ヒメギス

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↑ヒメギスのメス。神代水生植物園。2008年7月1日。

ヒメギスを初めて見たのも神代水生植物園で、2004年5月2日だった。
このときは、まだ幼虫だったので、名前を調べるのが大変だった。
識別のポイントは胸を横から見たときの白い線であることがわかった。

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↑ヒメギスの幼虫。2004年5月2日。神代水生植物園。
似たものでコバネヒメギスというのもいるのだが、
それは乾いた草原にすむとあるので、違うようだ。
ヒメギスは水辺のしめった草原にすむので、野川公園の自然観察園にもよく見られる。

もう一つの特徴は、背中が茶色いものと緑色のものがいることだ。
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↑どちらも終令の幼虫のメスだが、背中の色が違う。2008年7月1日。水生植物園。

オスとメスの違いは腹の先に産卵管がついているかどうかでわかる。
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↑ヒメギスのオス。同場所同時。

さらに翅の長い型と短い型があり、長い方は飛ぶと図鑑に書かれている。
ということは、短い方は飛ばないということか。

ヒメギスはキリギリスの仲間なので、触覚が長く、肢は刺がついている。
シリリリと鳴くらしい。
しかし、警戒心が強く、草陰にこそこそと隠れる黒っぽい虫で、ちょっとゴキブリを連想してしまうのは私だけか。
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# by 2008oharu | 2008-07-03 21:57 | バッタの仲間 | Comments(0)

子守カメムシ

エサキモンキツノカメムシ
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↑卵を守るエサキモンキツノカメムシのメス。2008年7月1日。調布市の公園にて。

エサキモンキカメムシを久しぶりに見た。
こういう昆虫は、大量に発生してどこでも見られる年と、あまり見られない年があるように思う。
昨年はあまりこの昆虫を見かけなかった。

初め1匹見つけて、久しぶりとカメラを向けると、その側に交尾している2匹、
そして、別の場所に行ったら、この卵を守っているメスを見つけた。
今年は多いのかもしれない。

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↑交尾するエサキモンキツノカメムシ。野川公園。2008年6月6日。
大きい方がメス。小さい方がオスで、オスのハート模様の方が黄色い。

エサキモンキツノカメムシは、なんと言ってもまずその背中のハート模様にひきつけられる。
初めて見たのは2003年9月23日、井の頭公園の動物園内で。
家に帰って、図鑑やネットで調べて、卵を守るカメムシだと知り、さらに興味がわく。
しかし、交尾をしているところや、少し大きくなった幼虫は見つけられても、
卵を守っている姿はなかなか見つけられなかった。
幸運は忘れた頃にやってくる。

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カメムシは本来用心深く、近づくと気配を察知して、葉裏などへ逃げることが多いが、
このメスは、私が葉を引き寄せていろいろな角度から接写しても、微動だにしなかった。
さすがである。(同じ日の写真)

このカメムシの子守の様子は、田中利秋さんの観察記録に詳しい。
とてもおもしろいので、ぜひ読んでみてほしい。
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# by 2008oharu | 2008-07-01 22:02 | カメムシ | Comments(0)

奇妙な物体

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↑善福寺。2008年6月30日。
とても生き物には見えないが、前にネットで見たことがあるので、
それではないかと思い、写真に撮った。
平べったいひょうたんのような形の左側からのぞいている頭部がある。

家に帰ってもう一度こころ覚えのサイトをチェックし、
マダラマルハヒロズカゴという蛾の幼虫であることを確認した。
要するに、蓑虫の蓑のような部分がひょうたん型なのだ。
善福寺のような身近な都市」公園にも、こんな奇妙な昆虫が生息しているとは驚きだ。

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↑こちらはノーマルなミノガの幼虫。玉川上水。2008年6月6日。
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# by 2008oharu | 2008-06-30 22:45 | | Comments(0)

ゴマダラカミキリ

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↑ゴマダラカミキリ。2008年6月20日。立野公園

まず、外見的に、大きくて目立つ色合いでインパクトのある有名なカミキリムシ。
その上、幼虫も成虫も、幅広く樹木を食害するので、害虫としても有名。

発生は6月ー8月。年1回。
私はこの立野公園で昨年も見た。

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↑2007年7月9日。立野公園。

害虫であることはさておき、写真の被写体としては、どこから撮っても絵になる
魅力的な虫ではある。
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# by 2008oharu | 2008-06-29 23:37 | 甲虫 | Comments(0)

6月の蛾②

ホタルガ
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↑ホタルガ 2008年6月28日。玉川上水縁。
6月15日のブログに、今年はホタルガをまだ見ないと書いたが、
その後6月21日に玉川上水で見つけた。
その時はカメラを持っていなかったので、写真には撮れなかったが。
今日はほぼ同じ場所で2頭見た。
コンデジでぎりぎりに近づくと、飛んだ。ホタルガが飛ぶのを初めて見た。
大きさ25~27mm。幼虫の食樹はヒサカキ等。
家にヒサカキがあり、庭で成虫をみたこともあるのだが、幼虫はまだ見たことがない。
幼虫の分泌物に触れると軽いかゆみを発症するらしい。
成虫の出現期は、6-7月と8-9月の2回あるようだが、私はいつも6月に見る。

アゲハモドキ
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↑アゲハモドキ。高尾の森林科学園にて。
図鑑やネットで見て、一度は実際に見たいと思っていた蛾。
ジャコウアゲハに擬態していると言われている。
裏から見ると、腹の部分もジャコウアゲハのように赤いらしい。
川の対岸の木の葉の上にべったりとついていたのを、望遠レンズで撮ったので、
この姿勢のカットしか撮れなかった。
開長55-60mm。実際のアゲハよりはかなり小さい。
6月と8月に出現するとある。
幼虫の食樹はミズキなどだが、近所の公園では、見られないようだ。
↓本家のジャコウアゲハ(メス)。開長100-110mm。
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ギンスジアオシャク
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↑高尾の森林科学園にて。
昆虫図鑑のシャクガのページに4種類のアオシャク(緑色のシャクガ)が載っている。
それを見ながら、とてもきれいなのでぜひ一度実物を見てみたいと思っていた。
園内の小道を歩いていると、前方を横切って飛ぶものがあったので、
何だろうと止まったあたりを探すと、この蛾がいた。
2~3cmの小さな蛾だが、まぎれもなくアオシャクの仲間だ。
逃がさないようにまず遠くから撮り、少しずつ寄って、接写した。
ぜんぜん逃げなかった。
家に帰って図鑑と見比べたが、図鑑に載っている種類ではなかった。
ネットでいろいろ探して、やっとギンスジアオシャクであることがわかった。
出現期は6-9月。食草はクサイチゴなど。
低~中山帯に生息とあるので、近所の公園では見られないだろう。
他のアオシャクも見たいものだ。
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# by 2008oharu | 2008-06-28 21:37 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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