ゴマダラチョウの幼虫見っけ!

この冬は、エノキの下でゴマダラチョウの越冬幼虫をよく見つけることができた。
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2008年1月29日 井の頭三角公園のエノキにて。

実はそのうち1匹を家の庭で飼育中。
3月末に目覚めて、今は一度脱皮。エノキの葉を元気に食べて大きくなった。
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いよいよ新緑がきれいな時期到来。
自然の中のゴマダラチョウの幼虫たちはどうしているだろうかとときどきチェックもしてきた。
大きな木だと見つけるのは難しいが、幼虫はけっこう小さな木にもいるものだ。
目の高で葉が見られるほどのエノキをチェックして歩いてみると、
葉に食痕があるものや、脱皮した脱殻のついているものが見つかる。
そうしたら、いっそう注意して探すと、幼虫が見つかる。
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2008年4月15日 玉川上水縁のエノキにて。

脱皮したての幼虫は赤い縞模様がある。
飼育観察していると、その赤い模様はだんだん薄れて、緑色一色になる。
エノキの新芽を見ると、茶色っぽいいるをしていることがあるので、
その擬態だろうか。
エノキの葉もこれからはきれいな緑になるので、幼虫も緑一色になるのではないか。
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エノキの新芽。

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# by 2008oharu | 2008-04-15 22:04 | | Comments(2)

ヤマトシジミ

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2008年4月6日 井の頭公園にて。

 ヤマトシジミはごくありふれたシジミチョウだが、その越冬形態については、
インターネットで検索すると、二つの説がある。
「蛹で越冬」と「幼虫で越冬」という説だ。

 私が持っている「シジミチョウ」(小田英智著)によれば、
ヤマトシジミは特別な越冬の仕組みを持たず、
生き残った幼虫だけが冬を越すということらしい。
暖かい地方では、成虫でも越冬できるということだ。
 きっと、無事に冬を越して早春に蛹になった姿を見た人は、「蛹で越冬」と思うのだろう。

 
 私が春先成虫を見たのは、2004年4月10日、2005年4月29日、2007年3月26日だが、先日ある方が、1月に観察された例もあるとおっしゃっていた。
暖冬であれば、カタバミも生え、成長できるということだろうか。

 身近なのに謎の多い蝶である。
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2004年4月10日 善福寺公園にて。カタバミに止まるヤマトシジミ。
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# by 2008oharu | 2008-04-10 22:20 | | Comments(0)

ナナホシテントウ

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 先日高尾で数匹のナナホシテントウが動き出しているのを見つけた。
ナナホシテントウも成虫越冬する昆虫で、春先に活動し始める。
草に登っていくナナホシテントウを写真に撮って見たら、
茎にアブラムシがついているのがわかった。
ナナホシテントウの食べ物は成虫も幼虫もアブラムシだから、
アブラムシが出てくれば、ナナホシテントウも活動し始めるわけだ。

 アブラムシはいろいろなライフステージで越冬するようだが、春先平均気温が12℃前後になると有翅虫が活動し始め、色々な植物に移動する。
 発生は春4~6月に最も多く、秋にも多い。しかし、夏は比較的少ないらしい。

 ナナホシテントウは夏に休眠することで有名だ。
それも単に避暑のためだけでなく、食べ物であるアブラムシが少なくなるからなのだろうか。
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# by 2008oharu | 2008-04-10 21:54 | 甲虫 | Comments(0)

スジグロシロチョウ

玉川上水沿いで、こちら岸にはムラサキハナナ、対岸にはヤマブキが咲いている場所があり、
シロチョウがたくさん飛び回っていた。
よく見ると、全部スジグロシロチョウだった。
スジグロシロチョウは、ムラサキハナナの蜜も、ヤマブキの蜜も吸うようだ。

スジグロシロチョウとモンシロチョウは遠目には区別がつきにくいが、
はっきり識別できたものとしての初見は、
2004年3月29日、2006年4月9日、2007年4月5日、そして今年は3月8日だった。

一昔前は、東京の街中ではモンシロチョウがほとんど見られず、
モンシロチョウと思っているのは、ほとんどスジグロシロチョウだと言われていた。
モンシロチョウが好むキャベツ畑がなくなったことと、
モンシロチョウの生息環境である畑や草原のような明るい開けた場所が稀になったかららしい。
一方で、スジグロシロチョウは、少し暗めの林などに生息するので、
空き地の減った都会でも生き残ったと。

しかし、近年観察していると、モンシロチョウとスジグロシロチョウの割合は、
半々ぐらいに感じられるがどうだろうか。

生産緑地などでキャベツが作られたり、キャベツ以外のアブラナ系野菜が栽培され、
生息場所が復活してきたからだろうか。

スジグロシロチョウは、アブラナ科の雑草を食草にしている。
庭にダイコンの花が咲いた年、スジグロシロチョウが毎日数頭群れていたことがあり、
ダイコンはとりわけ好まれるようだ。

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井の頭公園 4月4日 メス。

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玉川上水沿い 4月9日 交尾中
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# by 2008oharu | 2008-04-09 22:39 | | Comments(0)

モンシロチョウ

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春といえば、やっぱりモンシロチョウ。
長い冬が終わり、暖かい日差しが感じられる頃、
白い蝶がひらひらと陽光を浴びて飛ぶ姿を見ると、
春だなぁとつくづく感じるものだ。

過去の記録では、東京では3月上旬に見始められるようだが、
今年はなんと2月29日にその姿を見た。
井の頭公園の近くの生産緑地にアブラナ系の植物が植わっていて、
その上をひらひらと飛んでいたが、写真には撮れなかった。
この頃は暖かい日が続き、1週間ぐらいは、そこで同じ蝶を見られた。

写真は、4月1日のもので、表翅に黒っぽい部分が広がっているので、メスだろう。
見た場所には、ムラサキハナナが一面に咲いている立野公園。
しかし、モンシロチョウはあまりムラサキハナナには止まらず、
こぼれ種で咲いたアブラナを選んで止まっていた。
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こちらは、同日の井の頭公園で。、タンポポに止まるモンシロチョウ。
モンシロチョウは黄色い花が好きなようだ。
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# by 2008oharu | 2008-04-08 18:36 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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