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最近の初見蛾像

●ナカグロクチバ
昨年お仲間が発見したきれいな蛾。私も見たいと思っていたが、今回やっと見ることができた。
南方系の蛾で、近年北上しているとか。
↓2011年9月23日。井の頭公園。
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●ヒメエグリバ
昨年はアオツヅラフジにいる幼虫を発見したが、成虫を見たのは初めて。アカエグリバを小さくしたような蛾。
↓2011年9月23日。井の頭公園。
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●ヤマトエダシャク
↓2011年9月27日。井の頭公園
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●ホソバミドリヨトウ
緑の模様がきれいにはいっている。
↓2011年10月2日。善福寺。
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●ヒメシロモンドクガの産卵
年2化で、10月に出現するメスの翅が退化しているという。
↓2011年10月12日。井の頭公園。
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●クロクモヤガ
お仲間が発見して見せてくれた蛾。模様がユニーク。
↓2011年10月16日。井の頭公園
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●キバラヒメアオシャク
実は初見ではないが、今までのものは、きれいに撮れなかったので載せておく。
↓2011年10月20日。井の頭公園
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●ヒメノコメエダシャク
これもお仲間が見つけて見せてくれたもの。
↓2011年10月23日。井の頭公園
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9月末の台風で、公園の木がたくさん折れた。
また風で落とされた昆虫たちもたくさんいた。
オオミズアオ・サザナミスズメ・ウンモンスズメ・アカイラガなどの幼虫はとくにたくさん落ちていて、公園内での繁殖状況がよくわかった。
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by 2008oharu | 2011-10-31 21:28 | | Comments(6)

トノサマバッタの産卵

今年は、井の頭公園の草原に予想以上のトノサマバッタがいることがわかった。
初め見つけたときは幼虫だったトノサマバッタは次々に成虫になった。
次は交尾・産卵の時期だ。

成虫になったトノサマバッタは、土や砂の地面で交尾産卵すると言われている。
私が過去に観察した例でも、成虫のトノサマバッタは草原から道路などに出てきて交尾していた。

それで、草原の周りをチェックして回ったが、交尾・産卵行動をしている個体は見つからなかった。
ここの草原の周りは、トノサマバッタが交尾・産卵する場所のイメージには合わないように思う。

「もしかしたらウッドチップが敷かれた場所に飛んで行って産卵するかも。」とお仲間と話したりしていた。

そのお仲間が、しばらくたって、やはりウッドチップのところで産卵していると教えてくれた。

↓ウッドチップの地面で交尾するトノサマバッタ。2011年10月9日。井の頭公園。
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↓同じく交尾。2011年10月10日。
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やはり予想通り、トノサマバッタはこういう場所を交尾の場所に選ぶのだ。
予想が当たってうれしかった。

トノサマバッタは交尾後1週間ぐらいして産卵するらしい。
さらにウッドチップの場所を探すと、いかにも産卵しそうなメスが歩いている。

↓トノサマバッタのメス。2011年10月10日。同場所。
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そのバッタを目で追っていると、ついに腹の先を地面に差し込んだ。
↓産卵していると思われるトノサマバッタ。同日同場所。
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こうして、予想通り、草地で成長したトノサマバッタは、産卵に適した場所へ移動して交尾・産卵することが確かめられた。

メスは、産卵を終えると、後ろ脚で土を鳴らして穴をふさぎ、どこに産んだかわからないようにするらしい。

トノサマバッタが繁殖するには、幼虫が成長できる草むらと、成虫が交尾・産卵できる土の地面が必要なのだ。
しかし、このウッドチップの地面は、もうじき整地されて別の施設に作り替えられる予定だ。
果たして卵は無事に孵化できるだろうか。
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by 2008oharu | 2011-10-13 18:09 | バッタの仲間 | Comments(0)

秋の蝶たち

秋の蝶と言えば、ウラナミシジミ。

↓今季初見のウラナミシジミ。2011年9月10日。玉川上水縁のクズで吸蜜。
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↓2011年9月23日。この日は井の頭公園と玉川上水縁で3個体を見る。
萩の花で吸蜜。
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カナムグラで。
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もう一つの秋の蝶は、渡りの蝶、アサギマダラ。
↓やっと一瞬止まってくれたアサギマダラ。2011年10月6日。井の頭公園
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アサギマダラはこの1週間前ぐらいにも目撃されていたが、私が初めて見たのは10月5日。
10月8日まで井の頭公園で見られた。

●ミドリヒョウモン
ミドリヒョウモンは6月ごろ羽化するのだが、夏は夏眠し、秋にまた活動し始める。
秋に見るミドリヒョウモンは、翅が傷んでいるものが多い。
↓ミドリヒョウモンの♀。2011年9月24日。井の頭公園。
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上の写真は、木の幹に産卵しようとしているように見えるが実際はどうだったのか、高すぎて確認できなかった。

↓ミドリヒョウモンの♂。2011年9月27日。立野公園。ブッドレアに。
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ミドリヒョウモンはどんなところで夏眠しているのだろうか。

●オオウラギンスジヒョウモン
2008年の秋に、武蔵野市の花の里公園と三鷹市の野川公園で初めて確認したオオウラギンスジヒョウモンが、井の頭公園でも確認できた。

↓オオウラギンスジヒョウモンのメス。2011年10月9日。井の頭公園のノアザミに。
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この蝶は前日に観察仲間が見つけた蝶を確認したもの。
もっと前からいたのかもしれない。
児の蝶も6月ごろ羽化して、夏眠し、秋にまた活動を始めるそうだ。
オスをまだ見たことがない。
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by 2008oharu | 2011-10-09 23:17 | | Comments(2)

バッタの色違い

今季はマイ・フィールドでトノサマバッタを多く見ることができた。

まず、幼虫。
↓2011年8月17日。井の頭公園。
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↓2011年8月20日。井の頭公園。
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↓2011年8月20日。井の頭公園。
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トノサマバッタは緑色型・緑茶型・灰色型・黒色型などの色違いがあるのだが、
その色は、幼虫の時に育った場所がかわいていたか、湿っていたかとか、
いっしょに育った幼虫がたくさんいたか、そうでなかったとかで、決まるらしい。
上の3個体は、だいたい育った時期も場所も同じなのだが、この時点ですでに色が違っている。

さらに、こんな色の幼虫もいた。
↓2011年9月14日。井の頭公園。
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ここまで色が黒いとは驚きだ。

もっともっと小さい時代の環境の違いでここまで変わるのだろうか。

そして、成虫。
↓2011年9月23日。井の頭公園。
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真っ黒だった幼虫は成虫になると、こんな色になった。

↓2011年9月30日。井の頭公園の同じ場所。緑茶型。
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↓灰色型。
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↓緑型か。
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結局どんな環境がどんな色のトノサマバッタを発症するのかは、よくわからない。
例えば、時期が早いうちは草の緑がまだ濃く、緑型のバッタのカモフラージュが有効だし、
草が枯れてくれば、茶色っぽい色の方が目立たないと思われるが、季節型という説は見当たらない。

もっと若齢の時期から観察すればわかってくるのだろうか。

ただ、色違いがあれば、環境の変化にどれかは適応しやすくなり、種として子孫を残す確率は増すのだろう。
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by 2008oharu | 2011-10-01 21:04 | バッタの仲間 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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