ミドリシジミがもう出ているという情報を頼りに、再度N公園へ。
早い時間に行こうと思ってはいたのだが、結局10時半ごろの到着となってしまった。
しかし、目当ては翅を広げているミドリシジミだったが、開翅はおろか、ミドリシジミの姿そのものが見つからない。
今日は、植物の観察会もあるようで、人はたくさんいるが、蝶を探しているような人はあまりいないようだ。
6月2日に行ったときはまだ開いていなかったクリの花が開いていて、
アカシジミ2頭、ウラナミアカシジミ(翅破損)1頭が吸蜜に来ていた。
2日に見たミズイロオナガシジミは見当たらなかった。
ハンノキのあるところと下草をチェックしまわったが、見つからないので、
諦めて別の昆虫をチェックしていると、オレンジ色の濃い蝶が道に降りている。
ツマグロヒョウモンのオスかなと思いつつも、カメラで覗くと裏翅が見えて、
ミドリヒョウモンだとわかり、激写。
↓ミドリヒョウモンのオス。2009年6月7日。N公園
地面で吸水しているので、オスだろうと思ったが、念のために手元のポケット図鑑で確かめる。
表翅の黒い線も、オスの特徴らしい。
翅の褄が少し破損しているが、やがて元気よく頭上彼方に飛んでいった。
ミドリ違いではあるが、ミドリヒョウモンが見られたことにちょっと満足。
ぶらぶらと木道に戻ると、いきなり足元のハンゲショウに飛んできて止まった蝶。
ミドリシジミだ!
翅を開いたり閉じたりしたので、輝く緑が目に入り、オスだとわかる。
しかし、カメラを構えたときは、閉じたままで、結局開翅は撮れなかった。
↓ミドリシジミ(オス)。2009年6月7日。N公園
今日は、ミドリ2種が見られたので満足。
ミドリシジミのシーズンは始まったばかりだと思うので、開翅の撮影は、次回に期待しよう。