高原で出会ったカメムシから

チョウやトンボを撮りに行った高原で、たまたま目にしたカメムシたち。

ツノアオカメムシ

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緑が一際鮮やかで目につきやすいカメムシだが、その緑色は構造色のようで、光の当たり方によって、かなり違った色に見えてしまう。
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黄色っぽく見える。
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角度が悪いが、一番きれいに見える。
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かなり遠くで交尾していた。8月~9月の高原でみたもの。

エゾアオカメムシの幼虫
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初めもしかしてツノアオカメムシの幼虫かと思ったが、家に帰って調べたら、エゾアオカメムシの幼虫らしい。幼虫の方がきれいな感じがする。

トホシカメムシ
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6月中旬の高原にて。ピントが合ってないので、大きくトリミングできない(汗)。

ツマジロカメムシ
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こちらは5月中旬の高原で。この日、建物の壁面には、このカメムシがいっぱいいて、このように交尾しているものも見られた。







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# by 2008oharu | 2017-10-25 21:35 | カメムシ | Comments(0)

クロコノマチョウのもふもふ

今年はクロコノマチョウが多いかもしれない。地元で成虫を久しぶりに複数個体見たし、他所でもよく目にする。また、観察仲間の方もあちこちで見たと言っている。

地元三鷹市の公園にて

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薄暗いのでフラッシュを使うと
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ちょっと目が不自然に光ってしまう。
クロコノマチョウは薄暗いところが好きだし、成虫は地味なので見てもあまり注目しないことが多い。(幼虫はかわいいので人気だが)

今年はこんなシーンも撮れた。(東京都)
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柿に来たクロコノマチョウ。薄暗い曇天でシルエットになってしまうので、ここでもフラッシュを使って見たが、時すでに遅く、頭の見えないシーンになってしまった。
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寒空の中、ずっとこの体勢で柿の汁を吸っている模様。

同じ場所でもっと天気の良い日にまたクロコノマチョウを見た。
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ずいぶん色が違う。
この日はフラッシュを使わずにかなり近くで撮れたので、拡大してみた。
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胸の部分から翅の付け根部分が、まるで絨毯のようにもふもふになっている。鱗粉というより毛でできているような感じ。今まで、これほど翅がもふもふしているのには気づかなかった。この丈夫そうな翅で冬を乗り切るのだろうか。

この公園のジュズには、まだ羽化していない蛹もあった。
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見慣れたチョウでも、よく観察してみると、いろいろ発見がある。









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# by 2008oharu | 2017-10-22 10:24 | | Comments(4)

ヤンマ3種

カトリヤンマ

カトリヤンマは、昨年羽化直の目がまだ青くない個体に偶然に出会っただけだった。この秋、比較的近場で成熟した個体が見られるというので、ヘムレンさん、みき♂さんとともに行ってみた。1回目は気温が低すぎたのか空振り。2回目にやっと見られた。

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オスは同じ場所でずっとホバリングを続けていたので、それを撮り続けること数百枚、ついにこちらが根負けし、最後には集中力を失うほど。
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暗めの場所でホバルので、翅が止まるようなスピードでは撮れなかった。

別の場所ではメスが産卵に来ていたが、これもかなり暗く、参考写真のみ。
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ヤンマの仲間は、このような湿ったどろのある場所で産卵することが多いようだ。

マダラヤンマ

9月下旬、マダラヤンマ狙いで、栃木県方面へ。ヘムレンさん・みき♂さんらとねばって探したが見つからず、諦めて帰ろうとしたとき、管理の方と偶然に出会い、見られる場所を教えてもらい、再挑戦。その場所へ行くとほどなく、いきなり現れてすぐ近くでホバリング。近すぎてピントが合わないほど。
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結局現れたのはこの1回のみだったが、なんとか目的を達することができてよかった。もちろん、ライファーだ。教えてくださった方に感謝。

オニヤンマ

9月上旬、入笠へ行った帰りに立ち寄った河原で、何匹かのオニヤンマが飛び回っては止まっているのをみき♂さんが発見。オニヤンマはそれほど珍しいわけではないが、河原のような開けた場所では比較的撮りやすい。
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ヘムレンさん・みき♂さんコンビに誘ってもらって、今年はトンボもいろいろ見ることができた。





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# by 2008oharu | 2017-10-19 09:51 | 蜻蛉 | Comments(2)

秋と言えば、赤トンボ

赤トンボ(アカネ属)は秋の代名詞のようなトンボだが、種類によって実はずいぶん違いがある。

今年出会ったアカネ属から。

真っ赤になったナツアカネのオス(9月26日栃木県)
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ナツアカネは地元でも見られるが、これほど真っ赤になった個体にはなかなか出会わない。

ネキトンボのオス(10月5日埼玉県)
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ネキトンボは、羽化してわりとすぐに赤くなるタイプ。翅の一部雄赤い。地元でもときどき目にするが、あまり多くない。

キトンボ(10月5日埼玉県)
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キトンボは地元では見られない。翅の半分ぐらいが橙色。

ミヤマアカネ(10月5日埼玉県)の交尾
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オスは縁紋が赤くなる。ミヤマと名前がついているが、東京都の低山地・丘陵地でもよく見られるし、たまに地元三鷹市の公園でも目にすることがある。

マイコアカネのオス(9月26日栃木県)
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マイコアカネも地元の公園で見たことがあるが、最近は見つからなくなった。

マユタテアカネの交尾(10月9日東京都の丘陵地)
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マユタテアカネは、地元の公園でもとても多く見られる。メスは翅の先が黒くなる個体もいる。

ノシメトンボのメス(9月26日栃木県)
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これはメスなので赤くないが、オスもあまり赤い色にはならない。以前は地元でもたくさん目にしたが、最近はあまり見られなくなったような気がする。成熟したオスには今季であっていない。

コノシメトンボのオス(8月6日東京都三鷹市)
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これは、8月の個体なので、あまり赤くなっていないが、成熟するともっと真っ赤になる。今季は成熟した個体には出会っていないので。

そして、アキアカネ(9月15日東京都三鷹市)この日はまだ暑い日で、逆立ちしていた。
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メスは赤くない。(同日同場所)
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アキアカネは地元では6~7月に羽化した後、高度の高い地域に移動してしまう。そして9月になると赤く成熟した個体がまた移動してくる。集団で移動してくるようで、アキアカネが一気に増える。
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10月5日埼玉県の個体
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9月30日山梨県の個体。低地に下りずに高地で繁殖する個体もいるらしい。

昨年はアカネ属なのに黒い色のムツアカネや顔の白っぽいヒメアカネも見た。














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# by 2008oharu | 2017-10-13 10:01 | 蜻蛉 | Comments(0)

ウラナミシジミ

秋になると、ウラナミシジミの到着が気になる。
今年はなんと8月8日に地元の公園でその姿を見た。
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その後目にしなかったので、台風かなにかで飛ばされてきた個体かもしれない。
次に地元で見たのは9月20日。だいたい例年通りだ。
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しかし、あっちでもこっちでも見られる年もあるが、今年はあまり多くないようだ。私は今のところ地元ではこの個体を2~3日見ただけだ。

9月26日、ツマグロキチョウなどを探しに栃木県方面に行った。そこにはクズが生い茂る場所があり、なんとウラナミシジミがたくさん乱舞していた。これだけの個体数があると、交尾なども頻繁に成立するようだ。
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しかし、関東地方では、越冬するのは難しいとされている。

10月5日、埼玉県で見たウラナミシジミの開翅。
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関東でチョウを観察している人たちは、秋にウラナミシジミが見られないと、どうしたのだろうと落ち着かないと思う。地元では全く見られなかった年もあれば、昨年の1月にウラナミシジミがいてびっくりしたこともある。

2016年1月7日のウラナミシジミ(東京都)
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日本では、鳥にしても昆虫にしても、季節ごとに出会いがあり、人々は長い年月その出会いによって季節を感じとる力を育んできたのだろう。自然が減ってくると、そうした長い年月の間に育んできた感性も失われてしまうかもしれない。そんなことを感じるこのごろだ。(感傷の秋)


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# by 2008oharu | 2017-10-07 10:07 | | Comments(0)
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近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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