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公園昆虫記

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夏の蛾から2020 その3

7~8月に見た蛾で、紹介しなかったものからいくつかピックアップ

ヤガ科
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▲ナカグロクチバ
南方系。翅の模様が面白い。
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▲オオウンモンクチバ
今年は多かった。
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▲キノコヨトウ
地味だけれどよく見ると模様がシック
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▲ウンモンキノコヨトウ
止まり方が特徴的。これもよく見るときれいな色模様
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▲アサケンモン
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▲ニジオビベニアツバ
蛾の中ではかなり派手な色
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▲ニジオビベニアツバの幼虫
非常に特徴的な幼虫
成虫と幼虫が両方見られた年は今までなかった。

その他
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▲シロテンクロマイコガ
よく見るけれど、特徴的。ハエに見間違う。
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▲ベニモンアオリンガ
非常に小さい。紅紋がないタイプ

シャクガなども見られたが、割愛する。





# by 2008oharu | 2020-09-16 22:03 | | Comments(0)

夏の蛾から2020 その2

例年なら今頃は、ヤママユガ探しにプチ遠征しているころだ。
それがかなわないので、地元で散歩中に目についた蛾をちまちまと撮っている。

ツトガ科にノメイガ亜科という仲間がある。漢字で書くと野螟蛾。幼虫が植物のズイに食い入り大きな害を与えるという意味。
昔はメイチュウ(螟虫)とも呼ばれていた。ニカメイチュウ(2化螟虫)は、年に2回発生するという意味。
形態的にはどのように識別するのかわからないが、よく葉裏に隠れて止まっていることが多い。
それで、いるのがわかっていても地面にはいつくばって撮るか、バリアングルを利用するかしないとなかなか撮れない。
今年はそれでも、他に撮るものがあまりないので、チャンスがあれば撮ってきた。
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▲葉裏に止まるノメイガ
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▲なんとか下から撮る
模様から、たぶんフキノメイガではないかと思う。


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▲スカシノメイガ
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▲モンキクロノメイガ(壁に止まっていれば撮るのは楽)
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▲ツゲノメイガ
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▲マエウスキノメイガ?
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▲ウドノメイガ?
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▲シロオビノメイガ
これが目立つようになると、いよいよ秋だ。

そして、こんなノメイガが見つかった。
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これは初見。図鑑でしらべるとこんなピンク色をしたノメイガは、「マエベニノメイガ」しかいない。
ところが、しばらくして、ネットで、「アメリカピンクノメイガ」という外来種がいると知らされる。
特徴を見比べると、翅の付け根までピンクなのは、この外来種らしい。
初見の昆虫は外来種や南方系のものが多いと改めて感じる。

ノメイガは、日本に300種ぐらいはいるそうだ。
地元でももっといろいろ見つかっているのだが、あまり低い位置に止まっているものは、わかっていてもパスしてしまう。

その他いろいろにつづく。





# by 2008oharu | 2020-09-13 21:54 | | Comments(2)

夏の蛾から2020 その1

7~8月に見た蛾から

スズメガ

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▲クルマスズメ
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▲サザナミスズメ
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▲オオスカシバ
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ホシヒメホウジャク
ホシホウジャク
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▲ヒメクロホウジャク

このところ、シモフリスズメがぜんぜん見つからない。1日に数匹見られたこともあるのに。
しかし、幼虫はいるようなので、どこかで繁殖しているのだろう。

シャチホコガ
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▲シャチホコガ(幼虫が見たい)
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▲ツマキシャチホコ
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▲キシャチホコ

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▲クビワシャチホコ

スカシバガ
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▲コシアカスカシバ
ナラ枯れて伐採されたピンオークに切り株に産卵中

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▲コスカシバ

つづく





# by 2008oharu | 2020-09-10 22:49 | | Comments(2)

ちょっと寂しいカブクワ祭り

カブトムシが擬木柵にとまっていると聞いて行ってみたのは8月上旬
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よくみると、体にうっすらと粉のようなものがついている。
実は、このカブトムシは近くのコナラから来たものらしい。

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▲コナラにも別のカブトムシ

実はこのコナラは、キクイムシ(カシノナガキクイムシ)の害を相当受けていて、大量のフラス(木くずや糞などが混ざったもの)にまみれ、ナラ枯れを起こしている。カブトムシが纏っていたこの粉のようなものは、フラスだったのだ。
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▲カブトムシのメスもフラスに埋まっていた。

カブトムシだけではない。立派なノコギリクワガタも何頭か見つかる。
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▲ノコギリクワガタ
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▲隙間に潜り込むノコギリクワガタ
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▲角が片方欠損しているノコギリクワガタ

さらに、コクワガタも。
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すでに死んでいたが、ヒラタクワガタと思われるものもいた。
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辺りを探すと、カブトムシの残骸も多数
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▲カブトムシの残骸(集めたもの)カラスの仕業だろうか。

このコナラには、「スズメバチ注意」の札があった。
たぶん、キクイムシが開けた穴などから樹液が出ていて、スズメバチも来ていたのだろう。そして、その樹液を求めて辺り一帯のカブクワも集まってきたのかもしれない。(この時は、すでに樹液はでていなかったので、スズメバチも来ていなかった。)

また、根元に堆積しているフラスはおがくずのような感じで、カブクワたちが潜り込みやすいのだろう。

しかし、今公園内のコナラはほとんどナラ枯れを起こし、いずれは伐採される運命にある。
何か、最後の饗宴のような感じがして、一抹の寂しさを感じる祭りだった。


# by 2008oharu | 2020-09-04 08:50 | 甲虫 | Comments(0)

タテハチョウのびっくり事例 その2 ゴマダラチョウの場合

ここ何年かゴマダラチョウは地元の公園では絶滅危惧種だった。1年間に一度も姿を目にしない年もあったくらいだ。
しかし2~3年前から少しずつまた復活してきた兆しがある。
今年は特に、すでに数回目にしている。

そんなある日のこと
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目の前に1頭のゴマダラチョウが飛んできた。クワ(ヤマグワ)の枝にお腹をつけながら移動している。
「それは違うよ。」と心の中で叫んだ。
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しばらくして、エノキに飛んできたので、「そうそう、それ。」と呼びかける。

その場所はこんなところ
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実生のエノキとクワの若木が隣り合っている。

ゴマダラチョウはその後またクワへ移って、なんと産卵し始めた。
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▲クワの葉に産卵するゴマダラチョウ
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▲クワの葉に産み付けられた卵

ゴマダラチョウは、再びエノキに戻って、こちらでも産卵した。
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▲エノキの葉に産卵するゴマダラチョウ
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▲エノキの葉に産み付けられた卵

エノキとクワが隣り合っているので間違えたのだろうか。
こうした間違いからもし幼虫が違う食草を食べて成長できたら、食草転換が起こるらしいが、今回はどうだろうか。

幼虫が孵るのを心待ちにしていたのだが、エノキの卵はすでに空になっているが、幼虫の姿は見当たらず、クワの卵は孵る気配がない。
葉の周りにはたくさんの天敵がいるので、食べられたか寄生されたのか。
その後の展開が見られなくて残念だった。


# by 2008oharu | 2020-09-02 10:29 | | Comments(0)