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ジョウロウグモの産卵後

↓ジョロウグモが卵嚢の上に居るのが目に入った。2010年11月1日。井の頭公園
d0146854_20482735.jpg

家に帰って、写真をよく見ると、確かにお腹の膨らみは小さくなっているが、
以前見た産卵後のしぼんだ状態と比べると、まだいくらか膨らんでいる。

そして、さらに別の角度から撮った写真を見てみたら、お尻から糸が出ているではないか。

↓糸を出しているジョロウグモ。
d0146854_20512216.jpg

この母グモは、まだ卵嚢の仕上げ中だったのだ。

普通、卵嚢は、上から糸で押さえられ、さらに枯葉などでカモフラージュされているものが多い。
これから少なくとももう少し糸を掛けるつもりだったのだろう。

初めて見る場面だったのに、観察力が足りなかったようだ。
この後卵嚢はどうなったのか、母グモは果たして卵嚢を離れるのかどうか、明日もう一度確かめる必要がありそうだ。

追記:
次に日にまた見に行くと、母グモはまだ卵嚢にくっついていた。
糸はお尻からまだ出ていたが、たるんでいるし、卵嚢の様子にも変化はなかった。
毎日見に行ったわけではないが、11月6日(土)に見ると、母グモはいなかった。
他の方の観察によると、5日まではいたそうだ。

どう考えても、ジョロウグモの母グモが卵を守り続けるという考えは、当たっていないと思われる。
まず、数日間卵にはりついているだけでは、卵の生存率が高まるとは思えない。
卵は一冬越冬し、初夏まで孵化しないのだから、孵化するまで守り続けないと意味がないのではないか。

次に、前にも観察したが、お腹のしぼんだジョロウグモが、網を張って生きている例がかなり見られる。
卵を産んだあとも、卵から離れて可能な限り生き続けているらしいのだ。

今の時期、まだお腹の膨らんだジョロウグモもいるし、主の居なくなった網だけが残っているものもあるし、
お腹がしぼんだクモが網を張っている場合も見当たる。

↓まだ産卵前と思われるジョロウグモ。2010年11月10日。善福寺公園
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↓お腹がしぼんだジョロウグモ。同日同場所
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by 2008oharu | 2010-11-01 20:56 | 昆虫でない虫 | Comments(0)

近所の公園で見かけた昆虫についての雑記帳


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