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公園昆虫記

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ヘラクヌギカメムシの産卵

↓交尾するヘラクヌギカメムシ 2009年11月21日 井の頭三角公園のコナラ
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↓産卵する場所を探すメス。同日同場所
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腹がぱんぱんに膨らんではち切れそう。

↓産卵 同日同場所。
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↓産卵 玉川上水緑道のコナラ。同日
ヘラクヌギカメムシの産卵_d0146854_2118588.jpg


お腹が少ししぼんできている。
この日は産卵日和だったようだ。

昨年推測したように、やはりコナラにはヘラクヌギカメムシが産卵している。
クヌギにはクヌギカメムシの可能性が強い。
すみわけしているのだろうか。
by 2008oharu | 2009-11-23 21:22 | カメムシ | Comments(2)
Commented by まつゆか at 2009-11-24 17:49 x
またすごい写真をありがとうございます。
クヌギカメムシは、あんまり好きな虫じゃないのですが、こうして生命の神秘?の姿は、やっぱりちょっと美しいですね。

ところで、越冬蛹の日照条件のついでに、春型と夏型に分かれる条件はご存知ですか?越冬したら春型になって、越冬しなかったら夏型になって・・いろいろ仮説をたてていたら、頭が朦朧としてきてしまいまして・・・σ(^-^;)
Commented by おはる at 2009-11-24 23:57 x
まつゆかさん、今晩は。
クヌギカメムシの面白さは、このあと真冬に卵が孵化することです。
そして、幼虫は卵が包まれていたゼリー物質を食べながら、春を待つのです。

蝶は、種類によって年1化のものや2化~数化のものまでいろいろあります。年に何化か発生する蝶は、やはり幼虫時代の生育条件によって季節型になるようです。
その条件は日照時間や温度だといわれています。
幼虫時代に人工的に日照時間を調節したり、温度を変えて羽化した蝶の季節型を確かめる実験もなされているようです。