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公園昆虫記

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2026年3月の蛾から

トビモンオオエダシャク祭り

トビモンオオエダシャクは、2月末に見つけたが、その後3月中旬になって、他の方によって5頭もの成虫が見次々と見つかった。
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▲右上は交尾ペア

私が見つけた個体は次の日卵が見つかったが、それはみなどんどんつぶれてしまった。無精卵だったのだろうか。
しかし、左上の個体は、次の日から卵を産み始め、なんと6日間産卵し続けた。
卵はつぶれず、正常だった。
もう1頭も産卵しそうだったが、どうも腹が傷ついてしまったようで、2日後にいなくなった。
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▲産卵するトビモンオオエダシャク

トビモンオオエダシャクは、成虫を見るのも3年ぶりだったが、産卵を見たのは初めてだ。無事に幼虫が孵るだろうか。

シロテンエダシャク

3月に入るとすぐにシロテンエダシャクが出現し、これも毎日のようにあちこちで見つかる。
しかし、翅の模様の個体差がとても大きくて、びっくりした。
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アトジロエダシャク

春の蛾と言えばアトジロエダシャクを思い浮かべるほど、定番のシャクガで、毎年多く見られる。
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モミジツマキリエダシャク
これも連絡をもらってみつけたもの。
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ハスオビエダシャク
ヤガのような形のガ
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ホソバトガリエダシャク
これもエダシャクらしくない形。
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ヤガもぞくぞく
ヨスジノコメキリガ
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スモモキリガ
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シロヘリキリガ
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等々

# by 2008oharu | 2026-04-01 17:47 | | Comments(0)

2026年2月の蛾から

1月に引き続き、フィールドにはウスバフユシャク・クロテンフユシャクたちが、交尾したり産卵したりするのが毎日見られた。

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▲産卵するInurois属

また、ヒロバフユエダシャクも、1月はメスが未見だったが、2月にはペアが見られた。
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▲交尾後のペアと思われるヒロバフユエダシャク

ここ何年か減少しているシロフフユエダシャクは、同日に別々の場所で一度だけ見られた。(発見者から教えてもらって)
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▲シロフフユエダシャクのオス
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▲同メス
シモフリトゲエダシャクは、2月14日に教えてもらったのだが、私が見に行ったときは見られず、今年は無理かと諦めていたが、今日(3月1日)に見ることができたので2月の蛾に入れておく。
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▲シモフリトゲエダシャクのオス

これで概ね今冬の新出フユシャクは終わりかもしれない。(シモフリのメスを期待したいが)
今年目にしなかったのは、クロバネフユシャクだ。
そもそも同属のシロオビフユシャクもとても少なかった。

そして、蛾のスプリングエフェメラルたちの季節になる。

オカモトトゲエダシャク
今季は、人に教えてもらって2月15日、16日、23日と続けて3頭見ることができた。
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どれもメスだった。その後男子トイレにオスがいたらしい。

トビモンオオエダシャク
そして、4年ぶりにトビモンオオエダシャクの成虫を見つけることができた。
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▲トビモンオオエダシャクのメス
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▲翌日この個体は卵を産んだようだったが、卵の多くはつぶれていた。

春のヤガも出てきた。
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▲カバキリガ
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▲ホソバキリガ
春のシャクガ
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▲ウスベニスジナミシャク

という具合に、季節はどんどん春らしくなってきた。

# by 2008oharu | 2026-03-01 17:50 | | Comments(1)

2026年1月の蛾から

1月に見られた蛾のほとんどはフユシャクの仲間だった。
12月末から異常発生かと思うほど多く見られたイチモジフユナミシャクや、チャバネフユエダシャクも1月に入ってからも多く見られた。

ウスバフユシャク
12月末ごろから出現し始め、今も見られる。出現期が長く、個体数も多いフユシャクだ。
夜行性と言われているが、昼間でも交尾中のことがわりと多い。
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▲翅の後ろから余計な肢が見えるので、交尾中だとわかる。
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▲後ろから覗いてみると、メスがいることが確かめられる。

ウスモンフユシャク
ウスバフユシャクに似ているが、翅の頂点からの線がない。
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▲こちらも肢が見えるので、交尾中
クロテンフユシャク
クロテンフユシャクもウスバフユシャクに似ているが、全体的に薄い色で、翅を横切る線が点線のように見え、くの字に折れ曲がるのが特徴。
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▲これも交尾している。
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▲覗いて確認

これら3種は同じInurois 属で、メスだけが単独でいると見分けがつかない。

シロオビフユシャク
この冬は少ない。同属のクロバネフユシャクも確認していない。
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ナミスジフユナミシャク
クロオビフユナミシャクと交代するように現れる。出現期は比較的長い。
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▲ナミスジフユナミシャクのオス
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▲ナミスジフユナミシャクのメス

ヒロバフユエダシャク
1月後半から出現。まだメスは見ていない。
同じ時期に見られるはずのシロフフユエダシャクは、ここ何年かとても少ない。今年もまだ見られない。
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▲ヒロバフユエダシャク
シロトゲエダシャク
名前に「フユ」がつかないが、フユシャクの仲間。10年近く前に見て以来だ。
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フユシャク以外では
マエアカスカシノメイガ
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▲季節を問わず見られる
キノカワガ
以前はもっと見られた成虫越冬のコブガの仲間。
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▲天井近くでわかりにくい。




# by 2008oharu | 2026-02-01 18:18 | | Comments(0)

12月の蛾から 2025

11月から出ているニトベエダシャクは、12月9日ぐらいまで見られた。同じくチャエダシャクも12月13日ごろまで目にした。
そして、11月27日に初見したクロスジフユエダシャクがそれらと平行して見られた。
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▲昼行性だが、昼間も建物内にとまっていることがある。
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▲オスは天気が良い日は地面近くをずっと飛び回りメスを探す。
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▲何も食べないので、休憩するときだけ止まる。

辛抱強くオスを追いかけていれば、メスを発見できる可能性があるが、今年は見損なった。
クロスジフユエダシャクは、12月半ばごろまで見られた。

次に出現したフユシャクは、クロオビフユナミシャクだった。
12月13日ごろから、25日ごろまで見られた。
クロオビフユナミシャクは、最近個体数が少なくなっている気がする。メスは1例しか見られなかった。
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▲比較的翅が長いクロオビフユナミシャクのメス

そして、チャバネフユエダシャクイチモジフユナミシャクが同時に出現。
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▲12月18日に見たチャバネフユエダシャクのオス
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▲オスの翅のバリエーション
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▲12月22日に見たチャバネフユエダシャクのメス

チャバネフユエダシャクは、昨冬はあまり目にしなかったが、この冬は普通に見られた。
オスは1日に複数個体、オスに遅れてメスもぼちぼち出現。1月まで見られると思う。

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▲イチモジフユナミシャクのオス チャバネフユエダシャクと同じ時期に出現
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▲イチモジフユナミシャクのオスの翅のバリエーション

イチモジフユナミシャクはなんと同じ場所に一度に40頭以上も見られるという異常発生。
メスはその後やっとちらほら見られるようになっている。これも遅れて1月に増えるかもしれない。
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▲イチモジフユナミシャクのメス
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▲後ろ翅は青くない。下の粒は卵か。

月末にはウスバフユシャクも出現したが、これは来月に回す。



# by 2008oharu | 2025-12-31 08:32 | | Comments(0)

11月の蛾から 2025

今年はウスタビガが当たり年だったが、他にも当たり年の蛾があった。

ケンモンミドリキリガ
年1化、秋に成虫が見られる蛾である。
毎年1個体ぐらいは見られるので、そろそろ出るかと探し始めていたところ、11月1日にさっそく見られた。
きれいな蛾だし、期間限定で数も少ないので、他の人にも連絡したぐらいだ。
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△1月1日に見たケンモンミドリキリガ

この個体は3日ぐらい同じ場所にいた。やれやれ今年も無事に見られたと喜んでいたら、10日後ぐらいに別の個体が出現。
その上次々と出てきて、ピーク時には同じ場所に6個体ぐらいいたこともあって、びっくり。
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△23日ごろまであちこちで次々と見られたケンモンミドリキリガ

ケンモンミドリキリガと同じ場所に、ヒメノコメエダシャクも現れた。
これも年1化、秋に成虫になる蛾だ。
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                       △11月2日に現れ、17日ごろまで複数個体見られた。

ニトベエダシャク
これも年1化、晩秋の蛾である。
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△11月22日に現れた最初の個体
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△その後あちこちに次々と複数個体が出現、未だ出続けている。

チャエダシャク
これも年1化、晩秋の蛾
11月18日に最初の個体が出現。今も複数個体で続けている。
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これら当たり年の蛾に比べて、少なめの秋の蛾もいる。

ミノウスバ
年1化、秋に成虫になる。
毎年同じマサキで見られるので、ずっとチェックしていたが、なかなか現れない。他の場所でオスが飛び始めたのに、結局交尾産卵も見られなかった。
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△飛び回る♂が一瞬止まったところ

ウスミドリナミシャク
例年は、あちこちで見られるのに、11月7日に1度目にしただけ。(他の方が見ているが)
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その他11月にみたもの
カブラヤガ
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コテングアツバ
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ノコメトガリキリガ
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ウスキトガリキリガ
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等々。

最後に越冬前の大きくて立派にアケビコノハも見られた・
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27日にはついにフユシャクのクロスジフユエダシャクも飛び始めた。
これは12月に掲載予定。

# by 2008oharu | 2025-12-01 21:33 | | Comments(0)