越冬明けのウラギンシジミ

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ウラギンシジミも成虫越冬する蝶だ。
ムラサキシジミやキチョウなどと比べると、暖かい日でもほとんど動かないで、
葉裏にしがみついてじっとしているそうだ。

この蝶が厳しい冬をどのようにして越すのかは、
「葉の裏で冬を生きぬくチョウ」高柳芳恵(偕成者)
という本に詳しく説明されている。
児童向けの本だし、著者は主婦ということだが、すばらしい観察記録だ。

自分でもウラギンシジミの越冬姿を見つけたいと思ってずいぶん探したが、
晩秋にまだ飛び回っている姿しか見つけられなかった。
そして、いつも3月に無事に冬を生きぬいて動き始めた姿しか見つけられない。

昨年の秋にはクズの花で初めて幼虫を発見でき、
2頭飼育して無事に羽化させられたので、この蝶への思い入れも一層強まった。

メスは表の翅の色が白と茶色、オスは白の部分がオレンジ色である。
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2008.3.15 井の頭公園にて。
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# by 2008oharu | 2008-03-17 22:25 | | Comments(0)

ムラサキシジミ越冬中

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寒い冬でも、晴れていれば、日の当たるところは暖かい。
その陽だまりのような常緑樹の葉の上に、紫色に輝く小さな生き物が見られるときがある。
たぶん、ムラサキシジミかムラサキツバメというシジミチョウの仲間だ。

写真は、2008年1月17日、井の頭公園小鳥の森南側で午後2時ごろ撮ったムラサキシジミ(メス)だ。
この日はなかなか寒い日で、気温は10度以下だったが、森の南側はそれでも多少暖かさを感じた。

蝶は種類によって、卵・幼虫・蛹・成虫と越冬するときのライフ・ステージが違う。
ムラサキシジミは成虫で越冬する蝶だ。
昆虫は変温動物なので、気温が低いと活動できず、ふだんは葉の陰などで、
じっと休眠状態で過ごしている。
翅の裏は、枯葉のような模様なので、枯葉の裏などに潜んでいると見つけにくい。
集団で越冬していることも多いと聞く。

しかし、写真のように陽だまりで翅を広げて太陽エネルギーを十分吸収すると、
動けるようになるようだ。
しばらくするとひらひらと飛んでいった。

冬の晴れた日には、ぜひ日に照り輝く常緑樹の葉の上をチェックしてみてください。
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ムラサキシジミの裏の翅
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# by 2008oharu | 2008-01-18 11:56 | | Comments(0)

初めに

東京の住宅地に、オアシスのように点在する公園。
その小さな自然の中にも、けっこうたくさんの昆虫たちが生息しています。
折にふれて目に付いたそんな昆虫たちの生態をデジカメを通して紹介していきたいと思います。

観察場所は、東京都西部に都会のオアシスのように点在する都市公園、
井の頭公園とその周辺(主に玉川上水縁)、善福寺公園とその周辺が中心です。
珍しい昆虫で、場所を特定すると問題が起きそうなとき以外は、観察場所を明記します。

昆虫に関しては特に専門の勉強をしたことはないので、間違いがあるかもしれません。
お気づきのときは、教えてくだされば幸いです。
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# by 2008oharu | 2008-01-17 01:23 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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