ゼフィルスのライファー3種

ヘムレンさん、みき♂さんに、自分ではとても見に行けないポイントに連れて行ってもらって、ゼフィルスのライファーを3種見ることができた。

ハヤシミドリシジミ
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たまたま葉の上に止まっていたのをヘムレンさんが見つけた。
図鑑とにらめっこしても、私にはオオミドリやジョウザンミドリ、エゾミドリなどとの違いはよくわからないのだが、お二人が「ハヤシミドリシジミ」だと識別したので、そういうことに(苦笑)。

メスアカミドリシジミ
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やや遠かったが、それでもきれいな青い表翅が撮れた。
角度が悪いが裏翅も。
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こうなると、メスも撮りたいという欲が出てくる。

ウラクロシジミ
こちらはとても手強かった。遠いし、動きは早く不規則だし。
とても証拠写真にはならないが、どんな蝶だかはわかってよかった。
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表翅はほぼ真っ白なので、裏黒ではなく、表白という感じ。
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葉の上に裏翅が覗いている。

ゼフィルスは奥が深い。ヘムレンさん、みき♂さん、お世話になりました。



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# by 2008oharu | 2017-06-19 22:52 | | Comments(2)

オトシブミ・チョッキリ2017 その他いろいろ

今年度、あちこちでちらっと見たオトシブミ・チョッキリは以下。

アカクビナガオトシブミ
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例年、ヤブザクラで揺籃を見ている。今年度は揺籃づくりに時期ではなかったようで、成虫♂のみ。

ヒゲナガオトシブミ
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こちらも例年アブラチャンで見ている。揺籃は切り落としてしまう。写真はオス。
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こちらはメス。食事中。

ヒメコブオトシブミ
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交尾中。イラクサ科で揺籃をつくる。

ヒメクロオトシブミ
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フジの葉に切り込みを入れて揺籃をつくりはじめるところ。ごく普通種だが、地元の公園では見つかっていない。

ルイスアシナガオトシブミ
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ケヤキなどで揺籃をつくる。
オス同士の戦いの様子を以前に動画で撮った。(揺れが激しい)

https://www.youtube.com/watch?v=i7uee7aHdP8&t=5s

ドロハマキチョッキリ
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ドロハマキチョッキリには色の変異がある。以前見たのは濃青色型(関東地方)だったが、今年は違う色のものを見ることができた。上の写真は赤銅色で、以前はトウキョウハマキチョッキリという別種に分類されていたそうだ。
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カエデの上にいるのは緑色型(東日本)。とてもきれいだったが、望遠レンズしか持っていない日で、風も強く、こんな写真しか撮れなくて残念だった。

ドロハマキチョッキリの揺籃
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イタドリにて。

グミチョッキリ
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グミチョッキリは、以前地元で見られていたのだが、ここ何年か見られなくなっていた。たいていグミの実がなっているころ、実で交尾・産卵しているのを観察してきたのだが、このときは、まだ実がなっていない4月だった。羽化するのは案外早いことがわかった。10匹はいたと思うが、その後あっというまにみないなくなった。どこへ行ったのだろうか。

クチナガチョッキリ
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クチナガチョッキリも以前は地元でたくさん見られた。ヒイラギナンテンの実が大きくなったころ、実の色にそっくりなこの虫が現れ、やはり実で交尾・産卵する。しかしやはりここ数年全く見られなくなった。今年はAさんが公園内の1か所で発見して教えてくれた。公園のあちこちのヒイラギナンテンをチェックしたが、その1か所でしか見られなかった。











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# by 2008oharu | 2017-06-18 13:19 | 甲虫 | Comments(2)

オトシブミ・チョッキリ2017 ミヤマイクビチョッキリ

ゴマダラオトシブミを探しに行った栗林は、オトシブミ・チョッキリの宝庫だった。
初めに一人で行ったときは、とにかくゴマダラオトシブミを見つけたいと必死だったので、他の昆虫にはよく注意を払わなかったが、揺籃がいろいろあることだけは気づいた。

2度目はマナティさんと一緒にいったし、ゴマダラオトシブミはすぐに見つかったので、少し余裕をもって他の昆虫にも目を向けられた。

ミヤマイクビチョッキリ
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揺籃は棒状で、裁断線は長短の2本、クリやコナラで揺籃をつくる5mm以下のチョッキリ。
出来上がった揺籃。
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巻き始めている個体がいた。
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途中で中へ入っていったので、卵を産んだのかもしれない。
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しかし、この個体は途中で作業を止めてしまったので、中を見てみたところ、卵は見つけられなかった。
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脚を踏ん張って葉を引き寄せながら巻いていくのは、他のオトシブミ・・チョッキリと同じ。
ミヤマイクビチョッキリの揺籃づくりを見たのは初めてだった。


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# by 2008oharu | 2017-06-17 10:03 | 甲虫 | Comments(0)

オトシブミ・チョッキリ2017 その2

カシルリオトシブミは5mmに満たない小さな虫だ。ルリオトシブミの仲間で、前胸が金色をしているので他のルリオトシブミとは区別がしやすい。
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実はこのオトシブミは、地元の公園やその周辺でも見たことがある。イタドリの葉やノブドウなどの葉にいたのだが、ひたすら食事中で揺籃をつくっている様子はなかった。どこから発生したのか知りたかったが、その後成虫すらも見られなくなり、わからないままだ。

わりとどこででも見られるオトシブミのようで、低山地や丘陵地へ行けば、揺籃づくりの様子も観察できる。今年もあちこちで作業中のオトシブミを見た。

5月7日に見た交尾ペア
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5月24日に見た揺籃づくり中のメス
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カシルリオトシブミで一番びっくりしたことは、揺籃の仕上げの作業だ。巻き上がってもいつまでも切り落とさないで何かしている。写真に撮って拡大してみると、葉先の最後の部分を噛んで揺籃にしっかりとくっつけているのだ。まるで針のないホチキスで留めたようだ。
(こういう細かい作業を見るには、やはり写真が有効だ。)

今まで観察して分かった揺籃づくりの工程を、これもスライドショーにまとめてみる。

https://youtu.be/k_OMwC3FXmg

ところで、ゴマダラオトシブミを観察したクリ林で、カシルリオトシブミとそっくりな揺籃の切りあとが見つかった。さらに観察していると、揺籃づくりの最中も見られた。

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しかし、よく見ると揺籃の形がちょっと違う。
初めは、クリではこのような作り方をするのかと思ったが、家に帰って「オトシブミハンドブック」を参照してみると、どうやらナラルリオトシブミのようだ。

カシルリオトシブミは「カシ」と名がついているが、「カシ類を巻くことはまれ。」とあった。名前の付け方に納得がいかない。



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# by 2008oharu | 2017-06-16 21:16 | 甲虫 | Comments(0)

オトシブミ・チョッキリ2017 その1

円柱形の揺籃をつくるオトシブミで、地元で観察できるのは今のところエゴツルクビオトシブミのみだ。
(ポピュラーなヒメクロオトシブミさえ、今現在地元では発見できないでいる。)

エゴツルクビオトシブミは、観察し始めて以来毎年見られる。ホストの樹がエゴノキとハクウンボクで、揺籃を切り落とさないことが多いので、発見も容易だ。

今年もたくさん見ることができたが、揺籃をつくる過程を通して観察することはなかなかできず、まだまだ謎が多い。

今年の揺籃(4月26日)
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揺籃は毎年4月半ばに気付く。
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5月18日、比較的観察しやすいところで、揺籃づくりをしている場面に出会った。しばらく観察した様子をスライドショーでまとめてみる。

https://www.youtube.com/watch?v=ZB11D-RLgUQ

エゴツルクビオトシブミは、(東京では)年2化らしい。6月になるとすでに2化目が羽化を始める。

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2化目のメス。葉の丸い穴は食痕のようで、2日目の個体は1化目と比べると、よく食べていることが多い。エゴノキの葉が食痕だらけになっていることもある。

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オスは、このような姿勢で止まっていることが多い。どういう意味なのかは不明。

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6月1日には、交尾しながら葉先を丸めていく場面に出会い、しばらく観察。これもスライドショーにしてみた。

https://www.youtube.com/watch?v=9uRw1PAw7xk

過去には、最後の仕上げをしている場面なども観察したことはあるが、なかなか通して記録できない。
そして、未だ解決できない疑問が多々ある。
揺籃づくりの各場面で、オスがメスにマウントしているときと、そうでないときとがある。初めからマウントしていたり、最後までマウントしていたり、まったくオスがいない状態でメスだけが揺籃づくりをしていたりすることもある。本当の交尾は、いったいいつするのだろうか。それは決まっていないのだろうか。
また、産卵のタイミングもわからないままだ。

揺籃づくりをしている場面を見ていると、ときどき小さな蜂のようなものが葉に来ているのがわかる。これらはやはり寄生蜂なのだろうか。

地元でよく観察できる種なのに、まだまだわからないことだらけど。





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# by 2008oharu | 2017-06-14 09:11 | 甲虫 | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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