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5月の蝶たち@遠征先

●クロヒカゲ

↓2010年5月28日。あきる野市にて。
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クロヒカゲは実は未見。ぱっと黒い蝶が飛んできたとき、クロヒカゲだ!と思った。
草の陰だったので、回り込もうとしたら飛ばれてしまって見失う。
家に帰って確かめた。前翅に2本の筋があるので、確かだろう。
こういうところで見られるのだと知った。

●コジャノメ

↓2010年5月21日。あきる野市
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コジャノメもマイ・フィールドでは見られない蝶だ。丘陵地や高地などで何度か見ている。
逆光で、しかも黒いので酷い写真になってしまった。
地面の水を吸っているような感じ。

●ヒメキマダラセセリ

↓2010年5月28日。あきる野市
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いつも裏高尾の林道で見ている蝶だが、あきる野市の湿地のようなところにもいることがわかった。

●ウスバシロチョウ

↓2010年5月11日。裏高尾の林道
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毎年ここで見ている。今年はすでに時期が遅かったのか、とても少なかった。
ウスバシロチョウばかりでなく、他の蝶もほとんど見られなかった。
気候のせいだろうか。

↓2010年5月21日。あきる野市
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あきる野市の公園でも見られることがわかった。

●イチモンジチョウ

↓2010年5月21日。あきる野市
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この日イチモンジチョウはたくさん見られた。
私の体にまとわりつくように飛んできたが、その割にはよい写真が撮れなかった。

●ヒメウラナミジャノメ

↓2010年5月28日。あきる野市
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ヒメウラナミジャノメは野川公園や神代植物園などではごく普通に見られる蝶なのだが、
なぜかマイ・フィールドでは見たことがない。

●サカハチチョウ

↓2010年5月17日。裏高尾の林道
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例年通り見られたことは見られたのだが、やはりこれも数は多くなかった。

↓2010年5月28日。あきる野市
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この1頭のみ目にする。ここでも見られることがわかった。

その他、きれいなモンキアゲハが1頭飛んでいたが、撮ることはできなかった。
全般に、蝶は少ない印象だ。
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by 2008oharu | 2010-05-31 23:21 | | Comments(0)

オトシブミを求めて ④

「オトシブミを求めて」シリーズの続き。
あきる野市方面へ2回行ってみた。
この辺りにはイタドリが群生している場所が多い。
そこで待望のドロハマキチョッキリをついに見つけた。

↓ドロハマキチョッキリ。2010年5月28日。あきる野市
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これは残念ながら期待していた緑色型ではなく、濃青色型(関東地方)だったが。

以下、2010年5月21日と28日の違う日と場所で観察したオトシブミ作りの様子。

↓茎に切り込み。
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↓葉を足で手繰り寄せながら巻いていく。
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以下の2枚は写真横転
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↓巻き終わり。写真横転。
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葉っぱを2枚以上重ねるときの作業が見られなかった。
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by 2008oharu | 2010-05-29 22:15 | 甲虫 | Comments(4)

今度はハラビロカマキリ

今朝は、ハラビロカマキリが孵化していた。

↓ハラビロカマキリの卵塊と前幼の脱殻。2010年5月28日6時
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すでにすべて前幼から脱皮してしまっているようだ。

↓籠から抜け出し、机の上を歩き回っていた1令幼虫。
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やはり1令幼虫からしっかりお腹を上に持ち上げるハラビロカマキリのポーズをとっている。

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庭に放した幼虫。
どれだけ無事に生き残るだろうか。
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by 2008oharu | 2010-05-28 22:43 | その他の昆虫 | Comments(0)

ゼフィルス第1弾

鳥を撮っているとき、目の前のコナラの葉裏に赤い蝶。アカシジミだ。

↓アカシジミ。2010年5月25日。
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傷のないきれいな個体だ。羽化したてなのかもしれない。
少しして高く飛び去った。

昨年は5月26日が初見だったが、すでに羽が切れている個体だった。
また、2008年は5月19日が初見だったが、羽化不全個体だった。

栗の花はまだ開いていないが、どこで吸蜜するのだろうか。
第2弾、3弾が待たれる。

追記:
自分の撮った写真を見直して気づいた。
どうもこのアカシジミはコナラの茎に産卵しているところのようだ。
拡大するとぼけぼけ写真だが、卵のようなものが見える。

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by 2008oharu | 2010-05-25 20:37 | | Comments(2)

アカタテハの幼虫

マイ・フィールドでは、アカタテハはわりと珍しい部類の蝶だ。
実をいうと、私個人は2003年に越冬個体、2008年8月に樹液に来ていた個体を見ただけで、あとは別フィールドでしか見ていない。

例えばキタテハやヒメアカタテハ・ルリタテハなどは、毎年必ず見ることができるのに。

食草のイラクサはないわけではなく、けっこうあちこちに生えているので、ときどきチェックしてきたが、幼虫を見たこともなかった。
(高尾などでは成虫も幼虫もよくみかけるが。)

今年も何気なくイラクサが何株か生えているところを目にすると、なんだか見たことのある隠れ家風のつづりがある。

↓綴られたイラクサの葉。2010年5月10日。
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傍に蜘蛛がいるので気になるが、確認のため葉を開いてみた。
↓アカタテハの幼虫。
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このような綴りのある株が数箇所見つかる。

2010年5月18日、近くの別のイラクサの茂みでも見つけた。
↓葉のつづりから出て移動し、別の葉を綴ろうとしている。
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幼虫は、綴りの中で葉を食べ、網目状になると別の葉へ移動するのだろう。
少しずつ下の大きな葉へ移動していくようだ。
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↓完成した新しい綴り。
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しかし、移動するときには危険が伴う。
↓蜘蛛に捕まった幼虫
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別の方の観察では、アシナガバチに団子にされてしまった個体もあるようだ。
綴りの中にいるからといって、もちろんまったく安全なはずはない。

この二つのイラクサの茂みはわりと近いところにあり、離れたところのイラクサには幼虫がいなかったので、両者は同じメスによって産みつけられた可能性が高い。
私は見逃してしまったが、昨年このあたりに少なくとも1頭の成虫のメスがいたということだろう。

幼虫は現時点では10匹はいると思われるが、無事に成虫に育つのはどのくらいだろうか。
少なくとも1匹ぐらいは蛹になるところを見たいものだ。

追記:
また様子を見に行ったちょうどその時、アシナガバチがやってきて、なんと綴られた葉の中に潜り込む。
私が中を見ようと葉を持ち上げたのでアシナガバチは這い出してきて飛び去ったが、幼虫は既にかみ殺されていた。
アシナガバチも賢いが、こんな具合に次々アシナガバチの団子にされていったら、生き残れる幼虫はあるのだろう。

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by 2008oharu | 2010-05-23 15:33 | | Comments(0)

オオカマキリの孵化

ほとんどだめかと諦めていたオオカマキリの卵塊から幼虫が孵化した。
冬に連れ帰って季節はずれに孵化しないように涼しいところで保管。
春になって少し暖かいところへ移動させたのだが、いっこうに孵化しなかった。
それが夕方帰ってみたら、すでに幼虫が籠から脱出していた。

↓部屋の中に逃げ出したオオカマキリの1令幼虫。2010年5月18日。自宅
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資料に寄れば、幼虫はスポンジの卵嚢をとかし、隙間から這い出してくるそうだ。
這い出した幼虫は糸をひいて卵嚢からぶら下がる。
このときの幼虫は前幼と呼ばれている。
そして、前幼の皮を脱いで1令幼虫になるそうだ。

私が見たときは、既にかなりの幼虫が1令幼虫に脱皮していた。
前幼が卵嚢から顔を出すところを見逃したのは残念だが、いつ孵化するのかわからなかったので仕方がない。

卵嚢ごと庭へ出して、幼虫たちを庭へ移動させる。

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写真ではなんだがごちゃごちゃしていてわかりづらいが、前幼から頭を出したり、脚を引き抜いたりしている様子が見える。
まだ体の色が透き通っていて柔らかそうだが、一人前に鎌をもたげたカマキリ・ポーズで次々と移動していった。
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Good luck!
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by 2008oharu | 2010-05-21 20:31 | その他の昆虫 | Comments(0)

オトシブミを求めて ③

この子は誰?

シデ(クマシデ?)と思われる葉の上に明るい茶色のオトシブミがいた。

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何だろうと「オトシブミハンドブック」と取り出していると、いかにも昆虫博士風の方(名刺をいただいたので、拝見するとたくさんの肩書きを持たれた研究家のようだ。)が通りかかって、「ルイスアシナガオトシブミ」ですとおっしゃった。
見ている間に頭上から揺籃が落下してくる。別の個体がいて、作業していたらしい。

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その方としばらくお話をしてお別れし、再度ハンドブックで確認すると、なんとルイスアシナガオトシブミは、足や頭・腹などが黒はずなのに、私がみたものは全身が茶色い。
(その方は、考えてみると虫そのものをよくご覧になったわけではなく、茶色いという特徴から判断されたのだ。)
ハンドブックを隅々まで読んで、個体差があるのかどうか調べたが、ないようだ。

あわてて他の種類を調べると、色や形はウスアカオトシブミにそっくり。
でも、ウスアカオトシブミはシデでは揺籃を作らないようだし、そもそも葉にJ字型に切り込みを入れて揺籃を切り落とさないタイプなので、落下してきた揺籃とは違うはずだ。
いや、落下してきた揺籃が、そもそもこの個体のものとは限らない…。

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そのオトシブミが葉に切り込みを入れ始めた(つまりこの葉に偶然にいたのではなく、木の葉で揺籃をつくる種類であることは間違いない。)ので、観察して確かめればよかったのだが、帰りのバスの都合もあり、ここで30分も時間を費やすことができず、断念。
落ちていた揺籃を持ち帰ろうと拾ったはずなのに、家に帰ったら見失っていた。
来年の課題がまた一つ残った。


●コブオトシブミ
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2~3箇所で見つけた小さなオトシブミ。足が茶色く体は黒い。
初めヒメクロオトシブミだと思っていたが、よく見ると後脚に黒い部分がある。
どうやらコブオトシブミらしい。コブの様子は残念ながらよく写らない。
イラクサ系の葉にいた個体もあったので、間違いないだろう。

家に帰って昨年見たヒメクロオトシブミの写真を確かめてみたら、これもどうやらコブオトシブミの間違いだったようだ。

その他、虫本体は見つからなかったが、揺籃らしきものはいくつか見つけた。

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上の揺籃は、刃先が揺籃の胴部に巻きつく型なので、ハンドブックによればマルムネチョッキリらしい。

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こちらはハマキチョッキリの仲間の揺籃か。

虫は見つからなくても、いろいろ推理するのも楽しいものだ。
この林道は蝶が多く見られることで有名だが、がオトシブミの宝庫でもあることがわかった。
遠いのでゆっくり時間がかけられなかったことが悔やまれる。
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by 2008oharu | 2010-05-20 11:11 | 甲虫 | Comments(8)

オトシブミを求めて ②

裏高尾の林道遠征の続き。

●ヒゲナガオトシブミ
この林道の両側には実にたくさんのアブラチャンが生えているので、
アブラチャンを好んで揺籃をつくるヒゲナガオトシブミもたくさん見られる。
(昨年も5月11日に来たときに、ヒゲナガオトシブミが揺籃を作っているところを見た。)
今回もぜひ一部始終を観察しようと探してみる。

↓ヒゲナガオトシブミのオス。2010年5月17日。裏高尾の林道にて(以下すべて同日同場所)
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エゴツルクビオトシブミとよく似ていて、オスの首が長い。
↓ヒゲナガオトシブミのメス。
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そして、揺籃の作り方もほぼ同じ。

まず、選んだ葉の葉柄に切り込みを入れる。
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主脈に傷をつけて曲げやすくした後、二つ折りにする。
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ここでちょっと油断して昼食を食べている間に、いつのまにかオスが来てマウント。
既に巻き終わりそうになっていたのであわてた。
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最後に葉の表を引き寄せるようにしてかぶせる。
このときオスは離れた。
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下の部分や横を点検するように移動した後、切り離し作業を始める。
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切り離し成功。オスがやや離れたところで見ていた。
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この切り離す作業がエゴツルクビオトシブミと違う点だ。

この間の観察時間は33分。結局油断したため、
オスが飛来したときの様子や産卵の様子をまたもや見損なう。
しかし、予想以上に作る時間は短い。

ヒゲナガオトシブミはオスが8~12mm、メスが8~9mm。
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by 2008oharu | 2010-05-19 10:56 | 甲虫 | Comments(2)

オトシブミを求めて

ちょっと遠征。

●ルリオトシブミの仲間
イタドリにつくられる別のオトシブミを探していたのだが、こんなものが見つかった。
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イタドリの葉が細長く切り取られてぶらさがっている。
そして、その切り取られた部分に小さな黒っぽい虫がついているではないか。
あわてて「オトシブミハンドブック」を取り出して確かめると、ルリオトシブミの仲間らしい。
イタドリでオトシブミを作るルリオトシブミの仲間は、ルリオトシブミとカシルリオトシブミのどちらか。
切った葉の形と虫の色合い(前胸が金色っぽく見える)からカシルリオトシブミに似ているが、確証はない。
何しろ3~4mmの大きさなのだ。

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風で葉は揺れるし、虫は動くし、小さいしで、ぶれぶれの写真ばかり。
さすがのリコーR8もやや役不足。

しばらく観察する。
まず、葉裏を表に抱き込むようにして二つ折りのくせをつける。
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先端の部分から織り込み始める。
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開いている部分の方から丸める。
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山の方から丸める。
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最後に切り落とすはずなのだが、時間切れでここまでしか観察できなかった。
ほぼ20分ぐらいの作業だった。
揺籃を作る時間は思いのほか短い。

私が見ている間には、オスの姿はなかった。
巻き終わってから交尾するはずもないので、私が見つける前に交尾して飛び去ったのだろうか。
卵はたぶん巻き始める前に産みつけたはずだが、観察しているときにはわからなかった。

カシルリオトシブミは、「カシ」という名前がつくが、カシ類に揺籃をつくることは稀だそうだ。
葉の反対側も同じような形に切れていたので、すでに揺籃を作って切り落としたのかもしれない。
地面を探してみたが、残念ながら見つからなかった。
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by 2008oharu | 2010-05-18 23:20 | 甲虫 | Comments(0)

チョッキリ2種

●ツツムネチョッキリ
↓2010年5月14日 善福寺公園の梅の木にて。
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Aさんから教えてもらった場所に行ってみて、発見。
Aさんが見たときは数匹いて、穴を開ける作業中のものもいたそうだが、
私が行ったときは、この1匹だけを辛うじて見つけることができた。
大きさは4.3~4.6mm。

ツツムネチョッキリは、梅の実の近くの枝に切り込みを入れ、実に穴を開けて産卵すると書いてある。
梅の実にはいろいろな傷があるものが多いが、果たしてチョッキリに産卵されたものかどうかは不明。
やはり実際に産卵しているところを見てみたいものだ。

●コナライクビチョッキリ
↓2010年5月15日。井の頭公園のコナラにて。
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3~4mmの小ささ。拡大してみるとこんな具合。
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葉裏で食事中の様子。食痕が見える。
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葉の縁に出て、ここから飛び立った。
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コナラの葉に揺籃らしきものがあるので見ているうちに発見した。
揺籃はすでにしおれて茶色くなっている。
初めは痛んでしおれた葉かなとも思ったが、切断箇所がきれいに切れているので揺籃らしいと思った。
一緒に見ていたお仲間が、花の色や形に似ていると言っていた。擬態しているのかもしれない。

↓コナライクビチョッキリの揺籃
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これも揺籃作りの様子を見たいものだ。
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by 2008oharu | 2010-05-15 20:19 | 甲虫 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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