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4月の蛾から

4月に見た蛾の中から、いくつかピックアップ。(イボタガを除く)

初めにスズメガ2種

コウチスズメ 2015年4月25日
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ウンモンスズメ 2015年4月29日
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どちらも井の頭産。Aさんが男子トイレで発見し、持ち出して見せてくれたもの。
新鮮で美しい。

シャチホコガの仲間も多かった。

元祖シャチホコガ 2015年4月15日 井の頭公園
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クロテンシャチホコ 2015年4月18日 都内他所
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この日2個体見た。

ユミモンシャチホコ 4月2日 神奈川県
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羽化不全だったが、横から見るとそれなりにきれい。

ノヒラトビモンシャチホコ 4月18日 都内他所
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この時期毎年見ている。今年も2個体に遭遇。

他にもオオアオシャチホコなど常連を確認。

アカバキリガ 4月2日神奈川県
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シロヘリキリガ 4月2日神奈川県
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イボタケンモン 4月18日 都内他所
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ハスオビエダシャク 4月9日 都内他所
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今季2個体目

フタトビスジナミシャク 4月11日 井の頭公園
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マドガ 4月23日 都内他所
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ツメクサガ 4月27日 都内他所
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他にもよく見るタイプや名前のわからないものを観察しているが、今回は割愛。
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by 2008oharu | 2015-04-30 08:31 | | Comments(2)

ジンガサハムシ

別の昆虫を探す目的で、少し郊外にプチ遠征した日のこと。
ノイチゴのような葉の上にヒメクロオトシブミが止まっているのに気付き、カメラを向けた。

すると、近くで何か金色にきらりと輝くものが。
何だろうと思って目を向けると、カメノコハムシの仲間のようだ。

金色に輝くカメノコハムシ
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どう見ても、これこそ長い間探し求めていたジンガサハムシに違いない。

ジンガサハムシの食草はヒルガオ限定と聞いていたので、今までヒルガオを探しては葉裏などをめくって探してきたのだが、予想だにしなかったこんな植物にいたとは。
羽化したてで、たまたま食草でない葉上にいただけなのだろうか。

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このきれいな輝きをなんとか写真に撮りたいと思ったのだが、光って透明で盛り上がっているようなものを撮るのは、私の技量ではなかなかうまくいかなかった。

ところで、この日別の場所で、ごく普通種のイチモンジカメノコハムシも見た。

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イチモンジカメノコハムシの食草は、ムラサキシキブとその仲間限定と思っているのだが、この葉はハナイカダのように思う。
イチモンジカメノコハムシも、羽化したてで、たまたまハナイカダに乗っていたのだろうか。
ちょっと頭が混乱中。
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by 2008oharu | 2015-04-27 23:51 | 甲虫 | Comments(2)

ギンイチモンジセセリ(春型)

ギンイチモンジセセリは絶滅危惧種なのだそうだ。
しかし、今季は3か所で見ることができたので、居るところには居ると言える。

1か所目は、飛んでいるのは見たが、撮影はかなわなかった。
2か所目は、偶然初めているのを確認した場所。もちろん河原の土手なので、いかにも居て当然という場所だ。
3か所目は、ここ2~3年見ている場所で、今年も確認できた。
以下、2015年4月17日と22日、都内の河川敷で撮ったもの。

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表翅
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カラスノエンドウの花で吸蜜するギンイチモンジセセリ(独特の姿勢だ)
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タンポポで吸蜜するギンイチモンジセセリ
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長く止まっていたので、マクロレンズで撮る。翅に黄色い液のようなものがついている。
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ギンイチモンジセセリは、撮るのが難しいチョウだ。
小さいし、なかなか止まらないし、止まっても枯葉の色に紛れて見失ってしまうし、草の生えた場所に入り込んで止まるので、枝かぶりになりやすい。

一見すると、茶色くて蛾のようなイメージの蝶だが、今見られるギンイチモンジセセリは春型で、イチモンジの線が入っているのがきれいだし、撮りにくいものが撮れたという達成感を与えてくれるチョウでもある。

河川敷には重機が入っていて改修工事が行われているようだが、その部分に昨年はたくさんのギンイチモンジセセリが飛んでいた。工事にはそれなりの意義があるのだろうが、一応絶滅危惧種なのだから、その生息場所を減らさないようにしてもらいたい。

例年なら、同じ場所に同じ時期に見られるミヤマチャバネセセリは見つけられなかった。
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by 2008oharu | 2015-04-22 21:18 | | Comments(0)

ツマキチョウ

今季最初にツマキチョウを見たのは、4月6日だった。

庭のムスカリに来たツマキチョウのオス(ガラス越し撮影のためぼけている)
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その後、気温が急降下したりして、ツマキチョウの写真はなかなか撮るチャンスがなかった。

公園でツマキチョウを見た方がいたので、私も探してみて、やっと2回目の撮影ができたのは、4月11日のことだった。

ツマキチョウのオス。2015年4月11日。井の頭公園
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初めは元気に飛び回り、モンシロチョウなどとテリを争ったりしていたが、日が陰ると気温がまた下がり、翅を重ねて閉じたまま動かなかくなった。

じっと止まるツマキチョウ。同日同場所
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活動できるぎりぎりの境界温度だったようだ。

ツマキチョウの裏翅の模様はとても不思議。そして、見事な迷彩のカモフラージュになっている。

次にツマキチョウを見たのは、別公園で、4月16日のこと
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やっとメスも見られたが、産卵場所を探して飛び回っていたので、証拠写真しか撮れなかった。

食草を探して飛び回るメスのツマキチョウ
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このメスが産卵しようとしている食草は、ミチタネツケバナだと思う。
ミチタネツケバナは外来種で、最近市街地でも急速に増えてきているらしい。

今まで私が見たツマキチョウの産卵食草は、ムラサキハナナ、イヌガラシ、カキネガラシ、そしてこのミチタネツケバナなど、ほとんどが外来種などで、最近急に増えてきている種だ。
ツマキチョウが市街地でもよく見られるようになった原因の一つは、このような食草に適応してきたからかもしれない。

ツマキチョウについては、産卵した卵は何度か確認しているのだが、幼虫や蛹がなかなか確認できない。その理由の一つは、食草がすぐ枯れてしまったり、刈り取られてしまうことにある。
なんとか確認したいものだ。
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by 2008oharu | 2015-04-20 11:22 | | Comments(0)

イボタガ!!

蛾のスプリング・エフェメラル、イボタガに一目会いたいと思うようになって数年が経つ。
どこをどう探したら会えるのかもわからなかったのだが、昨年見られる可能性があるという場所を教えてもらい、この春は、何度も通った。

イボタガどころか他の蛾もほとんど見られないまま日々が過ぎて行ったある日、yamapさんから、「イボタガがいます!」というメールが来て、とるものもとりあえず、駆けつけた。

そして、念願かない、ついに見ることができた。

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隅から隅までまるで綴れ織りのように凝りに凝った鱗粉模様。

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翅の裏まで手抜きはない。

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刺激されると翅を開いて下翅を見せる。

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yamapさん夫妻と、先に到着したみき♂さんと私の4人で、この驚異的な模様の蛾の素晴らしさを興奮して語り合った後、後ろ髪をひかれる思いでその場を後にした。

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無事に子孫を残して、またその姿を見せてほしい。
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by 2008oharu | 2015-04-14 13:07 | | Comments(6)

スジグロシロチョウのハネムーン

明るい草原に白いチョウが舞う様子ほど春を感じさせる光景はない。
スジグロシロチョウは、野草が特に似合う。

1頭のスジグロシロチョウがハコベの小さな白い花やオオイヌノフグリのこれも小さな青い花で吸蜜している。
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そこへ、いきなりもう一頭がやってきて、あっという間に合体した。

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メスは、オスと合体したまま、飛びあがって、あちこちに止まる。
止まったところが不安定なのか、何度も場所をかえた後、どんどん高く舞い上がっていった。
(その様子を写真に撮りたかったがうまく追えなかった。)

そして、見上げるような木の枝に止まった。
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こんな高いところまで結婚飛行するのは初めてみた。

反対側から
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by 2008oharu | 2015-04-07 20:51 | | Comments(0)

スプリング・エフェメラル2015 スギタニルリシジミ他

ギフチョウをなんとか見ることができたので、少し余裕ができ、他のチョウも探す。
ここでは、以前にもミヤマセセリ・コツバメ・スギタニルリシジミなどのスプリング・エフェメラルを見ていたからだ。

蕗の花で吸蜜するスギタニルリシジミ
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蕗に来る前、翅を開いて止まっていた(枝被りならぬ、花被り)
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ビロードツリアブとツーショット
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ミヤマセセリ
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ミヤマセセリもいたのだが、こんなカットしか撮れなかった。

ミヤマセセリは3月27日に他所でも撮っているが、やはり枯葉の上
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もう少し遅くまで見られるはずなので、別のシーンに遭遇できるといいのだが。

芳しくない天気が続くようだが、蛾のスプリング・エフェメラルの噂も聞こえてきて、気もそぞろ。
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by 2008oharu | 2015-04-05 20:24 | | Comments(2)

スプリング・エフェメラル2015 ギフチョウ

ギフチョウは、東京都内では絶滅してしまったチョウだ。
首都圏でギフチョウを見られる場所は1か所しかないとされている。
一昨年、初めてその場所に案内してもらい、昨年は一人でも行くことができた。
それなのに、今年はバスの便がなくなってしまい、タクシーでないといけなくなったいう。

それで、みき♂さんが行かれる時、ついでにご一緒してタクシーでいくことにした。

この日、天気予報では唯一晴天が見込まれる日だったのだが、着いてみると雲が厚く空を覆い、気温は寒くて震えたくなるほど。ギフチョウどころか、テングチョウすら飛んでいない。

そんな状態で待つこと3時間、やっと雲が切れてきて日が射してきたとたん、ついにギフチョウが現れた。

マメザクラに現れたギフチョウ
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いつの間にか空は雲一つない青空となり、ギフチョウもあちこちに飛び回り始める。

キブシに来たギフチョウ
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ときどき地面に降りるのは、休むためか、日光浴のためか。
杉の木の葉上で休むこともあった。

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この場所は、地域ぐるみで絶滅危惧種のギフチョウを保護していることで有名な場所だが、他所のギフチョウを放蝶してしまったこともあり、遺伝子汚染が起っているという。他所の個体を識別しては排除する活動も始められてるそうだが、大変な作業だろう。

今回は、証拠写真しか撮れなかったが、見られただけでも幸いだった。これから先も見ることができるよう、保全活動が続いていってほしい。
ついでにバスも復活してほしいのだが…。
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by 2008oharu | 2015-04-04 19:57 | | Comments(4)

スプリング・エフェメラル2015 コツバメ

チョウのスプリング・エフェメラルの最初の出遭いはコツバメだった。

レンギョウの枝に止まるコツバメ 2015年3月26日 東京都下

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レンギョウの花の蜜を吸うわけではなく、テリトリー巡回しているようだった。

こちらは、ヒュウガミズキに来たコツバメ 同日同場所

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ヒュウガミズキでは、花の正面から口吻を差し入れたり、横の花びらの隙間から口吻を差し入れたりしているので、蜜を吸いに来ているようだ。

この場所では比較的長く同じところに止まっていたので、じっくり観察することができた。
見れば見るほど、シックな色の翅が魅力的な蝶だ。ファンが多いのも頷ける。
ヒュウガミズキの蜜を吸うシーンは初めてだった。

しかし、他所でも見たものは、飛び回っているばかりで写真には撮れなかった。
今年はコツバメが多いようなので、もっと見たいけれど、天気が悪い日が続くのでどうだろうか。
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by 2008oharu | 2015-04-03 21:01 | | Comments(0)

3月の蛾から

フユシャク以外で、3月に出遭った蛾から。

●オカモトトゲエダシャク

2015年3月16日 井の頭公園にて
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早春の蛾。一年に一度は出遭いたい個性的な蛾だが、昨年は出遭えなかった。
今年はみき♂さんが見つけてくださった。

●ホソバトガリエダシャクとヒロバトガリエダシャク

ヒロバトガリエダシャク 2015年3月23日 八王子市
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昨年も八王子市で出遭った蛾。シャクガには見えない。
今年は、これによく似た蛾を井の頭で見た。

ホソバトガリエダシャク 2015年3月10日 井の頭公園
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●マユミトガリバとクラマトガリバ

マユミトガリバ 2015年3月14日 井の頭公園
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マユミトガリバはやはり昨年同じ時期に同じ場所で出遭っているし、幼虫も確認している。
今年はこれとよく似た蛾を八王子市で見た。

クラマトガリバ 2015年3月23日 八王子市
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八王子市で見たもう一種の蛾は、モンキキナミシャクだと思った。
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昨年やはり同じような時期に見た蛾だったからだ。
ところが、ネットで別名で紹介されていたのに気付き、確認すると、これはどうやらナカモンキナミシャクのようだ。

このように、蛾には似たものが多く、似たものがいるということすら知らない場合、間違って覚えてしまいそうだ。

その他、例年見る蛾

↓アトジロエダシャク 2015年3月6日 井の頭公園
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今年もたくさん見られた。

↓ブナキリガ 2015年3月10日 井の頭公園
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今年は井の頭ではキリガが少なかったように思う。

↓スモモキリガ 2015年3月23日 八王子市
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昨年は井の頭でも見られたし、幼虫もたくさんいたのに、今年は見られていない。

↓ハスオビエダシャク 2015年3月23日 八王子市
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↓ウスベニスジナミシャク 2015年3月14日 井の頭公園
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↓マエアカスカシノメイガ 2015年3月14日 井の頭公園
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マエアカスカシノメイガは一冬ずっと見られる。

その他、トビモンオオエダシャクも一度は出遭いたい蛾なのだが、今年は羽化不全やら、既に死んで久しい擦り切れ色褪せた個体にしか出遭っていない。

さて、4月になってしまったが、今年こそはイボタガにお目にかかりたいものだ。
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by 2008oharu | 2015-04-01 20:38 | | Comments(2)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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