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クロスジギンヤンマ

今年、地元でトンボ・ファンが増えた。何人かの方々が、飛んでいるクロスジギンヤンマを撮りたいというので、撮れそうな場所を紹介した。
私自身、今まで何度がトンボの飛びものに挑戦してみたが、ろくな成果は上がらなかったので、一緒に再挑戦してみる。

昨年のクロスジギンヤンマ
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今年は結局もっとひどい写真しか撮れなかった。
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クロスジギンヤンマはヤンマの中では早い時期に羽化してくる。
この個体は6月上旬の個体だが、すでに翅がかなり痛んでいた。

オスのクロスジヤンマは、テリトリーを周遊してはライバルを追い払ったり、他のトンボも追いかける。そういう行動をとるうちに、翅がどんどん傷むのだろう。
飛び疲れると、一気に上に上がって樹の高いところに留まって休む。
普通はなかなかそれを目で追うことはできないのだが、この日はたまたまわかりやすいところに止まった。

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トリミングするとこんな具合
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そんなある日、お仲間から、おぼれてアメンボに襲われているクロスジギンヤンマを拾い上げたという連絡があった。
連絡を受けたときは、メスだという話だったので、産卵時におぼれたのかなと思ったが、行ってみたらオスだった。
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お仲間がメスだと思ったわけは、おぼれる前に尾つながりになっていたからだそうだ。
写真を見せてもらうと、オスがオスの首を挟んで飛んでいる。メスだと間違えたのか、それとも相手を襲うために押さえ込んだのか。
こういうことも起こるのだと初めて知った。
おぼれた個体はまだきれいな個体だった。

クロスジギンヤンマのメスは単独で産卵するようだ。
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池の中央で産卵するメス。
この様子を目にしたカイツブリの若鳥が、狙って近づいてくる。どうなるかと固唾をのんで見守っていたが、さすがに気配を察してメスは飛び去った。
しかし、産卵時は危険が多いのだろう。

すぐ近くで産卵するメス
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少しずつ場所を変えながら、かなり長いこと産卵をし続けていた。

そろそろクロスジギンヤンマのシーズンも終盤になってきた。
今年も飛びものは成果を得られなかったが、集中してみていると、いろいろな場面に遭遇できておもしろかった。






# by 2008oharu | 2019-06-19 22:57 | 蜻蛉 | Comments(0)

アオバセセリなど 2019

アオバセセリも地元では見ることができないチョウなので遠征しなければならない。
今年は2回でかけたが、1回目は空振り、2回目も空振りになりそうだったが、帰り際でやっと目にすることができた。

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2頭ぐらいのアオバセセリが同じミツバウツギにやってきたが、光の具合によってはあまり青く見えなかった。
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最後にご愛嬌に飛びもの
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なんとか今年も見ることができてよかった。

その他、遠征先でしか見られないチョウたち

サカハチチョウ
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今年は少なめ。

クモガタヒョウモン
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オナガアゲハ
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あいかわらず多い。

たまに地元でも見られるチョウ

アサギマダラ
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今季初。

クロコノマチョウ
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今までここでは見たことがなかった。


# by 2008oharu | 2019-05-23 18:14 | | Comments(2)
地元で唯一見られるチョウのスプリング・エフェメラルはツマキチョウだが、今年はよい撮影チャンスがなかった。

4月7日に撮ったオス
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4月19日に撮ったメス
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どちらも表翅を1カット撮っただけで飛ばれてしまい、裏翅は撮れなかった。
あとは、飛んでいるぼけ写真のみ。
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それほど少なかったわけではなかったが、いつも観察していた場所の花の開花とツマキチョウの出現がずれてしまい、行き当たりばったりの出会いになってしまったからかもしれない。それに、最近は外来種のカキネガラシや園芸種のムラサキハナナに産卵することが多く、生息環境が不安定になっていることもあるかもしれない。

ウスバシロチョウ

このチョウは地元では見られないので、遠征先で見る。
今年は2度観察のチャンスがあったが、これと言って特記すべき場面が見られたわけではない。

ミツバウツギの花と青空
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ミツバウツギで開翅・吸蜜
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ハルジオンで吸蜜する交尾嚢をつけたメス
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どちらも一応今年も見られましたという報告です。

# by 2008oharu | 2019-05-15 21:13 | | Comments(0)

ゴマダラチョウの羽化

昨年の125日のこと。地元の公園のエノキ(実生若木)にゴマダラチョウの幼虫が見つかる。それがニュースになるほど、ここ何年かゴマダラチョウの幼虫は目にできない状況だった。

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その幼虫は次に見たときには見つからなかった。時期も時期でもあり、越冬のために根元に下りたのだろうと推測し、少し根元の葉をチェックしてみたがわからなかった。

今年の325日、ゴマダラチョウの幼虫のことはほとんど忘れていたころ、「幼虫がいましたよ。」と教えてくれる人がいた。慌てて見に行く。ゴマダラチョウの幼虫だった。12月に見た幼虫が越冬を無事に終えて上ってきた可能性が高い。暖かくなって目覚めたのだろうが、その日はまた冬の気温に戻っていたので、まるで二度寝を決めたように、枝にくっついて動かない様子だった。エノキの葉もまだ展開していない。

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しばらくたった46日、また観察に行くと、なんと脱皮して終齢になり、伸び始めたエノキの葉を食べている。この脱皮したての春型終齢幼虫の色は、エノキの新葉の色合いとそっくりで、いつみても驚かされる。

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47日。ゴマちゃんのお顔を撮る。このとき、胸脚がやはり4本しか見えないことに気付いた。タテハチョウの脚は1対が退化して4本に見えるのだが、幼虫時代からそうなっているのを初めて知った。

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その場に行ったときはいつもゴマちゃんの無事を確かめていたのだが、418日、ついに見失ってしまった。蛹になったのかもしれないと、エノキの葉裏を一生懸命チェックしたのだが、見当たらない。鳥に食べられてしまったのだろうかと悲観的な気分になって諦めかけたころ、いっしょに見ていたお仲間が、少し離れた違う種類の葉の裏にいるのを発見。前蛹状態に入っていた。よかった。

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この日は頭を上にしていたが、次の日には頭が下になっていた。そして420日、ついに蛹になった。

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蛹の様子も行くたびに無事にあるか、変化していないかをチェックした。なんとなく中が黒っぽくなってきているように思えたが、劇的には変化していなかったのでまだかなと思っていたところ、知り合いの方から「羽化している」と連絡をいただいたので、あわてて駆け付ける。幸いまだ蛹の抜け殻についているところに間に合った。

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私が駆け付けたのは1150分ごろ、移動して翅を開いたり閉じたりしながら、ついに飛び立ったのは2時半ごろだった。

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地元ではここ何年か成虫を目にするのもまれになるほど減ってしまったゴマダラチョウだったが、自然状態で無事に成長し飛び立つまでを観察することができ、感慨もひとしおだった。ゴマダラチョウがまた少しずつ生息数を増やしていってくれればうれしい。

補足:アカボシゴマダラの迷走?

ゴマダラチョウの幼虫を発見したきっかけになったのは、実はアカボシゴマダラの蛹をお仲間が見つけて教えてくれたからだった。本来なら幼虫の姿で越冬するはずのアカボシゴマダラがなぜ12月上旬に蛹になっているか。蛹は無事に羽化するのか。それを見届けようと観察していた時、別のお仲間が同じエノキにいるゴマダラチョウの幼虫を発見したのだ。

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アカボシゴマダラの蛹はしばらく何の変化もなく蛹の状態のままだったが、あるとき木の枝ごと無くなってしまい、顛末は見届けることができなかった。

アカボシゴマダラの越冬幼虫も2例見られたが、どちらも春を待たずにいなくなった。人為的移入により一時大繁栄したアカボシゴマダラだが、その繁栄に少し陰りが見えてきたのかもしれない。


# by 2008oharu | 2019-05-12 23:27 | | Comments(4)
チョウのスプリング・エフェメラルもほとんどが郊外へプチ遠征しないと見られないが、毎年一度は目にしたい。

コツバメ

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コツバメは2か所で見た。このヒュウガミズキの花には毎年コツバメが来る。何株かあるのにいつも決まった株に来るのが不思議だ。なんとか表翅を撮ろうと少し粘ったが、今年も失敗。
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ピントが合っているのは、触覚の先だけだった。

もう一か所はギフチョウを撮りに行ったところ。
ここで見たコツバメは、翅が欠けていた。
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花どまりも撮れず、なんとも中途半端に終わる。

ミヤマセセリ
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ミヤマセセリも2か所で見た。初めの場所では、オスばかりが元気よく飛び回り、なかなか止まらない。見たという証拠写真だけ。

もう一か所はやはりギフチョウポイント
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スミレの花に。
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こちらはメス。花はアマナだろうか。
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マメザクラにもよく来ていた。
スギタニルリシジミもいたのだが、つまらない写真しか撮れなかったので割愛。

今年もなんとか見られたという報告です。


# by 2008oharu | 2019-04-24 22:45 | | Comments(0)

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


by 2008oharu
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