↓産卵するクロバネフユシャク。2012年1月10日。井の頭公園
これがクロバネフユシャクかどうかは確証はない。
キドバンさんという方のブログで、クロバネフユシャクの産卵写真を見たことがあり、それはこのような卵塊だった。同じような卵を産む冬尺が他にあるとしたら、ちょっと区別はできないが。
シロオビフユシャクの産卵は以前に見たが、長い1列の卵塊状だった。
腹の先の様子を拡大すると、わかりにくいが卵が見える。
ただし、卵を覆う毛がどのようにつけられていくのかはよくわからない。
しばらくしてまた様子を見に行くと、すでに産卵を終え、卵塊の上に腹先をなすりつける行動を繰り返している。
さらに毛を付けているのだと思うが、卵塊に粘着物質があって、自然に毛がつくのだろうか。
仕上げを見たかったのだが、再度見に行ったときは、すでにメスはいなかった。
↓完成した卵塊
メスはどうなったのだろうか。
あちこちで寸詰まりのようなメスを見かけるが、これが産卵後の姿なのだろうか。
再度産卵することもあるのか。それともあとは寿命が尽きるのを待つのみなのか。
↓寸詰まりのメス。
↓クロバネフユシャクの♂。2012年1月8日。井の頭公園
この何日かシロオビフユシャクの♂はたくさん見たが、クロオビフユシャクはこの日が初めてだった。
産卵の様子を動画で撮ってみたのが以下。
YOU TUBE動画
その他、今日はお仲間がウスモンフユシャクを見つけた。
↓ウスモンフユシャク。2012年1月10日。井の頭公園。
また、昨日は、ナミスジフユナミシャクのメスらしきものを見つけた。
↓2012年1月9日。井の頭公園。
追記:
11日に同じ場所でナミスジフユナミシャクの♂を見たので、上の写真はナミスジフユナミシャクの♀と思ってほぼまちがいないだろう。
↓ナミスジフユナミシャクのオス。2012年1月11日。井の頭。