クロコノマチョウのその後

幼虫がたくさん見つかったクロコノマチョウ。
その後どうなるのか気になって、1週間ぐらいごとに観察に行っていた。
初めの1週間後、幼虫の数がますます増え、終令かと思われる大きな幼虫も増えた。

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↑2008年6月24日。大きくなった幼虫。

こんなにたくさんの幼虫が無事成長しているのなら、
そのうちススキというススキに蛹がぶら下がっている光景が見られるかと期待。

次の週に勇んで行ってみると、期待は見事裏切られ、蛹は見当たらないのはもちろん、幼虫も2~3匹しかいない。かろうじて、前蛹状態のものが1匹見つかった。

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↑葉からぶら下がっている前蛹状態の幼虫。2008年7月1日。

しかし、頭に白い粒みたいなものがついているのが気になる。
どっちにしても、そんなにたくさんの幼虫が無事に成虫まで育ってしまったら、自然界のバランスが壊れてしまうのだろう。幼虫を捕食するもの(鳥とかアシナガバチなど)に捕られてしまうものも多いにちがいない。

さて、今日また行ってみた。
そして、やっと蛹を発見した。

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↑中の蝶の体が透けて見えるので、羽化間近と思われる蛹。
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↑脱殻と思われる。

毎日この公園に通っている方にうかがったところ、公園を管理している方が、蛹を2頭持ち帰って羽化を待ったが、どちらも寄生されていたそうだ。
ここでも淘汰され、ますます数は減っていくが、それでも昨日は3頭のクロコノマチョウが見られたそうだ。
そして、私も1頭の成虫を見ることができた。

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↑2008年7月11日。クロコノマチョウの成虫。

地味な蝶だが、翅を開くと前翅に黒い目玉模様があるはずなので、それを見てみたいものだ。

前回のクロコノマチョウの記事
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# by 2008oharu | 2008-07-11 18:00 | | Comments(0)

ヨコヅナサシガメの孵化

以前、ヨコヅナサシガメの羽化が見られた木の幹をなんとなく見たら、

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↑赤くて小さなアリのような虫が幹の隙間にいっぱい。
中心に卵塊のようなものもある。
ルーペで見ると、サシガメの形をしていた。
ヨコヅナサシガメの孵化だ。

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ということは、ここで羽化した成虫が、自分が越冬していた木の隙間に卵を産んだのだろうか。
それとも、まったく偶然に、別の成虫がちょうどよい条件の場所を選んで産んだのだろうか。

ヨコヅナサシガメの1令幼虫を見たのは初めてだ。

ヨコヅナサシガメの羽化の記事

ところで、ヨコヅナサシガメは、「元々は中国から東南アジアにかけて分布する昆虫で、昭和初期にそれらの国からの貨物に紛れて九州に入ってきたと考えられている。その後次第に生息域を拡大し、1990年代になって関東地方でも見かけられるようになった。」とネット上に書かれている。
これも外来種なのだ。

日本に昔からいたのはヤニサシガメ。
ちょっと不恰好なサシガメである。

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↑ヤニサシガメ。玉川上水縁。
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# by 2008oharu | 2008-07-10 23:06 | カメムシ | Comments(0)

タマムシ

昨日の続き。
玉川上水の合歓の木あたり。
ここは、春にはムラサキハナナやヤマブキが咲いていて、
春のシロチョウたちがいっぱい見られたところ。
そして、合歓の花が咲く今は、アゲハたちがいっぱい。

その対岸に、何やら止まった。
重みで葉がぶら下がるような虫が、光っている。
とても遠いが、カメラに収めて拡大してみてびっくり。
なんと、タマムシではないか!

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これ以上の写真は撮れなかった。
ともかく、狭い道で、いつも通る人に気兼ねしながら観察しているのだが、この場所が予想以上に昆虫の宝庫であることがわかった。
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# by 2008oharu | 2008-07-09 21:53 | 甲虫 | Comments(0)

合歓の木と昆虫

玉川上水の蝶ポイントに合歓の木があって、今ちょうど花が咲いている。
その花の蜜を求めて、いろいろな種類の昆虫が集まってくる。

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↑クロアゲハ。2008年7月8日。玉川上水縁の合歓の木に。

まず蝶たち。アゲハ・クロアゲハ・アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン・ルリシジミ・ヤマトシジミ、そして、なんと今日はトラフシジミを見つけた!

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↑トラフシジミ。同日同場所。

「杉並区自然環境調査報告書」によれば、杉並区内でもトラフシジミは生息しているそうなのだが、私は初めて見た。

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↑オオスカシバ。同日同場所。
さて、蝶以外にも、オオスカシバ(蛾)やスズメバチなどの蜂類も来ている。
しかし、モンシロチョウやスジグロシロチョウなどは、合歓の木の花には来ず、
下草の花で吸蜜していた。

さらに、その昆虫たちを狙ってか、対岸にはコオニヤンマが飛んだり止まったり。
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↑コオニヤンマ。対岸。

今日は、時々激しい雨の降る不安定な天気だったので、ちょっとした晴れ間に観察に出たが、古いカメラとレンズだけ持っていたので、せっかくいろいろ見られたのに、よい写真が撮れなかった。
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# by 2008oharu | 2008-07-08 21:03 | 総合 | Comments(0)

樹液のレストラン②

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↑樹液に集まるスズメバチ・ヒカゲチョウ・カナブン。2008年7月6日。国立市。

樹液には、カナブンもよく見られるようになった。
やはりスズメバチがいるときは、スズメバチには遠慮がち。

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↑2008年7月5日。玉川上水にて。
スズメバチがいなければ、堂々と樹液が吸える。

蝶の中では、ヒメジャノメが弱い。やはり小さいからか。
ヒカゲチョウに追い払われて、そばの藪で待機していたりする。
↓ひとりのときは、堂々と吸えるヒメジャノメ。玉川上水。
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↓ヒカゲチョウは争ったり、仲良くしたり。玉川上水。
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今日は、道を歩いていたコクワガタのメスを見つけたし、
車にひかれたカブトムシを見つけたが、樹液に来ているところはなかなか昼間は見られないようだ。

↓コクワガタのメス。2008年7月6日。国立市にて。
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# by 2008oharu | 2008-07-06 23:50 | その他の昆虫 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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