

↓丸池公園のモンキチョウ。2009年10月20日。
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マリーゴールドに来ているモンキチョウはほとんどオス。
メスは近くのシロツメクサで産卵しているのを1頭見たきり。

↓ツマグロヒョウモンのオス。2009年10月14日。
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メスも見かけることがあるが、吸蜜に来ているのは、オスが圧倒的に多かった。

↓イチモンジセセリ。2009年10月14日。
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イチモンジセセリはピークを越えた感じ。

↓チャバネセセリ。2009年10月14日。
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この1頭のみ。

2009年10月22日には、まだウラナミシジミもたくさん吸蜜していた。
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by 2008oharu | 2009-10-23 22:25 | | Comments(0)

ベニシジミの産卵

日当たりの良い緩やかな斜面にギシギシが一面に生えている。
そこにベニシジミが何頭か飛び回っていたので、産卵するかなと観察した。

↓産卵するベニシジミ。2009年10月20日。丸池公園
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ベニシジミは、腹の先を葉につけるようにして歩き回り、産卵場所を選んでいた。
葉の表に産卵したり、茎に産卵したりしている。
卵はとても小さく、なかなか確かめられなかった。
見つけても、接写できるコンデジがまだ退院していないので、
ルーペで卵を確認して葉を家に持ち帰り、一眼のマクロレズで撮った。

↓卵を産み付けられたギシギシ。同日同場所。
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↓マクロレンズでなんとか捉えた卵。
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ベニシジミは幼虫越冬する。
なんとか幼虫もみたいものだ。
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by 2008oharu | 2009-10-20 20:17 | | Comments(2)

アオマツムシ・サトクダマキモドキ

入院中のコンデジがまだ退院できず、古いコンデジを使っているので、昆虫の撮影にはストレスがたまる。

↓歌うアオマツムシのオス。2009年10月19日。玉川上水縁。
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上はコンデジ(3cmまでしか寄れない)。下は300mm望遠で(全体にピントが合わせられない)。
うるさいぐらいに元気よく鳴いているのは、たいていこの外来種。

↓玄関のサトクダマキモドキ。2009年10月16日。玄関にて。
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クダマキとは、クツワムシのこと。里にいるクツワムシみたいな虫という意味。
最近の里ではクツワムシはほとんど見られず、こればかり。
産卵管があるのでメスだ。
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by 2008oharu | 2009-10-19 22:45 | バッタの仲間 | Comments(0)

カマキリたちの産卵期

↓コカマキリの卵嚢。2009年10月14日。井の頭
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↓その卵嚢を産んだと思われるコカマキリの♀。同日同場所。
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もう少し早く来れば、産卵しているところを見られたのかもしれない。

↓お腹の膨れたハラビロカマキリ。同日同場所
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このハラビロカマキリは2~3日同じ木の幹についていた。
産卵場所を探しているのか。
この辺りは例年カマキリがとても多い。

↓ハラビロカマキリの卵嚢。2009年10月18日。神代植物園。
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この卵嚢は木の幹に産み付けられている。
上のハラビロカマキリも木の幹に産み付けないのだろうか。

↓ハラビロカマキリを襲うオオカマキリ。同日同場所。
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どちらもお腹の膨れ具合から見ると、メスのようだ。
オオカマキリは産卵前の栄養をつけようとしているのか。
ハラビロカマキリは産卵を終えたのかどうか。
まだだとしたら、子孫を残せず餌食になるのは残念だろう。
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by 2008oharu | 2009-10-18 22:37 | その他の昆虫 | Comments(0)

アカトンボ

三角公園で、アカトンボが交尾していた。

↓交尾するアカトンボ。2009年10月13日。
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狭義のアカトンボはアキアカネを指す。
しかし、広い意味では、アカネ属のいろいろなトンボの総称だ。
アキアカネは、里で生まれ、夏の間高度の高い所で暮らし、秋に成熟(オスは赤くなる)して里に戻ってくる。
これに対し、よく似ているナツアカネは、ずっと里で過ごすので、夏の間も里で見ることができる。

見分けるポイントは、胸の模様。
↓ナツアカネ
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真ん中の黒い線が平らに切れている。(言葉では説明しにくいが。)

アキアカネはとんがっている。
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また、ナツアカネのオスは成熟すると顔まで赤くなるが、アキアカネは顔は赤くならない。
しかし、色は成熟の度合いで異なるので、それで見分けるのは難しそうだ。

東京で見られるアカネ属には、他にマイコアカネ・マユタテアカネ、ノシメトンボ・コノシメトンボなどがある。
マユタテアカネ・マイコアカネも胸の模様で区別するが、顔に眉のような黒い模様があるものが多い。

↓マユタテアカネ
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↓マイコアカネ
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あまりよい写真がないのでわかり難いが、胸の模様が違っている。

ノシメトンボ・コノシメトンボは翅の先が黒褐色なので、まず他の区別できる。
両者の違いはやはり胸の模様だ。

↓ノシメトンボ
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濃い黒い線がはっきり上まで伸びている。

↓コノシメトンボ
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真ん中の黒い線が途中で折れて横の線とつながっている。
この翅の仲間にはリスアカネというのもいるのだが、よい写真が撮れていない。

里では見られないアカネ属に、ミヤマアカネがいる。
翅の途中に来る褐色の帯があるのが特徴。
↓ミヤマアカネ。山梨県の高原
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by 2008oharu | 2009-10-16 22:23 | 蜻蛉 | Comments(0)

脚が多すぎる!

脚が多すぎる虫はとかく嫌われる。

まず8本脚のクモ。
人間に害を与えるものはほとんどいないのだが、「嫌い」「気持ちが悪い」という人が多い。

↓ジョロウグモ。2009年10月9日。井の頭。
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ジョロウグモの♀。秋になると急に大きさが目立つようになる。
成熟して、お腹が大きくなるからだろうか。
たいていそばに小さな♂が網を張って、交接の機会を狙っている。
このメスはアカボシゴマダラの幼虫を捕食している。
上のエノキから落ちてきたのかもしれない。

ザトウムシはクモと同じく脚が8本。
しかし、クモのように体が明確に頭と腹に分かれていない。
体に比して、脚が極端に長いので、写真に撮るのも難しい。

↓モエギザトウムシ。2009年6月16日。井の頭
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体の部分を拡大すると下のよ写真のようになる。
井の頭では、このモエギザトウムシしかみたことがない。
暗い湿ったところが好きらしい。

ついでに昔山梨県の高原地域で見たザトウムシは、こんな。
↓ヒラスベザトウムシ。2005年8月22日。
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こちらは高原性。

もっと脚が多くなれば、もっと嫌われる?

↓ヤスデ。2009年8月3日。井の頭
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交尾中か。
ヤスデはでも小さいからまだましかもしれない。

↓ゲジ(ゲジゲジ)。2009年6月21日。井の頭
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ゲジは、なかなか動きが速い。
ポスターの裏に隠れていたのだが、ポスターをはがすと素早く逃げようとしたので、
この1カットしか撮れなかった。
ゲジはゴキブリなどを食べるそうだから、人間にとっては益虫の部類に入る。

↓ムカデ。2009年7月31日。善福寺
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これは、アオズムカデという名前らしい。
脚は21対ある。体長75~100mm。
何か昆虫類を貪り食っている。
ムカデ類は人間をかむこともあり、有毒なので注意が必要。
映画などの怪獣の姿はこんな虫がインスピレーションになって作られているのではないか。

こういうのが苦手なのに、うっかりこのページを見てしまった方、
この昆虫記はなんでもありなので、これからはご注意を!
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by 2008oharu | 2009-10-13 22:31 | 昆虫でない虫 | Comments(2)

マリーゴールドの花壇で

愛機リコーR8が壊れた。
と言ってもフラッシュが点かなくなっただけだが。
もしかして使いすぎかも。
3月に修理に出して1年間保証がついたので、ただで直してもらえそう。
しかし、10日以上は愛機なしで、さびしい。
このブログも当分は、300mm望遠で撮れる昆虫か在庫品限定になってしまう。

台風の雨が止んだので、近所の公園へ行ってみた。
日が照り始めたので、チョウたちの動きも活発になっている。
お腹をすかした(?)チョウたちは、花壇のマリーゴールドで盛んに蜜を吸っていた。

↓コミスジ。2009年10月8日。立野公園。
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この蝶が花の蜜を吸っているのを見たのは、初めてに近い。
(一度ツユクサの花に留まったのを見たが、蜜を吸ったかどうか定かでない。)
よほど飢えていたのか。

↓ヒメアカタテハ。同日同場所。
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ヒメアカタテハは、秋になると急に目立つ蝶だ。
マリーゴールドに吸蜜に来ているのもよく見る。
チョウの派手目な色が花に同化して目立たない。

↓ウラナミシジミ。同日同場所。
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これも東京では秋のチョウ。この公園でよく見る。
ブルーサルビアでもよく吸蜜している。

↓ブルーサルビアで吸蜜するウラナミシジミ。
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↓偶然の飛翔。
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そのほか、モンシロチョウ(これも秋になってまた目立つようになる。)・ヤマトシジミ・イチモンジセセリ・キチョウ、それにツマグロヒョウモンもマリーゴールドに来ていた。

これから最後の産卵をするもの、このまま越冬するものなどが入りまじって、今の時期は割りとチョウが目立つ時期だ。
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by 2008oharu | 2009-10-10 22:33 | | Comments(0)

見れば撮りたくなる蛾

珍しくもない蛾だが、見れば挑戦したくなる蛾

↓オオスカシバ。2009年10月1日。三角広場
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今の時期アベリアの花にたくさん来ている。
今年も翅が静止している画像はなかなか撮れない。
どこかで留まっているはずだが、それも見つけられない。

↓ホシホウジャク。2009年9月28日。三鷹市の児童公園。
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ホシホウジャクもアベリアに来ているのだが、一つの花に留まっている時間があまりに短く、
私の反射神経ではついていけない。
オオスカシバよりさらに手ごわいのだ。
このメドウセージでは留まる時間が少し長いので、かろうじて撮れる。
花の大きさ、あるいは奥深さによって留まる時間に違いがあるのだろう。
また、ホシホウジャクの口吻のほうがオオスカシバより長いらしい。
そういることも影響しているのかもしれない。

一瞬どこかに姿を消したりするので、どこかで休憩しているのではないかと探すのだが、
なかなか見つけられないものだ。
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by 2008oharu | 2009-10-07 08:02 | | Comments(2)

草原にて

広場でチョウの卵や幼虫を探していた時目にした昆虫2つ。

↓テングスケバ。2009年9月27日。三角広場
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この昆虫は以前庭で見つけたことがある。
テングスケバ科。体長12-14mm。イネ科の植物につく。
名前の通り頭部が天狗の鼻のようにとんがっている。どんな意味があるのだろうか。
背中の縦じまの色もきれいだ。

↓ホシササキリ。2009年10月1日。三角広場
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草の上を歩いていたら、跳ね飛んだ虫がいたので、姿を追った。
スズメノカタビラのような草の穂につかまっているところをかろうじて見つける。
たぶん、ホシササキリだろう。
体長13-15mmの小さなキリギリスの仲間。初撮りだ。
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by 2008oharu | 2009-10-05 20:53 | 総合 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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