トノサマバッタのいた草原には、もう一種類のバッタも多く目に留まった。
トノサマバッタよりかなり小さいヒナバッタだった。
↓ヒナバッタのオス。2010年10月18日。埼玉県
↓同じくヒナバッタ。2010年10月23日。同場所。
ところで、同じ場所にもう一種、バッタがいた。
↓もう一種のバッタ。
上のバッタより少し大きいし、模様もかなり違う。
家に帰って図鑑を見たり、ネットでいろいろ検索したが、なかなかこれだというものが見つからない。
唯一の手掛かりは、ヒナバッタとオスと一緒にいたということだ。
↓ぼけているが、右がヒナバッタのオス。
このオスは、もう一種のバッタに近寄りつつ、翅を振るわせるような動作をしていた。
つまり、左は、ヒナバッタのメスなのではないだろうか。
でも、確証はまったくない。
ご存知の方は、教えてください。
バッタも識別はなかなか難しい。
ほかに、交尾するイナゴ、ショウリョウバッタの雌雄なども見られた。
もう一つ、面白いと思ったのは、トノサマバッタたちが草の生えていない道路で交尾することだ。
(草の中でも交尾しているかもしれないが、それは見つけられないので、比べられないが。)
人が歩くと、交尾のまま重そうに跳ねてよける。なぜ、わざわざ人が通る小道に出てきて交尾するのだろう。