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猛暑とアカネたち

今季、アキアカネを初めて見たのは6月24日。

↓アキアカネ 2013年6月24日。井の頭公園
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アキアカネは6月ごろから羽化し始め、7月以降高地の涼しいところへ移動するので、だいたい標準的な羽化開始だった。

その後、東京は例年になく梅雨の明けるのが早く、明けたと思ったら途端に35度前後の猛暑が襲ってきた。
そんななか、公園ではアキアカネが次々に羽化し、日陰の林縁部に一度に数個体見られる日が続く。

↓2013年7月10日のアキアカネ
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↓2013年7月13日のアキアカネ。この日は同じ木に4個体いた。
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↓2013年7月15日のアキアカネ この日は、ナツアカネに混じって1個体。
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↓2013年7月27日のアキアカネ まだ残っているのかとびっくり。
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アキアカネは他のアカネ類より暑さに弱く、30度を超す日々が続くと生きていられないので、涼しい高地へ避暑に行くのだという説明を何かで読んだのだが(何で読んだか忘れて確かめられない)、梅雨明けの連続猛暑の中でも、アキアカネが落命しているのを目にしたことはなかったし、そういう情報もなかった。

日陰で暑さをしのいでいるのだから大丈夫というのなら、他のアカネ類の処し方とかわらない。
他のアカネ類は概ね地元で日中は日陰などで過ごして夏を越しているのだから、アキアカネも同様の過ごし方ができそうに思える。
アキアカネだけが高地へ移動するのは、何かほかの理由がありそうだ。

それはさておき、現在はアキアカネはほとんど見られなくなり、予定通り次々と高地へ移動していったのだと思われる。
地元に残っているアカネ類で今季見られたのは今のところ、コノシメトンボ・ナツアカネ・マイコアカネ・ミヤマアカネだ。

↓コノシメトンボ 2013年7月15日。例年一番多く見られるアカネ。今季も多い。
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↓ナツアカネ 2013年7月10日。 アキアカネより少し遅れて羽化。
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↓マイコアカネ 2013年7月18日。今季はすでに2個体見られたが、見られない年もある。
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↓ミヤマアカネ 2013年7月28日。これがMFで見られたのは2例目。
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上はすべて井の頭公園。
アカネ類は他にリスアカネ・ネキトンボ・マユタテアカネ・ノシメトンボなどが見られる可能性があるが、今季はまだ目にしていない。

たくさんの種類が見られる多様で豊かな環境が守られるよう願ってやまない。
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by 2008oharu | 2013-07-30 22:14 | 蜻蛉 | Comments(2)

ハキリバチ

他の昆虫を見ていた時、突然ハキリバチが葉を切り出したのが目に入った。
感度も露出もそこそこにあわててシャッターを押し続けたが、ピントも甘く、酷い写真を量産しただけ。
でも、葉を切る様子が一応撮れたので、紹介しておく。

↓ハキリバチ。2013年7月10日。井の頭公園
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このあと、もっとよい条件で撮ろうと設定を整えて待ったが、現れなかった。

下は以前に掲載した2012年7月6日のハキリバチの写真。
ハキリバチ

今回も葉は昨年と同じヌスビタハギ。
ハキリバチの種類は不明だが、バラハキリバチかもしれない。
このあたりで毎年ハキリバチが巣作りをしているらしい。
どこに巣があるのか見てみたいものだ。
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by 2008oharu | 2013-07-24 21:48 | | Comments(2)

チョウトンボのいる池

今年はチョウトンボが多いようだ。

私にとってはチョウトンボと言えば昭和記念公園で見られるトンボというイメージだったが、案外近くの公園の池でも今年は見られる。

↓昭和記念公園のチョウトンボ 2013年6月27日
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この日は、別にチョウトンボを撮りに行ったわけではないが、ついでに寄ってみたら、やはりかなりたくさんのチョウトンボが飛び回っていた。
飛び回っているのは、ほとんどが縄張り争いをするオスだった。

↓石神井公園のチョウトンボ 2013年7月11日~12日
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チョウトンボはショウジョウトンボやシオカラトンボなどと同じで、暑い日なたでも元気に飛び回っているトンボだが、日差しが強い時はやはり上の写真のように逆立ち姿勢をとって止まることが多い。

この公園では前にもチョウトンボがいたようだが、今年は数が多く、やはりオスたちが盛んに占有行動をとっていた。

一瞬目の前で、交尾が行われていたが、あわててカメラを向けたときはすでに離れてしまい、飛び去るメスの姿がピント外れに写っているだけだった。
↓飛び去るメス。同日同場所
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メスは、後ろの翅の先が白く、翅が金緑色を帯びる個体が多いようだが、オスと同じような色合いのものもいるそうだ。

今年は杉並区の公園でもチョウトンボが見られる。

↓善福寺公園のチョウトンボ 2013年7月16日
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しかし、MFである井の頭池にはチョウトンボの姿はない。

以前井の頭の旧市営プールに水がはられ、スイレンなどが植えられていた時はそこにたくさんのトンボが来ていたが、一度チョウトンボも目撃されている。

チョウトンボは水が多少汚れているような池でも生息できるトンボらしいが、浮葉植物の間の水面を打水して産卵するため、水草が生えているような池でないと見られない。この点で、井の頭池は失格なのだろう。

今日は杉並区のお寺の池に様子を見に行ったところ、まさにそのような状態で産卵行動をとっているメスがいた。

↓浮葉植物の間の水面で産卵行動をとるメス。2013年7月18日。
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井の頭池がかい掘りされた後、水草が茂るような環境になれば、チョウトンボも見られるようになるかもしれない。
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by 2008oharu | 2013-07-18 22:09 | 蜻蛉 | Comments(2)

オカトラノオと蝶たち

オカトラノオは、6月中旬以降に白い花咲かせる。穂のようについた花が垂れ下がるのがなかなか趣がある。
そして、この花には、この時期に活動する蝶たちがよく訪れるので要チェックだ。

↓メスグロヒョウモンのメス 2013年6月28日。東京都の丘陵地
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メスグロヒョウモンは、秋にはそれなりに見たことがあるのだが、夏を過ごした蝶は、翅が千切れたり擦れたりしていて、きれいではない。やはり、羽化して間もない時期の蝶はきれいなものが多い。
この丘陵地では、2007年6月24日に野鳥観察で訪れたとき目にした。
メスグロヒョウモンがよく見られるところなのだろう。
この日は、オスも1頭いたが、残念ながら翅が千切れていた。

↓メスグロヒョウモンのオス
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この日何頭もオカトラノオに訪れていたのは、オオウラギンスジヒョウモンだった。

↓オオウラギンスジヒョウモンのオス。
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オオウラギンスジヒョウモンはやはり秋には里におりてきて、近所の公園でも見られるが、今まで近所で見たのはみなメスだった。

ここでは、先客の昆虫撮りカメラマンの方が熱心に撮っていたので、脇から邪魔にならないように撮った。
なので、あまりよい角度から撮ったものはない。

↓ミドリヒョウモン 2011年6月28日 野川公園
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ミドリヒョウモンはリョウブの花やこのオカトラノオを変わりばんこに訪れていた。

↓オオチャバネセセリ 2013年6月28日。東京都の丘陵地
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オオウラギンスジヒョウモンを見た日、もう1種、とても多かったのはオオチャバネセセリ。
よく考えたら、オオチャバネセセリは初見だった。

追記:よく調べたら、2008年7月3日に井の頭公園でオオチャバネセセリを撮っていた。

↓キマダラセセリ 2007年6月11日 玉川上水三鷹区域
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この写真を撮った場所に現在はオカトラノオは咲いていない。
以前はここでよくキマダラセセリを撮ったので、両方の記憶が結びついている場所だった。

↓アオスジアゲハ 2011年6月28日 野川公園
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アオスジアゲハもアゲハの中では口吻が短い方なので、こうした花を好むようだ。リョウブにも来ていた。

↓アゲハチョウ 2008年6月18日 玉川上水三鷹区域
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↓モンシロチョウ 2006年6月25日 玉川上水三鷹区域
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アゲハ・モンシロチョウ・キマダラセセリとも同じ場所。
ここは、片方が畑になった明るく開けた場所で、アゲハやモンシロチョウがよく見られる。

その他、キタテハも来ていた。
酷い写真だが、証拠ということで。2013年6月28日。東京都の丘陵地
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オカトラノオの花は万人、いや万蝶向けの人気のある花のようだ。
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by 2008oharu | 2013-07-02 18:32 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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