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春の蝶たち セセリチョウ編

ギンイチモンジセセリの春型は、昨年みき♂さんに出現ポイントを教えていただいて探しに行ったのだが、見つけられたのはすでに翅が千切れている個体だった。

その後、鳥を見に行った河の傍で、偶然また見つけたが、表翅しか撮れなかった。
イチモンジの白い線が撮れないと、春型を撮ったことにはならないので、残念だった。

今年は、初めから鳥見ついでにギンイチモンジも狙うという二兎追い計画で行ってみた。

最初の日は、飛んでいるのは見たが、シャッター・チャンスなし。
2回目はかろうじて、ワン・チャンス。

↓ギンイチモンジセセリの春型。2014年4月22日 立川市
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この日は400mm望遠ズームレンズを付けているときいきなり現れたので、望遠レンズで撮ることになってしまった。
でも、一応カラスノエンドウで吸蜜するシーンが撮れてよかった。
空模様が怪しくなったので、このカットだけで諦めて帰った。

そして、今日再々挑戦。

↓2014年4月24日。同場所
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やっと春型のイチモンジがわかるカットが撮れた。
今日は暖かく、ギンイチモンジセセリはたくさん飛んでいたので、何個体が撮ったが、遠かったり、手前に邪魔なものがあったりで、他によいカットはない。

その中で、一番よく撮れたと思った個体は、残念ながら脚の付け根に何やら付着していて、翅も汚れた個体だった。

↓脚元に何やら付着している個体
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これは、何なのだろうか。

さて、同じ場所で、ミヤマチャバネセセリも見られた。

↓ミヤマチャバネセセリの第1化 2014年4月21日
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ギンイチモンジセセリを追いかけていて、止まったものを見たら、ミヤマチャバネだった。
寒い日だったので、ずっとこの姿勢で動かなかった。

今日はミヤマチャバネセセリもとても活発に飛び回っていた。

↓2014年4月24日のミヤマチャバネセセリ。
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一番上の個体に、もう一頭が近づいて生きて止まったので、もしや交尾かと期待したが、残念ながら不成立だった。

おまけ:
ギンイチモンジセセリもミヤマチャバネセセリも、交尾や産卵などのシーンは残念ながら見られなかったが、かわりにベニシジミが見せてくれた。

↓ベニシジミの交尾 同日同場所
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また、すでにヒメウラナミジャノメも出現していた。

↓2014年4月22日のヒメウラナミジャノメ。今日も飛んでいた。
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秋のギンイチモンジセセリはかなり昔に一度みたきりなので、今年は再挑戦したい。
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by 2008oharu | 2014-04-24 23:05 | | Comments(2)

春の蝶 ワン・ショット2

シジミチョウ編

↓スギタニルリシジミ 2014年4月8日 八王子市林道にて 
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スギタニルリシジミは年1化のスプリング・エフェメラル。
川沿いに生えるトチノキを食樹としている。
写真は道の水分を吸水しているところ。このような場面が多い。
ルリシジミとよく似ているが、翅の紋の違いによって区別する。
慣れてくると、飛んでいるときの表翅の青がやや暗めなこと、大きさがこころもち小さいことなどから、なんとなくわかるようになった。


林道で出遭った方が、今年は多いと言っていた。
また、昔は奥多摩などのより高度の高いところに生息していたが、近年だんだん低めの場所に降りてきたのだという。

↓ベニシジミ 2014年4月1日 都下丘陵地
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今年初見のベニシジミの春型。
春型は、赤色が鮮やかで、すぐに目につく。
割とフレンドリーで、動きがそれほど速くなく、写真に撮りやすい蝶であるが、きれいなので、目につくとついカメラを向けたくなる。
その後、草原や河川敷など明るい場所で何度も見かけた。

↓トラフシジミ 2014年4月8日 八王子市林道にて
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1瞬、逆光の位置にこの小さな蝶が止まったので、とりあえずシャッターを切り、もっとよい位置に近づこうとしたら、人が通ったので飛ばれてしまい、この1カットだけとなってしまった。
トラフシジミの春型だった。
夏型は井の頭公園でも見られるが、春型はなかなか見られない。
春型の方がきれいなので、もっとよい写真を撮りたかった。

↓ツバメシジミ 2014年4月14日 調布市
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シジミチョウの中では、かなり小さいが、しっかりと尾状突起がある。
各種のマメ科植物が食草なので、広範囲に生息しているが、可愛い感じで見られるとこれも撮りたくなる。

↓ヤマトシジミ 2014年4月14日 調布市
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今季初めて撮ったヤマトシジミ。
これから、「なんだヤマトシジミか。」とカメラを向けなくなる可能性が高い。
気を付けよう(笑)。

その他、ルリシジミも見ているのだが、よいシャッター・チャンスがなかった。
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by 2008oharu | 2014-04-23 20:50 | | Comments(0)

春の蝶たち ワン・ショット

今まで特記してこなかった春の蝶たち

シロチョウ編

今年のモンシロチョウの初見はとても遅く、3月25日。それもプチ遠征先で。
井の頭公園で見たのは、3月29日だった。
さらに写真が撮れたのは、4月になってから。

↓モンシロチョウ 2014年4月2日 東京都下里山
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アブラナ科の野菜の周りを飛び回っていた個体で、たぶん産卵するメスだと思われる。
井の頭公園内では、モンシロチョウの姿はとても少ない。
それは、ツマキチョウの記事でも書いたが、下草が刈られ、モンシロチョウの食草のアブラナ科の野草が減り、吸蜜する花も減ったからではないかと思う。

近所の生産緑地などには、何十匹ものモンシロチョウが乱舞しているので、モンシロチョウが減ったわけではないのだろう。

↓モンキチョウ 2014年3月4日 東京都下の河川敷
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フユシャクを撮りに行った場所で見たもの。
果たして羽化個体なのか、それとも越冬個体なのか。
モンキチョウに関しては、越冬形態がはっきりしないようだ。

この蝶も井の頭公園ではよく見る年と、ほとんど見られない年がある。
春の個体はまだ見ていない。

↓スジグロシロチョウ 2014年4月2日 東京都下里山
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春型のメスの裏翅はとても美しいと思う。
野川公園などでも見たが、井の頭公園ではまだ見ていない。

↓キタキチョウ 2014年3月29日 井の頭公園
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キタキチョウはシロチョウの中では、成虫越冬であることがはっきりしている種。
私が見ているポイントは、やはり下草の野草の生長が遅れたのか、キタキチョウですらなかなか目にしなかった。最近やっと多く目にする。

これで、ツマキチョウも含めて、このへんのフィールドで見られるシロチョウは、一応全種出現したことになる。
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by 2008oharu | 2014-04-22 18:06 | | Comments(0)

春の妖精3 ツマキチョウ 

ツマキチョウは、平地で見られる蝶のスプリング・エフェメラル。
井の頭公園で今季最初に目にしたのは4月4日だった。
その日は写真には撮れず。

↓ツマキチョウのオス。2014年4月7日。井の頭公園
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例年ツマキチョウがたくさん見られる場所なのだが、今年は少ない。
たぶん、吸蜜もできて、産卵もできるムラサキハナナが今年は全然さいていないからだろう。
(別にムラサキハナナが大事だというつもりはない。昨今ムラサキハナナはありすぎるから。)
しかし、この場は今年下草がほとんど刈り取られて、花も少なく、全体に例年のようには蝶が集まらない場所になっている。
そうしたちょっとした草木の変化が、たちまち個体数の変化に影響するのが昆虫の特徴なのだ。

ツマキチョウはたいてオスが先に現れる。

↓ツマキチョウのメス。2014年4月15日。調布市
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飛んでいるとなかなかカメラに収められないが、なんとか撮った証拠写真。
今季初のメスだ。

その後面白い場面にであった。

↓オスにアタックするメス。同日同場所。
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目で見ていると、ただ2頭が絡み合っていることしかわからなかったが、写真に撮ったものを見たら、止まっているオスにメスがアタックして追い払ったように見える。

普通は、オスがメスを求めて付きまとうことが多いはずだが、これは単なる縄張り争いなのか、何か他に意味があるのだろうか。
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by 2008oharu | 2014-04-15 22:00 | Comments(0)

ギフチョウ遠征記

ギフチョウは、春の女神と言われる蝶で、関東では4月の上旬しか見られないし、見られる場所も限られている。
その場所のことはずっと前から知っていたが、かなり遠く不便な場所なので、躊躇していた。
それでも、昨年みき♂さんに教えていただいて、初めて実際に訪れ、野生の個体を目にすることができた。
百聞は一見にしかずで、やはり実際の生息場所で見ると、その蝶の生態が少しはわかってくるものだ。

今年はどうしようかとまた迷っていたが、何かまた、発見があるかもしれないと、行ってみることにした。

生息場所に向かう道で、すぐにギフチョウが飛んできて、近くの草の上に止まった。

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もっとよい角度から撮ろうとしたら、飛ばれてしまったが、これは幸先がよさそうと、勇んで足を進めた。

ところが、昨年見た場所には、まだミツバツツジも咲いていず、マメザクラ(か?)の周りに10名ほどの人が集まり、1頭のギフチョウを追っているようなありさまだった。

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人々の外側から、カメラを向けても、こんな写真しか撮れないので、その場は諦めて、タチツボスミレの咲く土手の方へ行ってみる。
ここでも、昨年何頭か見られたからだ。
しばらく待つとやはりタチツボスミレにやってきた。

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タチツボスミレに止まった個体は、草に埋もれたり、草かぶりになったりして、なかなか撮りにくい。
ここでも、数名の方が撮っていらしたので、思うような角度から撮る余裕はなかった。

その場には、まだ梅の花が咲いていて、一瞬止まったが、近寄る前に飛ばれてしまった。

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ギフチョウの生態に詳しい方が、休む時は杉の木の枝に止まると教えてくださった。
確かに、杉の木の方へ飛んで行ったが、止まっている場所は突き止められなかった。

人がいない場所をあるいていると、飛んできたギフチョウが地面に止まった。

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そのギフチョウは、やがて飛び立つと、ヒメオドリコソウに止まる。

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ちょっと感度不足で、ぶれてしまったが、ヒメオドリコソウでも吸蜜することがわかった。

その後出が悪くなり、日もかげってきたので、やや消化不足だったが、諦めて帰ることにした。

昨年は4月9日に来たのだが、その時は、もっと花がたくさん咲いていて、ギフチョウの個体数も多かったが、今年は、花が遅れていて、ギフチョウの出も少ないのかもしれない。
また、他の蝶も少なめで、ミヤマセセリが2頭ほど、スギタニルリシジミやルリシジミが少々、アゲハ、モンシロチョウ、テングチョウ、キタテハなどぐらいしか目にしなかった。

また、来年機会があれば行ってみるかもしれない。
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by 2008oharu | 2014-04-11 13:23 | | Comments(0)

春の妖精2 ミヤマセセリ

コツバメを撮った同じ日のこと。

この日は、とにかくコツバメを撮ることが最優先だったが、せっかく足を延ばしたのだし、コツバメが見られなかったとき、成果ゼロになっては寂しいので、まず、ちょっと昨年のミヤマセセリ・ポイントに寄ってみた。

あまり蝶の姿はなかったが、それでもヒオドシチョウ、テングチョウなどが見られ、小さい黒っぽい蝶も目についた。
もしやと思って近づいてみると、やはりミヤマセセリだった。
これ以上近寄れない場所だったので、証拠写真を1カット撮って、諦めた。

↓ミヤマセセリのオス 2014年4月1日 都下丘陵地
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コツバメを撮っているとき、あたりにミヤマセセリも飛んでいたので、ちょっと追いかけてみたが、こんなところに止まったものしか撮れなかった。

↓有刺鉄線に止まるミヤマセセリのオス。
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その後、コツバメを撮り終えて、移動しようかと思っていると、再びミヤマセセリが現れた。

↓ミヤマセセリのメス
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しばらく目で追っていると、オオイヌノフグリに止まった。

↓オオイヌノフグリで吸蜜するミヤマセセリのメス
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ミヤマセセリの重みでオオイヌノフグリが大きく垂れさがり、地面すれすれになるので、写真が撮りにくい。
よい角度を探しているうちに、他の蝶に追われるように飛んで行ってしまった。

ミヤマセセリは他所でもまだ見る機会があるかもしれないが、とりあえず、今季も確認することができてよかった。
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by 2008oharu | 2014-04-03 10:00 | | Comments(0)

春の妖精 コツバメ

蝶のスプリングエフェメラル、コツバメは、今までよい写真が撮れたことがない。
東京では、ミヤマセセリなどと比べて、個体数も少ないし、生息場所も限られ、期間も短いように感じる。

今年も、みき♂さんに情報を頂いて、行ってみた。
教えていただいた場所がちょっとずれてしまったが、あっさりと見ることができた。

↓コツバメ 2014年4月1日 都下丘陵地
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ヒメオドリコソウに止まっている。
今まで、花に止まったコツバメを撮ったことはなかった。
しかし、よく見ると、吸蜜しているようではなかった。

この1頭は、そのあたりを離れず、ベニシジミなどとテリをはりながら、何度も止まった。

↓カラスノエンドウに止まる
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↓ナズナに止まる
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これは、吸蜜しているが、ちょっと遠い。

↓オオイヌノフグリに止まる
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こちらは、はっきり口吻を伸ばして蜜を吸っている様子が撮れた。

決してきれいな色をしているわけではないが、なかなか可愛い蝶だ。

何度も飛んでは止まり、目では表翅の青い色が見えるので、飛翔写真にも挑戦してみたが、無理だった。
しかし、今までと比べて、一番ましなものが撮れたので、満足。
今年は、幸先が良い。

この日は、偶然にみき♂さんにもお会いして、手乗りコツバメのお写真を見せていただいた。
同じ日に、同じ公園内の他所にもコツバメが何頭かいたということなので、今年は多い年なのかもしれない。

いつもながら、グッド・タイミングを教えてくださったみき♂さんに感謝です。
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by 2008oharu | 2014-04-02 17:33 | | Comments(2)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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