長い長~い名前だが、意味は単純。
空き地の盛りを過ぎたセイタカアワダチソウにたくさんついていた。
↓セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ。2009年11月7日。武蔵野市の空き地
↓有翅のアブラムシ。
↓全体像
アブラムシといえば天敵のテントウムシ。
ざっと見たところ2匹見つかる。
すでにあまり元気ではない。
ハエなどがアブラムシの出す蜜を吸いに来ていた。
↓ナミテントウ。同日同場所。
セイタカアワダチソウは北米産の帰化植物である。
その外来種を特に選んで食害するアブラムシであるセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシも当然ながら外来種だ。
あちこちのネットで調べると、このアブラムシが発見されたのは1991年だそうで、植物が帰化してからかなりの年月が経っている。
このアブラムシが帰化することによって、テントウムシやアブ・ハエ・アリ、それを狙う肉食昆虫などとつながりができ、セイタカアワダチソウは、日本の生き物の生態系の中にほぼ完全に組み込まれたということになるのだろう。
このアブラムシの生活史などは、ざっと調べたところではあまりわからなかった。
(例えば、越冬の仕方とか、セイタカアワダチソウ以外のどんな植物につくのかとか…。)