これこそ、ルイスアシナガオトシブミ!
↓ルイスアシナガオトシブミ。2010年6月17日。裏高尾林道
前中腿節が太くなっているので間違いないだろう。
ウスアカオトシブミと比べると、かなり小さい。(体長4.4-6mm)
この個体は後翅がうまくたためないのか、翅を開いたり閉じたりして動き回っていた。
揺籃はケヤキ・ハルニレ・ミズメにつくるとある。
ケヤキなら近所にもたくさんあるので、注意しておこう。
そして、
ウスアカオトシブミの揺籃
やはり以前に見た薄茶色のオトシブミは、ウスアカオトシブミだったにちがいない。
大きさが全然違う。6.5-7mmとあるが、とても大きく感じた。
アジサイ系の葉で揺籃を作っているところだったが、揺籃もかなり大きい。
このオトシブミはきわめて広食性とある。
↓揺籃をつくるウスアカオトシブミ。2010年6月17日。裏高尾林道
↓主脈を切る。切ってもつながっているので落ちない。
以前見た落下揺籃の謎はまだ解けないが。
ヒメコブオトシブミも揺籃を作っていた。
↓揺籃を作るヒメコブオトシブミ。同日同場所。
↓大きな葉で作業中。
こちらは、イラクサ系。
以前に成虫だけは何度か見たが、揺籃づくりをしているところを見たのは初めて。
体の大きさの割には、揺籃はとても大きい。
イラクサ系の葉にはあちこちにたくさんの揺籃が作られていたので、このオトシブミは今が旬なのかも。
「オトシブミ・ハンドブック」にはコブオトシブミとあるが、多くの資料にはヒメコブオトシブミと書かれているので、ヒメコブオトシブミとした。
アブラチャンにはまだ何匹かヒゲナガオトシブミも見られたが、すでに旬はすぎている感じだった。