アサギマダラは渡りをするチョウで、春と秋に地元の公園を通過する。
でも、最近春にはめったに見られない。秋もよほど注意して探さないと出会えないことが多いチョウだ。
今年は人に教えてもらった例も含めて、3回目にした。(写真が撮れたのは2回のみ)
▲キヅタで吸蜜▲地面で何かを吸っているフジバカマでも咲いているともっとよい条件で見られるのだろうが、今年もなんとか見ることができてよかった。
ウラナミシジミも旅するチョウで、東京には秋に現れる。
これも、その時期になると、一度は見ておきたいという強迫観念に駈られる。
以前は食草のハギで待つことが多かったが、最近はアメリカセンダングサやセイタカアワダチソウなどの外来の花で見ることが多くなってきた。
ヤブカラシやアベリアの花が咲いている一角でちょっと数えてみると、60頭ぐらいいたこともあった。
花で吸蜜しては、周りのイネ科の雑草に産卵する。
たくさんのイチモンジセセリの中に、ときどきチャバネセセリ(キマダラセセリの2化目も)も混ざっているも秋の特徴だ。
▲ハエドクソウで吸蜜するチャバネセセリ
そして、今は成虫越冬蝶のキタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメが目につくようになってきている。